ディーラーの営業担当には、もっと誇りを持って欲しい。

No car, No life
ゴルフを見に行った時の話。

ポルシェ好きの我が家だが、夫の通勤用と、家族4人+誰かで外出しなければならない時用に、我が家には「VW ゴルフ7 ALL Star」がある。(パナメーラは4人乗りなので)

以前ゴルフ購入を検討しはじめた頃のこと。すぐに買うというわけではなく、「まずは話を聞いて試乗してみたいな」という話になり、ふらっと家族でフォルクスワーゲンの店舗に行った。すると、営業担当が来て、まずは席に案内してくれた。

「今日はどのような車をお探しですか?」「奥様もメインで乗られる車をお探しですか?」とか色々聞いてもらって、「ゴルフを検討している」というと、展示されている車を案内してくれて、座席に座ったり、触ったりさせてくれた。

ここまでは普通。

「では、試乗にいかれますか?」ということで試乗に繰り出したところから、営業のスイッチが入ったのか、一方的な営業モードに切り替わった。

営業:「車を買う決め手はなんですか?」
夫:「一概にはいえませんが…性能と乗り心地と、それにあった価格帯かどうか、あとビビッとくるかどうか…ですかねぇ。」
営業:「……。」

…え、スルー!?なんで今の返答にスルーしたん!?

営業:「ゴルフはそこまでのパワーは無いですが、それを感じさせないでしょう?」
夫:「そうですね。緩やかな坂道でも余裕でのぼりますね。」
営業:「……。」

…え、だからなんでスルーするの!?

営業:「信号待ちでもHOLDになるので、ブレーキから足を離しておけるから楽ですよ。」
夫:「確かに、これは楽ですね。街乗りだと便利かも。でも通勤で使うとなると高速道路を使うので、高速の乗り心地も見てみたいかも」
営業:「……。」

…えぇーっと…聞いてます??

なんだか自分が聞きたい質問をするのに必死で、こちらの話は全く聞いてない感じだった。

なんだか残念な結末に。

試乗を早々に終えてディーラーに戻ると、営業担当がこう切り出してきた。「今月、決算セールなので、今月決めて頂いたらお安く出来ます!」

…え!!もうクロージング?

買うとも言ってないのに、ましてや今月買うなんて言ってないのに。はやくねぇかぃ?そして夫が「他にも、●●や●●(他メーカー)も検討しているんです」と返すと、「そうですか…」と意気消沈。

いやいや、そこはもっと食いついてこいよ。

そんなこんなで噛み合わないまま、「いくらだったらご検討頂けますか?」と言われたので、「●●万円だったらいいかなぁ。」と、あり得ない安い金額をいってみた。(意地悪してすみません)すると「さすがにそこまでは…」ということだったので、結構分厚いゴルフのカタログだけもらって帰ってきた。

帰宅後、早速ゴルフのカタログを広げて読んでみたのだが…なんと私はものすごく感動してしまったのである。そこには、ゴルフが誕生したいきさつ、そして改良を重ねてきた経緯、どんな思いで開発してきたか、安全性能や乗り心地について、事細かに書かれていた。

読めば読むほどいい車で、素晴らしい車であることわかり、これがあの価格で手に入るなんて、安すぎるとさえ思った。「ゴルフってこんないい車なんや…。」するとだんだん腹が立ってきて、

「私やったらもっとうまいこと営業できるのに!あの人ゴルフへの愛情が全然無い!!あり得へん!」とか憤るものだから、夫が横から「まぁ、まぁ、ディーラーの営業やからってみんながみんな車が好きとは限らんからな」とか言う始末で。

その後も、夜の22時頃にメールが来たり、凄い時間に電話がかかってくきたり、何度かディーラーに足を運んだ結果、我が家にゴルフがやってきたが、購入前はあれだけ毎日のように連絡があったのに、購入後は連絡はぱったりなくなった。

通勤で乗るからすぐに5000キロとか距離行くんだから、点検の案内をしてくるかと思いきや、そういうのも無く…。するとつい先日、久しぶりにフォルクスワーゲンから電話がかかってきた。

「前任の●●が退職致しまして、私が今後は新たに担当させていただくご挨拶で、お電話させて頂きました」

えーあの人辞めたん!!!!

せめて辞めるなら、1年以内に購入してくれたお客様には連絡するとか、メールで「退職しますから次の担当は」くらい言ってきたらいいのに。もはや車愛というか、人としてそれはどうかというレベル。

営業向いてなかったのかな。仕事が辛かったのかな。ディーラーの営業担当がみんなこうではないけど、車は、開発者や設計者やみんなの血と汗の結晶なんだから、もっと誇りを持って営業してほしいなという思う今日このごろである。

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