顧客の期待を超え続けるポルシェの根底にあるもの。

ポルシェという会社について
顧客の期待を超え続けるポルシェ。

ポルシェの凄さは色々あれど、その中の1つに“顧客の期待を超え続ける”ことが挙げられると思う。現在のパナメーラエディションは、十分素晴らしい車で何の申し分もなく、以前こんな風にブログに書いたことがある。

駐車場での堂々とした佇まいといい、

王者の貫禄といい、

高速の合流の加速といい、

そのエンジンの音色といい、

ハンドルの人馬一体感といい、

アクセル踏んだ分だけ忠実に加速する感じといい、

地面の接地感といい、

安定感といい、

どっしりした巨体感といい、

それでいて重さをストレスと感じさせない走りといい、

乗るだけでまるで人間の格が上がったように錯覚するくらいの雰囲気といい、

 

すごい、素晴らし過ぎる。

 

小回り効かんだろうが、

普通の駐車場停めれんだろうが、

燃費悪かろうが、

細い道通れんだろうが、

 

そんなことをはるかに凌駕する素晴らしい車だ。

新型パナメーラの試乗に行ったときのこと。

本当に日々感動する中で、昨年ドイツで新型パナメーラが発売され、今年の2月頃、日本にも第一弾が上陸した。ディーラー担当のHさんから早速、「パナメーラの4Sなら試乗できますが、どうされますか?」と連絡があり、「いきまーす!」と二つ返事で答えて夫婦で試乗に行った。

…が内心はこう思っていた。

「今のパナメーラを、超えるなんて絶対に無理だ」

「911が、嫉妬する」というキャッチフレーズまでつけられていたが、それは言いすぎだと思ったし、期待し過ぎて「思ったほどじゃなかった」とがっかりするのも嫌だなぁという気持ちさえあった。

が…試乗2秒で、こう思った。

…ど、どえらいことしやがったで、ポルシェさん!!

なめらかさが現行モデルの比じゃない。アクセルを1ミリ踏んだだけで違いが分かった。重さを感じないスムーズ感。アクセルをぐっと踏みこんだ時、後ろから心地よく聴こえる加速音。高速やカーブでもスポーティーさはちゃんと残ってる。1ミリのずれもないどころか、0.1ミリのずれもないほど正確なハンドリング。

まるで、911をそのまま大きくしたようだった。ポルシェの方もおっしゃっていたが、「現行パナメーラの延長で改良したのではなく、まったくゼロから作り直すつもりで開発した」とのこと。

それがよくわかった。

ポルシェジャパンのサイトには、パナメーラについてこう書かれている。

The new Panamera
Courage changes everything.

“野心を抱き、理想を現実のものにする。踏み出した道だけを一心不乱に進むのではなく、考え得るアプローチの変革に絶えず挑んでいく。他者とは違う方法によって。全てにおいて重要なのは、勇気です。
あらゆる常識と決別する。不変の意志を持って立ち向かう。まだ見ぬ未来を創り上げる。
勇気を持って、新しい世界を生み出すのです。これを実現してこそ、ポルシェはポルシェであり続けるのです。

The new Panamera.A new generation that changes everything.”

涙が出る。この文章、何度読んだことか…なんなら子どもに暗唱させたい。

この文章を考えたポルシェの広報の人に、「めちゃ感動したッス!」と新幹線に乗って会いに行って握手したいくらいだ。

勇気を持って、チャレンジする。

人は、成功体験をした後、そのやり方からなかなか抜け出せないものだ。更に良くしていくには革新が必要で、今までとは違ったやり方を試す必要性は頭では分かるが、それはすなわち、今までの自分を全否定することになる。

新しいやり方で成功する保証はもちろんない。

私は普通の人なので、新しいやり方でやって失敗しても、特に大きなリスクはないが、ポルシェなんて、歴史を何十年も積み重ねてきた会社だから、もし失敗すれば、多くのファンと、信頼を失う。そのリスクをとってまで、全く新たなやり方にチャレンジし、そして確実に結果を出し、期待を超えていく。

なんとすごいことか・・・。

この変わらぬ最上志向精神が、めちゃくちゃ好きだ。ポルシェが好きな人は、車だけではなく、きっとポルシェのこういう姿勢も好きなんだと思う。そして私もそんな人でありたいと思う。

 

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