内掛けハンドルで運転してはいけない3つの理由。

ドライビングテクニック・マナー
内掛けハンドルとは。

散々、ドライビングポジションだのなんだの、偉そうに言っておきながら、以前は、内掛けハンドルで運転することが多かった。そもそも内掛けハンドルとは…?

内がけハンドルは自動車のハンドル操作技術のひとつ。ハンドルを逆手でもって、まわす技術。逆手ハンドル(さかて-)ともいう。パワーステアリングがなかった時代にハンドルを切るために力を入れることが必要な際に行われた。

Wikipedia「内がけハンドルより引用」

昔はハンドルが重かったから、内掛けハンドルをする人が多かったのだな。よく考えてみると、私の両親は2人共、内掛けハンドルで交差点を曲がっていた。確かに、簡単にハンドルを回すことができるし、子どもの頃それを見て、運転慣れしているようでカッコイイ気すらしていた。

そんな私が内掛けハンドルを辞めるきっかけは、以前AT限定解除をするために、改めて教習所に通った時のこと。

交差点を曲がる時、普段の癖で内掛けハンドルでまわっていたのだが、その時に試験官の方にこう言われた。

「これは、AT限定解除の試験なので、内掛けハンドルについて減点はしません。でも、この運転は危ないし、とっさに対応できないから、絶対に今後改善したほうがいいです。」と。

その試験官の方の口調が、とても冷静で、真実味を帯びていて、一気に怖くなってしまって、以来、内掛けハンドルはしなくなった。内掛けハンドルは何故危ないのか?

こういう理由で「内掛けハンドル」は危ないのだ。

大きな理由は3つあるらしい。

1 いざという時に素早いハンドル操作が出来ない
普段何もない時の運転はいいが、急に人が飛び出してきたり、何かがおこったとき、とっさにハンドルを切り返すことができない。(ただ、ポルシェの場合は、とっさの時にはハンドルを切り返すのではなく、思いっきりブレーキを踏み込んで止まることを推奨している。ポルシェのブレーキはよくきくのと、その方が確実に安全だそう。)

2 内掛けハンドル中にエアバックが開くと大怪我をする
確かに、胸の前で手がクロスした状態でエアバックが開くと、腕で胸を強打してしまう。本来安全に機能するはずのエアバックが、逆に大怪我の元となってしまうのだ。

Wikipediaにも、

自動車会社では内がけハンドルは操作が遅れる上に、

衝突時に逆手でハンドルを切った状態でエアバッグが膨らむと

大けがになる可能性が高くなるとしている。

と書かれてあった。

3 内輪を巻き込むリスクがあがる
内掛けハンドルは楽にハンドルがきれる反面、きりすぎてしまうことも多い。特にパナメーラのような大型車の場合は、内輪差も考えて大回りする必要があるが、内掛けハンドルの場合は、ハンドルをきりすぎることで乗り上げてしまったり、内側のタイヤやホイールをこすってしまうリスクがあがる。

なるほど…。

いざという時に正しくハンドルをきれず、大怪我の可能性があり、大事な車のタイヤやホイールを傷つけてしまうし、本来の車の走りも楽しめない。

こんなリスクがあるとわかった上で、内掛けハンドルをするメリットなど、1つもない。私が18歳の頃に免許をとった時、きっと試験官の人もこんなことを言ってくれていたと思うが、実際に経験したり年を重ねてみないと、わからないことって多い。

やっぱり、安全運転第一だ。

 

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