新型パナメーラ4Sと新型パナメーラターボの違い:試乗レビュー

ポルシェ 新型パナメーラターボ
レビュー・試乗記
改めて新型パナメーラ試乗レビューを書く理由。

以前、新型パナメーラ4Sと、新型パナメーラターボを試乗しにいった。その時の試乗のことは過去にブログに書いたが、あまりに興奮し過ぎてしまって、完全に意味不明な内容になっている…
(これ↓)
新型パナメーラターボを試乗して、敗北感に打ちひしがれた話。

しかもこの記事が、このブログの中で一番アクセスが多く、キーワード検索でぐいぐい上位に来ているという、大変由々しき事態なので、改めて試乗について書いてみることにした。

ただ、私はモータージャーナリストでも、専門家でもないので、シャシーがどうとか、トルクがどうだとか、そういうとこまでは分からない。あくまでもクルマ好きの素人として、感じたレビューを書いてみるのであしからず。

改めて新型パナメーラ試乗レビューを書く理由。

私が新型パナメーラに試乗したのは、今年の2月と3月の頃のこと。4Sもターボも両方試乗させてもらったが、先に乗ったのが4Sだった。当時「新型パナメーラは我々の期待を遥かに超えてきた」とモータージャーナリストの岡崎五朗さんが言っていたものの、我が家のパナメーラエディション(2016年型)も十分過ぎるくらいの性能なので、果たしてこれをどの程度超えてくるのか半信半疑ではあった。

が…!実際に4Sを試乗し、発車2秒でわかった。「これは、前のモデルを完全に超えてきたな」と。超えたというより…もし、前のモデルのパナメーラを知っている人は、「新型パナメーラはそれとは全くの別物だ」と思っておいたほうがいい。

パナメーラが進化したというより、「911をそのまま大きくした」という感じだからだ。

前型パナメーラと新型パナメーラの3つの違い。

我が家のパナメーラエディションとの違いとして、大きく感じたことは3点あった。

1発進のスムーズさ
発進がめちゃくちゃ軽くスムーズだった。アクセルを少し踏んだだけで、まるでレールの上を滑るように、すいーっと動き出す。巨体をよっこらしょと動かす重たい感じが全く無い。それでいて、接地感はちゃんとある。地面をしっかりとらえ、固すぎず柔らかすぎず、心地よい乗り心地を実現していた。街乗りで信号で停車することが多くても、発進のたびに「重たい腰をおこしてよっこらしょ」なストレスを感じることは全くなかった。

2巨体感のなさ
発進がスムーズというのと似ているかもしれないが、巨体感が無かった。実際は幅1900mm、長さ5mを超える車だが、そんなことを全く感じなかったのだ。まるで「新型パナメーラって、一回り小さくなった?」と錯覚してしまうほどだった。大きい車を運転している怖さはまるで無かった。(それが何故か詳しいところまでは分からないけどー)

3高音エンジン音の心地よさ
とにかく、エンジン音が心地よかった。アクセルを踏むと、後方から、高音でちょうどいい大きさの品の良いエンジン音が聞こえる。まるでエンジンが後ろにあるみたいに感じられた。アクセルを踏んだ分だけ、しっかり反応してくれるし、大きなエンジン音が嫌いという人でも、あの音ならOKという人は多いんじゃないだろうか。

…というのが、新型パナメーラ4Sを試乗して感じたことだ。ただ、高速道路でアクセル全開にしたり、サーキットでストレートをぶっ飛ばしたりはしていないので、新型パナメーラ4Sが持つ力の、1割くらいしか、味わえていないように思う。(ディーラーの試乗でそこまでさせてくれるはずがない)

という前提で、全体的な感想を言うと、「911を運転する感覚が好きな人には、すごくあう」と思った。そして私は…個人的にだが、少し物足りなさを感じた。4Sは優等生という感じだったので、もっと荒々しい部分や、悪っぽい感じがあってもいいなぁというのが率直な感想だった。

4Sとターボの3つの違い。

その後、新型パナメーラターボを試乗したのだが、4Sとの違いを大きく3つ。

1いい意味で巨体感が残っている
私は、巨体感が結構好きなほうだ。もちろん、カーブを曲がる時は、キュッキュ曲がるほうがいいし、重いがゆえの変な遠心力があったりするのは嫌だが、パナメーラに限っては、そんな心配をする必要はない。今既にパナメーラの巨体感に慣れている自分としては、変に軽い感じだと運転した気がしない。新型パナメーラターボは、我が家のパナメーラエディションに比べたら、そらはるかに軽いすべりだしだが、4Sと比べると、まだ巨体感は残っている感じがした。

2エンジン音は品のいい重低音である
ターボのエンジン音は、高音の4Sとは違い、二重の重低音だ。エンジンをかけたときの「ブォンッ」という音が、「よっしゃ今から走るぜ!」的な感じで好き。 試乗の際、最初にエンジンを掛けたときの音を楽しみにしていたのだが、既にエンジンが少し温まっていたので、思ったより控えめな音だった。
エンジンが冷えていたら、きっとすごい音がしたんだろうなぁ。発進するときのエンジン音や、加速音も、ターボならでは。マニュアル車みたいに、引っ張るだけ引っ張ってギアを変えるわけじゃないにしても、エンジン音まで含めて、運転を楽しめる感じ。そしてなんといっても、ポルシェのエンジン音は、ただ大きくうるさいだけじゃなく、品がいいから好き。

3二面性を存分に楽しめる
ゆーてもターボなので、4Sよりパワーもあるし、加速力もある。なんたってドイツのニュルブルクリンクを、同クラスの世界最速タイム(7.38秒)で駆け抜けるくらいなのだから。モータージャーナリストの岡崎五朗さんは、「まるで獲物に襲いかかる猛獣のような加速」と表現していたが、高速道路での加速はまさにそんな感じだ。
一方でそれとは対象的に、そのパワーを活かしながら、ラグジュアリーで優雅な走りを楽しむことも出来る。その両面を併せ持っているから、
街なかでは優雅に、高速道路では猛獣のように猛々しく、山道のカーブは自分の思いのままにと、どんなシーンでも、その時々にあった走りを楽しめる。だから、ずっと乗っていても飽きないんじゃないかなと思う。

4Sとターボ、買うならどっち?

ということで結論。

911のように、運転しやすくて楽しい車がいいなら、4Sがいいと思う。
あと、奥さんが「走り」には興味がなくて、乗るのは普段の街乗りレベルとかなら、断然4S。

一方で、街乗りだけでなく、山道やらくいっくい走ったり、高速道路で思う存分加速したり、様々な走りをとことん楽しみたいなら、断然ターボだ。(そんな人はまれかもしれないが)

で、走りを重視する我が家は、新型パナメーラターボを選択した。というわけ。以上。

素人感丸出しだが、前の試乗のレビューブログよりは、ましになったかな。

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