WEC富士6時間耐久レース ー ポルシェ関係者ラウンジで観戦してきた!

わが家のカーライフ

WEC初観戦!

今日はWECの決勝日。でも残念ながら天気は朝から大雨、路面は完全ウェットだ。今回のWECはポルシェ関係者ラウンジに入れるパスが手に入ったので、まずは指定された入り口まで向かう。

富士スピードウェイ西ゲートに着くと、専用駐車場に案内されたので、そこに車を停めた。

今日は大雨なので、特別に駐車場からラウンジまで、カイエンで送迎してもらえることになった。

ほんの1分ほどでラウンジエリアに到着。

階段をのぼり、二階のポルシェ関係者ラウンジへ。

VIPな空気漂うラウンジ

おぉ…なんかすごい雰囲気。ラウンジからは、レースの様子だけだなく、ピットインの様子も見ることができる。

着くと早々、ピットウォークに連れていってもらったが、残念ながら写真はNGだった。ポルシェ陣営のガレージには、919hybridが二台置かれていて、ポルシェチームの方たちが慌ただしく調整されていた。また、故障やクラッシュが起きた時の予備として、バンパーみたいなものや、後ろの羽などがストックされていた。

ドライバーの好みで車体にはドイツの国旗がはったりされていたが、軽量化が重視のため、絶対にペイントはしないらしい。ペイントよりも重さの軽い、ステッカーをはるよう徹底しているそうだ。ドライバーのヘルメットも、今すぐつけられる状態で用意されていたが、汗やらなんやらで激しく濡れるので、下からドライヤーで速乾できるようにしているとのことだった。

その他、タイヤのストックや、レース開始直前までタイヤを高温で温める機械など、たくさん見せてもらうことができた。機材は同じものが全部で3セットあり、世界のレースごとに飛行機や船で運ぶらしい。重さにして40トン。

いやはや、とんでもなく手間とお金がかかる世界なのだな。そして、こんなに多くの人が関わり、最高のチームが最善の準備をしている以上は、ドライバーはなんとしてでも勝たないといけないんだろうなぁと思った。

優勝したドライバーはかならず、『チームに感謝、チームのみんなのおかげ』と言うが、その理由が、少しわかる気がした。多くの人の期待、希望、人生、そういったものを全て背負って、ドライバーは命がけで走っているのだ。

感激しながらラウンジに戻ると、ポルシェドライバーの、ブレンドン・ハートレーが。

頭も顔ちっちゃい!同じ人間とは思えなかった…すごいなぁー、やっぱり世界で活躍する人はオーラが違う。

レースは11時にスタート

さて、あいにくの雨で、11時のスタート時は霧で前が見えないほどだった。ポルシェはポールポジションでスタート。「きっと今回もポルシェが勝つんだろうなぁ」となんとなく思っていたのだが…

途中、あまりの霧で、レースが中断されることも。3時間が過ぎたあたりから、クラッシュや接触があり、真剣にレースに見入る人たち。

またピットインも間近に見ることができたが、タイヤ交換してスタートするまでのチーム連携は神業だった。

ほんとにすごい、無駄がない。その後、ドライバーのレース状況の説明などもあり、ようやくレースが面白くなってきたなぁーと思ったら、また濃霧がコースを覆い始めた。そこでまたレースは中断。

みんな手持ち無沙汰で、歩いたり、食べたり、話したり、まったりしていると、だんだん霧が晴れてきて、セーフティカーの先導でレースが再開するとの情報が入り、みんなそわそわしながらコースの方へ移動。

ところがすぐにまた「レースは結局このまま終了」というアナウンスが。なんということでしょう…結局、その時点でトップだったトヨタ8号車が優勝した。

続いて2位は、トヨタ7号車。トヨタが1,2フィニッシュしたわけだ。「ポルシェがWECから撤退する前に、なんとしてでも勝ちたい!」というトヨタの執念が、天気をも味方につけたのだろうか。

『濃霧のせいでレースが終了』なんて、貴重な経験をさせてもらったなw

サインをもらってきた

で、今回のWECの戦利品はこれだ(戦利品って、何も戦ってないけどな)

ポルシェジャパンの七五三木社長のサインと、ポルシェスカラシップドライバーの上村優太選手のサイン。思い切って声かけてよかった。明日は富士山のまわりを走って、帰路に着く予定。楽しみだ!

Mina

ポルシェブログ「ポルシェがわが家にやってきた」管理人、3児の母。数年前までは、車に全く興味が無かったが、夫がポルシェを買ってきたことをきっかけにポルシェの素...

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