夫が妻にポルシェ購入を反対される最大の理由とは?

ポルシェ PCCB
ポルシェの買い方

夫婦で車の趣味を共有しよう

ブログにコメントやメッセージを頂くことがちょくちょくあって、そこには「夫婦で車の趣味を共有できるのがうらやましい」といった内容を書いてくださっていることが多い。「世の中の奥さんは、そんなに車に興味がないものか」

…って私も3年ほど前までは車に全く興味なく、むしろ「車なんてあんな贅沢品、人生に必要なし!車にお金かけるとか意味不明」と思っていた。世間一般の奥さんに輪をかけて理解がない部類だったかもしれない…。

反対→理解→共有

夫に「奥さんと車の趣味共有できることってやっぱり珍しいんやろうか?」と聞いてみると、

そうやろなー珍しいんちゃうかー。ポルシェ購入を反対されてる人もいるやろし、反対はされなくて理解はあるけど、共有できるまでは至ってないという人も多いやろうなあ。

と。なるほど。確かに妻のスタンスとしては、「反対→理解→共有」という段階になっているような気がするな。(全く興味なしっていうスタンスもあるかw)

なぜ反対されるのか?

夫が妻からポルシェの購入を反対されるのはなぜか?

一番大きいのは「お金の問題」だと思う。生活がかつかつなのに「男はロマンだ!」「俺の趣味に口だすな!」「ポルシェ買うぞ!」なんて言われた日には、そりゃ世の中の妻はみんな反対するだろう。

その前に、妻に有無をいわせんくらい、もっと稼いでこんかい!世の中には「自由と責任」っちゅう言葉があるんじゃい!!

みたいな話になってしまう。

でも、おそらく十二分に稼いでおられるだろうに、ポルシェ購入を妻からあまりよく思われない、なかには反対されるという旦那さんもいる。それはなぜだろう?

「営業力」の問題

それに対して夫はこんなふうに言っていた。

夫が妻にポルシェ購入を快諾してもらうってうのは、営業と同じや。「要らん」と言ってる相手に、最終的には「買おう」と思ってもらうんやからな。

と。確かに…「ポルシェなんて要らない」と考えている相手にいきなりポルシェの良さを力説したところで、うっとしがられるだけだ。続けて夫は、

クロージングまでのストーリーを、もっと戦略的に具体的に描いてから行動するべきや。つまり営業力や。

と言っていた。たしかになー。

夫が私を攻略した過程についてはこちらに書いているがなんやかんやいって夫も、車に全く興味なくむしろマイナス感情を抱いていた私を攻略するのに、つまりは「反対→理解」に持っていくのに約4年かかっている。さらに「理解→共有」にいたるまでに約2年。

っていうか、よくそんなしぶとく諦めずに頑張ったもんだな(-_-)。

普段の仕事ではそうじゃない

とはいえ…妻からポルシェ購入を反対されている旦那さんも、普段の仕事では役職につき、仕事ができる人が多いように思うのだ。仕事の場面では、日頃から根回しや、戦略的な仕事の組み立て方をして、結果も出しておられるはず。

…なのに、なんで妻にポルシェ購入をOKしてもらうのはそんなに難しいのか。

それは「身内なんだから、分かってくれて当たり前」という甘えがあるからじゃないかなと思う。

妻といっても、もともとは他人だ。育ってきた環境や、価値観や、結婚後のお互いの状況や交友関係も違う。だから「分かってくれて当たり前」ではなくて「分からなくて当たり前」という前提からスタートするほうが自然。ポルシェの良さを力説するよりも、まずは妻の状況をリサ−チ、ヒアリングするほうが先だ。

・妻はそもそも車に対してどんなイメージを持っているか
・今の生活に不便や不満を感じていることはどんな点か
・今の車を気に入っているのか、そうか不満があるのか

今の車に満足しているか、不満があるかでも、その後の持って生き方は違ってくるし、そういった状況をわかった上で、営業と同じく戦略を練るべし。

…というわけで、具体的な持って生き方や、次のステップの「理解→共感」に持っていくためには何が必要かといったことについては、また別記事で整理して書いてみたいなと思う。

頑張れ!世の中の旦那さん!

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