実は夫は以前、マクラーレン650Sを所有していた。（これ↓）
ただ初めて乗った日に「マクラーレンの乗り心地がいいなんて嘘やわー！ランボルギーニウラカンやフェラーリ488の方が断然運転しやすいし乗り心地が良いわ！」と言って帰ってきた（笑）
昔のスパルタンなスーパーカーのイメージと比べると乗りやすくなっているので、そういった車評が出るのかもしれないが、ランボルギーニウラカン、フェラーリ488に乗っている知人と、マクラーレン650S含め同じ日に3台を乗り比べたら、マクラーレンが一番疲れたらしい。
「なんでそんなに疲れるの」？と聞くと、夫は当時こんな風に言っていた。
うーん、まず第一にエンジン音やな。渋滞にはまってずっとアイドリング状態やと、なんかずっと工事現場にいるみたいなんや。
と。私も数回助手席に乗せてもらって、一回だけ芦有ドライブウェイや阪神高速道路を運転したが、確かに音に疲れた。はじける爆音というより、ずーっと耳にはりついてくる鈍音という感じで、運転を終えて外に出たときは、思わず「やっとあの音から解放されたー(゜o゜)」という気持ちになってしまった。
あと、ハンドリングは今まで味わったことがないくらいきれがよくて面白かったけど、なんといってもブレーキが重すぎて、あれは女性はちょっと運転しにくいかなー。
あと夫が言っていたのは、
道路の上を直に走ってるみたいで疲れる。かといってマクラーレンも変な衝撃はないけど、フェラーリやランボの方がなめらかやな〜
とか、
交差点曲がる時もめっちゃ曲がるんやけど、ハンドルの復元力がないから疲れるわ。
といったことかな。ただ一方で、
マクラーレンは、サーキットで走るならめっちゃええ車やと思うわ。運動神経がいいクルマやし、すごい楽しいと思う。ただ、普段使いの車ではないかなー。まぁでもこれは、個人の好みの問題やから、合う合わんの話やけどな。
と言っていた。
夫は、車好きであると同時に、運転好きでもあるので「ドライブしたいのに長く乗れなかったり、ストレスを感じる」車は合わないと言っていた。「車そのものが魅力的」であり「普段のドライブが楽しい」いう両方が満たされてないと嫌なのだそうだ。
そういった点で考えると、ポルシェは両方を満たすスポーツカーといえるだろう。実際にポルシェプリンシパル（ポルシェ購入後郵送されてくる冊子）にはこのように書かれている。
ニュルブルクリンクでレースを終えた後、ショッピングへ向かえるスポーツカーは他にはありません。たとえ乗組人数がそれぞれ異なっていても、ポルシェが創るのはただ1つ。日常を愉しむためのスポーツカーです。
なるほどなー。というわけで、今後夫がスーパーカーを買うことはきっと無いんだろうなー^^;
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