わが家のカーライフ

夫の年収が高いのに、高級車やスポーツカー購入を反対する妻の心理とは?

新車のレクサス購入に反対する妻

先日、「スポーツカーや高級車を購入することに反対する奥さんへ。気持ちよく買わせてあげて!」という記事を書いた。

47歳で年収1200万円の夫が、800万円の新車のレクサスを購入したいと言うが、妻は反対している」というネットの記事を見つけ、それについてのわが家の見解を書いたものだった。

*画像出典:LEXUS RX GALLARY

そのネット記事では、夫がレクサスに買い替えたい理由として「現在古いシエンタに乗っているが、会食に行った時に、社内の女性社員たちが、部下や同僚の乗るレクサス、クラウン、新型ハリアーに乗りたがり、自分のクルマには誰も乗らず恥ずかしい思いをした。だから、新車のレクサスに買い替えたい」と書かれてあった。

これを受けて、わが家の見解としては「そんなに年収があるご主人なのだから、奥様には気持ちよくクルマを買わせてあげてほしいなぁ」と書いたのだが、頂いたコメントやメッセージの中に、興味深いものがあった。

確かに「夫が稼いでいて、スポーツカーなどがほしい場合、妻は気持ちよく買わせてあげたらいいのに」と思うが、今回の場合は、買い替えたい理由が「女性社員や周りに良いカッコがしたいから、平たく言うとモテたいから」というもの。そんな理由で買い替えると言われると、確かに奥さんが反対する気持ちも分かる。

と。なるほど…それはその通りだ!

この見解について夫に話してみたところ、

確かになぁーそうやと思うわ!僕や、僕の周りは「本当にクルマが好きで、純粋にポルシェの走りや性能に惚れ込んでいるから買う」という人が多い。
だからそのクルマの性能などを知らず、単に「周りからよく思われたい」という理由で買うというのは、僕にはちょっと理解できひん感覚やなぁ。

と言っていた。

まぁ、確かにそうだ。そして見方を変えると「女性社員がこのご主人のクルマに乗らなかったのは、果たして、クルマだけの問題なのだろうか…」とも思えてくる。

極端にいえば、同僚が新車のレクサスやハリアーに乗っている中、福山雅治が古いシエンタに乗っていて、どれかに乗せてもらって次の会食場所まで移動しないといけないとなったら…間違いなく、シエンタに乗りたいもんなぁ…。

まぁ、これは極端すぎる例だけれどもw

見栄のためだけにクルマを買うのか?

ステータスシンボルとしてクルマを買うことが悪いというわけでは決してないし、私も「わぁ、ポルシェ、かっこいいね!」と幼稚園のママに言われると、素直に嬉しい。そういう部分は少なからず誰にだってあると思う。

でも単に「周りからよく思われたい」という理由だけで夫がクルマを買い替えたいと言ってきたら…私も「え、ろくに乗らないのに、そんな理由だけで800万円もする高価なものを買うの?」と、反対してしまうのかもしれないなぁと思った。

…いや、絶対一度は反対する…。

夫が何か高価なものを買おうとしておりその相談をされたとき、値段だけではなく「買う理由」が納得できるものでないと、妻としては気持ちよく「買ったら良いと思うよ!」とは言いづらい。

そこは、仕事でプレゼンテーションをする時のように、全力で妻を納得させに来てほしいなぁと思ってしまう。

夫婦の関係性について

今まで私は「夫のやりたいことには基本反対はしない」というスタンスだったが、今回、異なる視点の意見を頂いたことで、「必ずしも毎回それで良いわけではないかもしれないなぁ」と思った。

もちろん、反対する理由がなければ背中を押せば良いと思うけれど、もし違和感を感じたり「それはちょっと違う」と思った時には、「私はこう思う、それは違うと思う」と率直に伝えることもまた、大事なことなのかもしれない。

例えば、ポルシェを買う余裕のある人というのは、職場である程度の立場にいたり年齢も重ねていたりするので、苦言を呈してくれる人が周りにいない状況も多いように思う。

だからこそ妻としては「違う」と思うことは伝えたり、夫に気づいてもらうことも、大事な役割なのかもしれないなぁ。まぁこれは、妻から夫へのことに限らず、夫から妻に対しても同じことが言えると思うが。

そして、そういったことを伝えた時に、「うるさい」と言われるのか「確かにそういう視点もあるな」と受け止められるかどうかは、日頃の関係性で決まってくると思うから、日々のコミュニケーションを大切にしていきたいなと改めて思った。

いやはや、夫婦って奥が深いなぁ…。

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Tags: 成功哲学