わが家のカーライフ

サッカーの三浦知良選手が購入した空冷ポルシェ911(964)のエピソードで思うこと

サッカーの三浦知良選手が…

先日、仕事中の夫からメールが届いた。「サッカーの三浦知良が、964購入したとのニュースがあったで!わが家と同じやつや!タイムリーやな!」と。わが家にも先週、空冷ポルシェ964が納車されたところなので、確かにタイムリーな内容だ。

それにしても「三浦知良選手はなんで最新の911ではなく、わざわざ964を購入したのだろう…」と思って調べてみると、奥さんの三浦りさ子さんのアメブロに購入に至る様子が書かれていた。

なんでもここ数ヶ月、三浦知良さんがクルマを買おうと色々探しに行ったのだけれど結局ピンとくるものに出会えず。「昔乗っていたクルマ(ポルシェ964)、かっこよかったのに、とっておけばよかったねー」という会話をしていたところ、とあるポルシェの中古車センターをたまたま覗いたときに、昔乗っていたクルマにとてもよく似ているポルシェを見つけた。
色も、型も、オプションも、中についている傷も、当時の三和自動車のシールも、全て同じ。「ここまでぴったりだということは、もう昔乗ってたあのクルマ(ポルシェ964)に違いない!運命だ!」と、三浦知良さんもすぐに購入を決めた。奥さんのりさ子さんが「もっと詳しく調べてみたら?」と言ってみたけど「そう思っておきたいからこれでいい」ということで、わが家に964がやってきた。

という内容だった。すごいなぁーほんとに奇跡だし、やっぱり「カズ」って持ってる人なんだろうなぁ。さすがはキングカズ。そして、旦那さんのクルマ購入を、側で見守りながら、一緒にその過程を楽しみ、喜ぶりさ子さんも素敵。本当に、すばらしい素敵な夫婦だなぁ。
*三浦りさ子さんのブログ記事はこちら「奇跡のような

クルマとのご縁…

人もそうだけど、やっぱりクルマもご縁ってあるなぁとつくづく思う。夫が以前SL500(R129)を中古で探していた時、何社か中古車ディーラーに見に行っていたけど「今日見たクルマは状態もよくてすごい良かったけど、なんかピンと来んかった…」と言って帰ってくることがよくあった。

そして、ようやく探し当てて購入したSL500を先日手放した時はやっぱりどこか寂しそうで、「さよなら、SL。9ヶ月ほどの短い付き合いだったけど、本当に名車でした。(中略)今回、断腸の想いでお別れになるけど、またいつか出逢いたい、そんなクルマでした。」とSNSに綴っていた。

そうかと思えば、今回の964については名古屋までわざわざ見に行って「めっちゃピンと来た!」と言って、その後すぐに購入を決めていた。なんでも「お店でひとめ見た時、一緒に旅したい!」と思ったそうだ。

クルマにはきっと、乗っていたオーナーの思いがつまっている。長年大事に乗られていたらなおさら、魂すら宿っているような気がする。だから、今回夫がなくなく手放したSLも、次に購入する人がいい人であったらいいなぁ…そして、今回わが家にやってきた964も、大事に乗ってあげたいなぁと改めて思った。

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