わが家のカーライフ

「ポルシェを買えるようになるためにしていたこと」を夫に聞いてみた

ポルシェを買うという目標

以前から時々夫に「どうすればポルシェを買えるようになるのか」という質問をぶつけては、その内容をブログで紹介してきた。

 

そしてまた改めて「ポルシェを買うために、若い頃どんなことをしていたか」聞いてみたところ、夫は、「10年に一度くらいのペースで、今後の自分の目標をノートに書き記している」ことを教えてくれた。

そしてなんと先日、20代の頃に書いたそのノートを見つけたらしく、中を見てみると、そこにはこんなことが書かれていたそうだ。

“33歳でポルシェ購入”と。

実際の夫のノート。最後のページに書かれていた。

(ポルツェに見えるけど…そして若干漢字も違うようなw)これを受けて夫は、

実際に初めてのポルシェ(981ボクスターGTS)を買ったのはもう少し後やから、年齢は若干違うけど、30代でポルシェを買うという目標は叶ってたわけやなぁ。でも、こんな目標を書いたこと自体、すっかり忘れてたけどなw

と。ただ夫いわく、この目標を書いた当時の月々のお給料は20万円ほどだったけれども、それでも「自分は将来ポルシェを買える」ということを信じて疑わなかったそうだ。「買えないかもしれない」なんて、これっぽっちも思わなかった、絶対買える未来しか想像していなかったと。

お給料20万円でひとり暮らししてた時に、よく「将来は絶対ポルシェ買える」なんて思えたんもんやな。

と私が言うと夫は、

そやなぁ…。普通に考えたらそうやけど、でも信じて疑ってなかったわ。思えば僕がこんな思考回路になったのは、大学受験がきっかけやな。今まで絶対に無理で、雲の上の存在だと思っていた大学に受かったことが強烈な成功体験になって、「物事は世間が言うほど難しくない。正しい方向の正しい努力をすれば出来るんだ」とその時から強く思うようになった。

と。

夫が通っていた高校は、お世辞にも賢いとは言えない学校で、その中でも夫は、学年で最下位に近い成績で全国偏差値も30-40くらいだったそう(まぁ、高校3年間ろくに勉強しなかったらしいのだが)結局、受験した大学はことごとく落ちたので、高校卒業後は1年間予備校に通ったのだが、そこでの授業がめちゃくちゃ面白く分かりやすく、勉強が楽しくなり、偏差値が以前と比べてほぼ倍近くになり、翌年、目標としていた大学に入学することができた。

それが大きな成功体験となり、夫の今後の人生に大きな影響を与えたというわけだ。ちなみに、夫は予備校時代の体験について、こんな風に言っていた。

僕は19才で再度、産まれたと思ってるw この年に学んだことはたくさんあるけど、その中でも「常識」や「普通」に惑わされなくなったのは大きいと思うわ。
現役時代は難関大学というブランドに怖気づき、倍率におののき、また、この偏差値でこの大学を目指すのは無謀だという「常識」をかなり気にしてた。
そんな中、浪人して今でも恩師と思える予備校の先生に出会い「世間の”常識”や”普通”を広めているのは成功者ではない。なぜお前はそんな成功していない人の意見を聞くのか?」と言われ、そこから劇的に意識が変わったんや。
成功者の考え方、哲学、行動パターンを研究した。倍率も偏差値も何も気にしなくなり、自分の学力を上げ、単に100点をとることだけに集中した。そして、ある日、気づくと遥かに上の位置に来ていた。
昔なら到底無理と諦め、雲の上過ぎて目標にすらできないと思っていた位置に自分があっという間に立ってる。それを体験した時に、「常識」や「普通」という感覚は怖い。こんなものに惑わされずに思ったままにこれからは生きようと思ったんや。

と。なるほどなー私もそんな先生に出会ってみたかったな(笑)そして確かに、仕事やプライベートなど、なにかしらで大きな成功体験や価値観が変わるほどの経験をすると、その後も自分を信じてチャレンジし続けることができると思う。

そしてこの話を聞いて改めて「成功するには、成功した人の中に身を置くことが大変重要だ」ということを実感した。

次のページ→自分にとっての大きな目標を達成するために、大切なことは何か?

Page: 1 2

Share
Published by