718 ケイマン GT4 クラブスポーツをForza 7で走らせる!

プレステのグランツーリスモで日々腕を磨いている夫が、Forza Motorsport 7でケイマンGT4クラブスポーツを走らせてみたとのことで、その感想や内容を記事にしてくれた。よろしければ、ご覧ください。

Forza Motorsport 7

少し前に718 ケイマンGT4 クラブスポーツがレーシングゲーム(シミュレーター)のForza Motorsport 7で利用可能になったとのニュースがあったのだが、最近はグランツーリスモSPORTばかりやっていたので、なかなか試すことができず、今になってしまった。

Forza Motorsport 7というのはXboxやWindowsパソコンで利用可能な、レースシミュレーションゲームだ。特徴としては非常にキレイなグラフィックや音、あと車種の多さも魅力的なゲームだ。

ちなみに、今現在、自宅には、

  • グランツーリスモSPORT(PS4)
  • アセットコルサ(PS4)
  • Project Cars 2(PS4)
  • iRacing(Windows)
  • rFactor 2(Windows)
  • Forza Motorsport 7(Windows)
  • Forza Horizon 3 (Windows)

があり、気分に応じて使い分けている。
なお、詳しい説明は過去の以下の記事でも紹介しているので、参考まで。

今回、リリースされたのは718ケイマンGT4 クラブスポーツだ。

これは実車ではレース専用車であり、公道は走れない。日本でも購入は可能だが、ポルシェジャパンが主催する新シリーズ「ポルシェ スプリント チャレンジ ジャパン(PSCJ)」への参加が義務付けられているそうだ。

ケイマンGT4クラブスポーツで走る

というわけで、早速、車両を手に入れ、鈴鹿サーキットで試してみることにした。

まず、これはForzaというゲームの特徴でもあるが、ステアリングのアシストレベル設定で、かなり難易度が異なる。もちろん、他のゲームでもそうなのだが、特にこのゲームはその振れ幅が大きいと思う。

基本的に私の場合、レースゲームをする時は一切アシスト無しで走るのだが、Forza7の場合は『シミュレーション』というハンドル設定がそれにあたる。

しかし、これにすると、走るのがとても難しい。ハンドルが切れすぎ、すぐに最大まで切れてしまうのでフロントのグリップを失ってしまい、しょっちゅうアンダーになってしまう。ハンドルコントローラーの切れ角を調整して、最大に緩い設定にしても難しい。(特に他のゲームをやった後だと、慣れるのが難しい)

なので、Forza7をプレイする場合は、余程、Forzaに慣れた人で無い限り、ハンドルのアシスト設定は「ノーマル」というモードにして、ハンドルが切れすぎるのを防いでくれる設定にすることをオススメする。個人的には、実車でサーキットを走る感覚に近いと思うのは「ノーマル」だと思う。

「ノーマル」設定で走り出してみると、やはり走りやすい。グラフィックはグランツーリスモSPORTに勝るとも劣らず、非常にリアルでキレイだ。そして、音がなかなか良い。

グランツーリスモSPORTの音は、どうしてもゲーム的な印象が拭いきれないが、Forzaは718ケイマンGT4クラブスポーツのようなレーシングカーならではの「キーン」という音も上手く、耳障りにならない程度に再現されており、また、排気音、エンジン音もリアル感が高いと思う。

コクピットからの眺めもリアルで、大画面でやればかなり臨場感もある。ちなみに、Forza7の場合、グランツーリスモSPORTにあるような、完全に車体を見えなくした、道路だけのビューというのは存在せず、必ず車体の一部が見えたビューでプレイすることになる。

私は、このコクピットからビューが一番やりやすく好きだ。

ひとしきり鈴鹿でタイムアタック。

あくまでシミュレーターとしての感想だが、今回は比較のために981型のケイマンGT4(クラブスポーツではない)と比べながら走ってみた。

普通のGT4と比べると、さすがに718ケイマンGT4クラブスポーツは走りやすく、まずゲームとは言え、感じる車体の軽さが全然違う。ダウンフォースも強く、ブレーキも良く効き、S字などは特にヒラヒラと走れ挙動も素直。鈴鹿のタイムで言うと、完全にデフォルト状態のセッティングで、だいたい2′08″前後で走れるが、普通のGT4だと2′28″前後だ。実車だとどのくらい違うか分からないが、やはりクラブスポーツだけあって、その性能差は歴然だ。

ちなみに実車のケイマンGT4クラブスポーツの鈴鹿のコースレコードは 2’14.878なので、ちょっとForzaのGT4クラブスポーツは速すぎるのかもしれない。

Forzaの場合、タイヤはレース用のタイヤと、ドリフト用のタイヤしか選べす、タイヤの選択肢はほぼ無い。ただし、タイヤ幅や、空気圧、その他足回りの設定などは比較的自由に設定できるので、自分の好みに合ったチューニングをしてみるのもいいだろう。

Forza 7は他のシミュレーターと比べると、個人的には少しクセのある操作感だと思う。なので、練習に使うことはあまりないのだが、ポルシェの車種が多いことと、こうやって新型車を比較的早く出してくれるところは非常に好感がもてる。

718ケイマンGT4 クラブスポーツ以外に利用可能なForza 7で利用可能なポルシェの車種は以下の通り。最新から往年の名車まで揃っている。

2019 911 GT3 RS、2018 911 GT2 RS、2018 Cayenne Turbo、2017 #92 Porsche GT Team 911 RSR、2017 Panamera Turbo、2017 #19 Porsche Team 919 Hybrid、2016 911 GT3 RS [991.2]、2016 Cayman GT4、2015 Macan Turbo、2015 #19 Porsche Team 919 Hybrid、2014 918 Spyder、2014 911 Turbo S [991]、2012 911 GT2 RS [997]、2012 911 GT3 RS 4.0 [997]、2012 Cayenne Turbo、2011 #45 Flying Lizard 911 GT3-RSR、2008 #7 Penske Racing RS Spyder Evo、2004 911 GT3 [996]、2003 Carrera GT、1998 911 GT1 Strassenversion、1995 911 GT2 [993]、1993 911 Turbo S Leichtbau、1993 928 GTS、1989 944 Turbo、1987 959、1987 #17 Porsche AG 962c、1987 #17 Porsche Dunlop 962c、1982 911 Turbo 3.3、1980 924 Carrera GTS、1978 #78 MOMO 935/78、1973 911 Carrera RS、1964 904 Carrera GTS、1970 914/6、1966 906 Carrera 6、1971 #23 917/20
1962 804、1960 718 RS 60、1957 356A Speedster、1955 550A Spyder

ポルシェ好きな方はぜひ、Forza Motorsport 7、試してみてください。

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