マニュアル車 運転のポイントについて – 発進時のシフトチェンジや坂道発進など

ボクスター(MT車)の練習

このブログで「ボクスターのMT車を運転できるようになる」と宣言し、たまに練習の様子を記事に書いている。でもやはり普段からもっと頻繁にボクスターに乗って練習しないと、MT車の運転はうまくならないわけで…とはいえ「夫がいない時に一人で乗る」なんて、もし万が一何かあったら怖いし、2人の子どもたちを乗せて練習するにしても、ボクスターは2シーターなので物理的に無理。

というわけで、最近は動画でイメトレをするようにしているのだが、先日夫に「何か良さそうな動画はないか?」と聞いてみたところ、「MTの運転テクニック!発進時のシフトチェンジ」という動画を教えてもらった。

「格闘系美人MCの栗田佳織さん、トヨタの元テストドライバーの滝本良夫、現役プロドライバーの蒲生尚弥さんの3人が、わかりやすく・カッコいいマニュアル運転のコツを紹介する」というシリーズものの動画だ。

MT車運転で大切なことは?

何の問題もなくMT運転が出来る方々にとっては「そんなのあえて言わなくても当たり前じゃないか」という内容だと思うが、私自身の備忘録の意味を込めて、今回ブログにそのポイントを書いておきたいと思う。

まず第一に、MT運転で大切なことは、

クルマの声(音)を聞きながら運転すること。

上手な運転をしたいなら、メーターに頼るのではなく、自分の耳で「エンジン音」「振動」といったクルマの声を聞いた上で操作をすることが鉄則だそうだ。トヨタの元テストドライバーの滝本良夫さんは「クルマがちゃんとしゃべっとるからね」と言っていた(笑)

なるほど…!

発進時、シフトアップ時のポイント

次に、MT車の発進時のポイントについては、

1速でひっぱらずなるべく速く2速にシフトアップすると、ショックも少なくスムーズに加速する。

とのこと。

私もよく夫に「クルマがしんどそうやん、もっとはやく2速にいれなあかんわー」と言われるのだが、教習所ではそんなに速く2速にするなんて教わらなかったし、なんなら1速で走る時間がかなり長かった。(教習所で習うやり方は特殊なのかな)やはり大事なことは教科書通りのやり方を覚えるのではなく、クルマの声を聞くことなんだな。

次に、マニュアル車のシフトアップについて。冒頭でMCの栗田香織さんが「MT車はシフトアップ時にガックンガックンしてしまうから難しい。でもMT車ってそんなもの、仕方がないと思っていた」と口にしたところ(私もそう思ってた)、プロドライバーの蒲生さんが「そんなことないです!コツさえつかめばスムーズに運転できます!」と断言されていた。

そのコツとは、

クラッチ操作よりも、アクセルの戻し方を意識する

ことだそう。普通は「クラッチ操作」や「アクセルも踏むこと」ばかりを意識してしまいがちになるけれど、「アクセルを戻すときほど、ゆっくり優しく戻してあげる」ことで、変なショックもなくスムーズにシフトアップできるのだ。ちなみに、MT車の運転が上手な人の運転だと「助手席の人の頭がヘッドレストから全く離れない」そうだ。それだけ変速ショックがないということ。

「MT運転のうまい下手は、実は助手席に乗っている人が楽で快適かどうかですぐに分かるんですよ」とおっしゃっていて、なるほどと思った。

ちなみに、私の運転で助手席に乗ってる時の夫は、頭もガッコンガッコンしているし、全く快適とは程遠い感じである(爆)

坂道発進のポイント

また、坂道発進については、滝本さんも蒲生さんも「坂道発進を決めるのがMT車の醍醐味だ!」と大興奮されていた(笑)ポイントは、

・ギアは必ず1速(2速発進はしない)
・意識して半クラにする、ゆっくり操作する
・アクセルを急操作はしない

「常にブレーキをふんだ状態で半クラにして準備した上で落ち着いて発信すれば、ずり落ちることなく上手な坂道発進ができる」とのことだった。

よし、イメトレはバッチリ!!あとは練習あるのみだ。読者の皆さんのMT運転の工夫やコツもぜひ教えて頂きたいなぁ。ちなみに、今回の動画はこちら。

画像出典:MTの運転テクニック!発進時のシフトチェンジ

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