車に仲林工業のボディカバーをかけるようになってから洗車回数は激減したとはいえ(夫いわく5分の1〜10分の1くらいになったとのこと)、夫はガソリンスタンドの手洗い洗車サービスを利用することは一切せず、自分で車を洗っている。夏の暑い日も、冬の寒い日も、汗だくになりながら、蚊にさされながら、かなり丁寧に洗っている。
というわけで今日は、わが家の車の洗車の方法についてご紹介しようと思う。
わが家ではケルヒャーの高圧洗浄機を使っているが、まずはこれでボディ全体の汚れを洗い流す。
ホイールについても、ケルヒャーで洗い流せば、ほぼキレイになるそう。あとは拭き上げる時に落ちきれなかった汚れだけを拭き取れば良いとのことだ。
もし、これだけでは落ちない汚れがあったり、細かい鉄粉が付着していた場合は、車の洗車用粘土クリーナーを使ってその部分を汚れを取る。これに関して夫は、
タバコとかお菓子の箱を包むセロファンを手にはめてクルマを触ると、ザラザラしているのがよく分かるんや
と言っていた。
ちなみに私は以前、洗車のことを全く分かっておらず「ただ拭けばいいだけ」と思っていたので、水もかけずにいきなり乾いた布で汚れを拭き取ろうとして、逆に細かいキズをボディにつけてしまい、夫に厳重に注意された(汗)ごめんなさい…。
その後、ブロワで水滴を飛ばすが、わが家では「リョービ」のブロワを使っている。
これで水滴を飛ばせば、拭き上げの時間が大幅に短縮されてとても楽だと言っていた。つまり、ガソリンスタンドにある自動洗車機のように「勢いよく水をかけて汚れを落とし、その後風圧で水滴を飛ばす」という作業を自分でやっているということなのだなぁ。
その後、コーティング剤をふきかけて(わが家で使っているのは、シュアラスター コーティング剤 ゼロドロップ)、洗車用タオル(クロス)で丁寧に拭き取る。わが家のポルシェはボディコーティングがされているので、コンパウンド入りのワックスは使わず、洗剤も使わなくても十分だとのこと。
ここで洗車終了でも十分綺麗になっているのだが…
夫は最後にかならず、乾拭きをするそうだ。これをやるとやらないでは大違い。この最後の一手間を加えることで、ボディがビッカビカのツルツルになり、キレイが長持ちするそう。
正直、一人でパナメーラの洗車をするなんて大変だと思うし(っていうか手伝えよ、私。)、ガソリンスタンドに行くと、メルセデス・ベンツSクラスやパナメーラが手洗い洗車をしに来ている場面によく遭遇する。そこで夫に、「ガソリンスタンドの手洗い洗車に頼んだほうが楽なんじゃないの?」と言ったところ、
いくら高い高級車を買えるようになって、ガソリンスタンドに頼むのに経済的に困らなくても、僕は『初心忘るべからず』で、お金がなくて深夜の洗車場で手洗い洗車していた時代の気持ちを忘れたくないから自分でやるんや。
それに、自分で洗うと、クルマと対話できる気がするし、その時のクルマの状態もよくわかる。クルマの状態を把握できているか否かは、走りにも大きく影響するから、クルマを愛する身として、洗車は自分の手でやりたいんや。
と。なるほど…。
そして続けて夫はこんなことを言った。
っていうか、僕の座右の銘の一つは「愛車を磨く男は自分も磨く」やからな
そうやったん…ほんまに頭の中は「クルマ一色」なんやなw。