「クルマ好き」を、ざっくり4つのタイプに分けて考察してみた。

乗らないけど、車が好き

先日ブログに、このような内容のコメントを頂いた。

私は、恐らくご主人とは違うジャンルのクルマ好きで、ツーリングにも誘われますが、全然行けなくて、実際納車半年のGT3も800km程度。でもね、クルマは好きなんです。本当なんです。鉄オタで言う「乗り鉄」ではないんです。でも一体これがどういうクルマ好きなのか、自分では分析出来ませんが…。

と。

なるほど、一言で「クルマ好き」と言っても、実際は色々なタイプの人たちがいるもんなぁ。そんなことを思いながら、このコメントについて夫に話してみたところ、

そやな〜クルマ好きと言っても、僕みたいに「運転するのがとにかく好き」という人もいれば、「所有することそのものが好き」っていう人もいるもんなぁ。クルマ好きのタイプ分けとか考えてみても面白いやろな。

ということだったので、この点について少し考えてみることにした。

クルマ好きタイプ分け

夫が言っていたように、まずは「運転好きタイプ」と「所有好きタイプ」に分け、それぞれをさらに2つに分けることにしてみた。当然のことながら、もっと細かく分けられると思うし、単純に一人の人が一つのタイプのみに当てはまるわけではないけれど、今回はおおまかに4つに分けて考えてみたい。

ではまず、「運転好きタイプ」と「所有好きタイプ」の特徴について。

◼︎運転好きタイプの特徴
・クルマは走らせてなんぼ
・走ってクルマが多少汚れても、また洗えばいい
・クルマを自分で運転するのが好き
・車選びは、走りの性能を最も重視する
・愛車を買うと走行距離はすぐに1万キロを超える
・マニュアル好き
・クルマの構造に興味があり、結構詳しい

◼︎所有好きタイプの特徴
・クルマを購入することそのものが好き
・愛車はキレイな状態でガレージに置いておきたい
・愛車をいつまでも眺めているのが好き
・車選びはデザイン重視
・愛車を買っても走行距離はあまり伸びない
・車で一度に何百キロの長距離移動はあまりしない
・クルマを購入した途端、もう次のクルマの購入を考えている

のような感じかな。そして、運転好きタイプの中でも「ツーリング」と「サーキット」にわけ、所有好きタイプの中でも「鑑賞」と「お披露目」に分けてみたので、少しご紹介したい。

①運転好き – ツーリングタイプ

クルマを自分で運転することが好きで、特に一般道やドライブウェイをツーリングするのが好き。休日になるとツーリングに出掛け、気持ちよく走れる道を日々発掘し続けている。走行距離は、1年で1万キロは軽く超え、そのツーリング熱は何万キロ走っても冷めることは無い。

②運転好き – サーキットタイプ

サーキットにて、クルマの持つ性能を最大限発揮させた走りを体感し、突き詰めるのが好き。1秒でも、0.1秒でも、ラップタイムを速くするため、サーキットでの自主練は欠かさないし、自宅ではカーレースゲームをハンコンで操作しながら、日々運転技術を磨いている。クルマに尋常じゃないほどお金をかけている。

③所有好き – 鑑賞タイプ

クルマを所有する、買うことが好きで、自宅のガレージで愛車を眺める時間が大好き。雨の日には絶対愛車を走らせることはしないし、晴れの日であっても「運転したい!」という欲はあまりなく、芸術品をコレクションしている感覚でクルマを所有している。

④所有好き – お披露目タイプ

クルマを所有するのが好きで、美しいデザインの自分の愛車を、他の人にも見てもらいたい思いが強い。デザインが美しいクルマが好きで、休日になると、クルマ好きが集まる場に足を運び、愛車を披露しにいくことが多い。

…のような感じだろうか…ってめちゃめちゃざっくりやけどもw 夫は、

この分類のそれぞれに、あとはカスタム好きかどうかという軸(Z軸)がある感じかなぁ。だから、本当は3次元グラフで表したいところやけどな。

と言っていたが、このブログでアンケートをとって、データをもとにタイプ分けをすると、信憑性があって面白いんだろうなぁと思ったりもした。

そして、肝心の私はというと…車は好きだし、おそらく一般的な女性に比べると相当な車好きには入る方だけど、夫を含め周りが狂った人ばかりなので「私みたいな分際でクルマ好きなんてとても言えないなぁ…(いや別にそんな遠慮することないんやけど)なんて思ってしまう今日このごろである。

 

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