ポルシェ 911に乗って、芦有ドライブウェイの夜景を見に行ってきた。

東六甲展望台の夜景

関西のクルマ好きの間では有名な「芦有ドライブウェイ」。このブログでも何度も登場している。

クルマ好きの方にとっては、芦有と言えば「早朝」や「日中」のイメージの方が強いかもしれないが、芦有は実は、関西の夜景スポットとしても大変有名な場所なのだ。

標高645mの展望台からは、大阪から神戸一帯の大阪平野を一望できる上に、駐車場が展望台の南側一列に配置されているので、車中にいながらにして、夜景を観ることができる。車中から夜景を鑑賞できるスポットとしては、日本トップクラスとも言われている。


*画像出典:yakei.jp 芦有ドライブウエイ 東六甲展望台

ちなみにこの「東六甲展望台」は、2013年に地上波で放送された大人気ドラマ「半沢直樹」のロケ地になり、一時話題になった。

実は夫は以前から、東六甲展望台で愛車と夜景のベストショットを撮るべく、機会を見ては足を運んでいるが、未だに納得の行く写真は撮れていない様子だ。

愛車と夜景の写真

とはいえ当然のことながら、いつでも綺麗な夜景が見られるわけではない。先月も、麓は晴れていたのに、芦有ドライブウェイのtwitterを見ると「雪」となっていたし、麓は天気が良くても、芦有に行くと雲がかかっていることは良くある。

夜景が最も綺麗に見えるのは「大雨が降った翌日、雲ひとつ無くカラっと晴れたら日の夜」らしいけれど、毎回この条件がうまく重なるわけではない。なので、芦有の近くに住んでいるとは、視界が晴れてスキッとしたクリアな夜景を見るのは簡単なことではない。

また夜景は綺麗だったとしても、そんな日は展望台に来るクルマが多く(そらそうやわなw)ベストな場所にクルマを停めることが出来なかったり、別のクルマがたくさん写り込んでしまって結局写真が撮れないこともある。

先日も、仕事から早く帰宅した夫が、

「ちょっと今から芦有行ってくるわ。今日は空気が澄んでるから、夜景とクルマのキレイな写真がとれるかもしれん!」

といって、意気込んでカメラを担いで出ていった。1時間ほど経って帰ってきた夫に「どうやった?」と聞くと、

あかんかった。夜景は綺麗やったけど、クルマが多すぎて全然撮れへんかったわ。

と残念そうに言っていた。ちなみに、その時とった写真がこちら。(あとトップ画像も)

私は十分キレイだと思うけれど、夫は全然納得いってないらしく、またリベンジするとのことだった。…っていうか夫は一体何をめざしているんだろうw

911で芦有の夜景を見に

そして先週末。その日は、文字通り雲ひとつ無い青空で、半袖でも良い陽気だったので、夕方から家族で911に乗って公園に行くことにした。

娘たちは、砂浜で走ったり、波打ち際ではしゃいだり、近くの公園の遊具で思う存分に遊んだりして、それはもう大満足な様子で、帰る頃にはあたりが暗くなりはじめていた。「でも、せっかく911で出て来たのに、このまま家に帰るのももったいないなぁ」という話をしていたところ夫が、

「芦有でも行ってみようか?今日はめちゃくちゃ天気が良いし、雲も無いから夜景がきれいに見えるかもしれん」

と言ってくれたので、急遽芦有へ向かうことに。私は、「今日こそは、芦有の最高の夜景が拝めそうだ!」と期待に胸をふくらませながら911を走らせていたが、芦有ドライブウェイの料金所を過ぎたあたりから、次第に風が強くなり始めた。

さっきまで、満月があんなにくっきり見えていたのに、気づけば分厚い雲に覆われ、月は全く見えなくなっていた。

これはやばい…非常にやばい(-_-)…。夫が、

ほらな、Minaちゃんと来ると絶対こうなるんや。なんか山の神が怒ってる感じがするわw

と言ってきたが、あながちそれも間違っていないというか…上にあがるにつれて黒い雲が立ち込めてきて、強い風がびゅんびゅんとふき道路の両脇の木々がすごい勢いで揺れている。そして、東六甲展望台に着く頃には夜景にうっすらモヤがかかり始めていた。

…いやもうほんと、なんでやねんな(-_-)

とはいえせっかく来たので、外に出て写真の1枚くらい撮ろうとしたが、強風と冷たすぎる風で、外に出ることすら無理だった。

どうする…?せっかく410円払って展望台まで来たけど…でもここにいてもしゃーないし…帰るか。

ということで、その日は滞在時間2分で山を降りることになった。麓に近づくと次第に天気がよくなり、下に降りるとすっかり晴れていたが…いやはや、もうなんでこうなるんだろう。

でも、芦有の夜景は本当に綺麗なので、また近い内にリベンジしたいと思う。

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