道を譲ってもらった時、カッコよくお礼が言えない。

大型車と女性

女性が大型車を運転する時、なにかと不便なことがある。まず、駐車券を取って入るタイプの駐車場の場合、駐車券を取るのが結構大変パナメーラのドアは分厚いので、ミラーぎりぎりまで寄せたとしても、駐車券に届かない場合も多い。またドアをあけられるほどのスペースもない場合は、シートベルトをはずし、右足でギリギリブレーキをふんだまま腰を浮かし、”よっこらしょ”と取っていたこともあった。

たまに届かなくて、腰あたりまで身を乗り出していることもあったが、後続車には「大きな車に乗っていてみっともない…」と思われていたに違いない(-_-)

他人にそう思われるのは仕方がないとしても、もしブレーキから足が外れてしまったら危ないので、今はそういった場合は一旦パーキングにいれて、車をおりて取るようにしている。

カッコよくお礼を言いたい

あと、大型車の場合は、対向車とすれ違う時にどちらか一方が待たないといけない場合に出くわすことが多い。そんな時のお礼が不便というか、悩ましいというか…。クラクションをうまく鳴らせればいいのだが、私はあたふたし、クラクションを押しているが鳴らなくて、ハンドルをガンガン叩いている間にすれ違ってしまうことも多い(-_-)

逆に力をいれると、「ブー!!」と鳴ってしまうので、道を譲ってもらったのに逆ギレしているような、感じの悪い人になってしまう。

と色々考えた結果、「対向車へのお礼は手をあげるのがいい」と思った時期があった。サングラスをかけたマダムが、さり気なくさっと手をあげてくれるのがとてもかっこよく、私もあんな素敵な感じで手をあげてみたいと思ったからだ。 ただやってみるとこれが意外と難しく…

ハンドルから手を離しすぎると、

暖簾くぐって「よ!大将、あいてる!?」

的な感じになるし、ハンドルに手首をつけたまま手をあげたところで、動きが小さすぎてよくわからない。逆に手をパーッと開きすぎると、

「待て!来るな!」

みたいな感じになるので、相手に誤解を与えることもある。手をしっかり揃えてみても、ぎこちなくて変だ。どうしたものか…ということで今の私は、

有難うございます〜と言いながらペコペコ頭を下げる

ようにしている。これなら、対向車は「お礼を言われている」ことがわかりやすいはずだ。ただ、パナメーラという素敵な車に乗っているのに、なんとも弱気で滑稽なドライバーにうつってしまう感はある。

みんなどうしてるんだろう…駐車場問題に、対向車へのお礼問題。解決策を模索する今日この頃である。

 

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