わが家のカーライフ

ポルシェによって、夫婦の関係性がより良く、人生が豊かになった話。

いつも楽しく…

このブログにいただくコメントで一番多い文面が「いつも楽しく読ませて頂いています。」というものだ。どのようなコメントであれ、頂くこと自体とても嬉しいのだけど、私としては「楽しい」と言っていただけることが何より嬉しい。なぜなら、

このブログを運営する上で大事にしているのが「読んでいて楽しいブログであること」

だからだ。「楽しい」が持つパワーは凄まじく、そこが楽しい空間になっていれば、どんどん人が集まって来る。どんどん人が集まると、どんどん情報が集まって来て、そこからまた新たな展開が生まれていくと思うので、「楽しいパワー」が生み出す様々な未来を想像するといつもワクワクする。(取らぬ狸の皮算用的な妄想をすることも多いけどw)

ただ私は根が真面目で、学生時代の通信簿にも毎回必ず「真面目なお子さん」と書かれていたほど生真面目なので、気づけばすぐまじめモードに突入し、面白みのかけらもない文章を書いてしまう。だから、「今、自分が楽しんで書けているか、読んだ人が楽しいと思ってくれるか」については、日頃から結構意識をしている。

また、対面の会話(youtubeもかな)であれば、表情や声のトーンなど、相手に伝えられる情報は多いけれど、ブログは文字しかないので「文字だけでいかに情景や私たち夫婦の様子を伝えるか」についても、日々工夫しているつもりだ。

クルマメディアとの違い

ネットには、モーター誌や法人が運営しているクルマのメディアがたくさんあり、そこには役立つ情報が載っているし、勉強になる記事も多い。また、知名度、信頼度、メーカーとのパイプや資金力もあるので、個人にはできない様々な企画を実施することができる。

例えば、最新モデルの試乗や、サーキットでの計測、メーカー担当者へのインタビュー、モーターショーの取材など…

「いいなぁ〜」と羨ましく思う内容も多いけれど、個人ブロガーの私がそれと同じところを目指したところで、勝てるわけがない。「じゃあ、私にしか書けないことは何か」と考えた結果、その答えが、

読んでいて楽しいブログ」だった。(読者の方に役立つ内容であることは大前提で)

ということで改めて過去記事を読み返してみると(特にブログ開設初期の記事)結構ふざけた内容を書いているし、会話文はほぼ関西弁丸出しになっているんだけど、こういったテイストは、法人が事業として運営しているメディアにはできない書き方でもある。

だったら自由にできる分、このあたりを大事にしたいなと思った。かといって、全くつまらないことを無理に楽しく書いているわけではなく、「なんやかんやで楽しいので、そのことを楽しく書いている」感じではある。

夫婦の窮地を救ったポルシェ

今でこそ会話の多い夫婦方になったと思うけれど、次女が生まれてからしばらくは、夫との会話がほぼ無くなった時期があった。(子ども2人になった生活は想像以上に大変だった)

私も今よりかなり仕事にウェイトを置いた生活をしていたし、子どもの寝かしつけで疲れて寝落ちしすることも多く、ポルシェにも今ほど興味が無かったので、毎日の夫婦の会話といえば(大げさでもなんでもなく)

「おはよう」「行ってらっしゃい」「おかえり」「おやすみ」

くらいしかなかった。また夫も私も、普段から「めっちゃ話したい!話聞いて−!」というタイプではないので、何かあれば日中にメールで伝えて完結してしまうことが多かった。あと、私の仕事柄「短い時間で、いかに簡潔にシンプルに話して相手に伝えるか」を考えることが多いので、いつしか家庭でもそんな話し方になってしまい、

みなちゃんは、話し方や考え方が完全に”男”や。

と、夫にもよく言われていた。

そしてある時「さすがに夫婦の会話がなさすぎてやばい」ということで、この問題について夫婦で話し合ってみたが、これといった解決策もないまま時は流れ…

その後、私も徐々にポルシェが好きになりだし、2017年6月にこのブログを開設し、昨年4月あたりから本気でブログをやると決めて、それ以来、夫婦の会話が少しずつ増えていくようになった。

夫婦で車に乗りに行く機会が増えたり、子どもを寝かしつけた後、ブログ記事に書くために夫からクルマレクチャーを受けたり、「こんな記事はどうだろう?」とアイデアを出し合ってみたり…

ブログのアクセスがまだ少なかった頃は、アナリティクスで色々分析し、思いつく対策を手当たり次第やってみて、アクセスが増えると一緒に喜んだり、逆に渾身の記事のアクセスが思うように伸びなかった時は、何が原因なのかと話し合ったり…

まぁ、夫婦の会話の8割はクルマ関係なので(w)、「夫婦というより仕事のパートナー的な会話が多い」と言われればそうなんだけれども、それでもコミュニーケーションが増えることで、前よりも家庭が明るく、楽しくなった。

会社、社会、地域、その前に、夫婦が一番身近で大切なコミュニティなので、「日々の幸福度の土台は夫婦関係にあるのだ」とこれらの経験を通じて学んだ。

だから、こうなるきっかけを作ってくれた「ポルシェ」に、そしてこのブログには、本当に感謝しているのだ。私にとってポルシェは、単なるクルマではなく、走りの楽しみを教えてくれるスポーツカーでもなく、「私の人生を土台から支えてくれる大切なもの」となった。

だから「ポルシェが、夫婦の関係性をより良く、人生をより豊かにしてくれる」ということを、押し付けがましくなく、楽しく、ブログに表現していけるといいなと今は思っている。

関西弁丸出し

ただ、最近1つ気になっていることがある。

“関西弁丸出しの記事”ってどうなのか

ということである。

Googleアナリティクスによると、ブログの読者の方がお住まいの地域で一番多いのは「関西地域」なのだが、圧倒的に首都圏の方が、人口もポルシェ所有者も多いはずなのに、関西地域の方がよく見られているということは…首都圏の方には文章がコテコテ過ぎて読みにくいのかなぁ…。

そうか「芦有ドライブウェイ」のことや、関西のツーリングスポットのことをよく書いているので、必然的に関西の読者の方が多くなるのかなぁ。このあたりについて、ふと先日twitterで聞いてみたところ、

「絶対、今の方がいいですよ。 会話もリアルで、よりダイレクトに伝わります。」
「意識したことなかったですね・・・・ 気にしないでもいいのではないでしょうか^^」
「会話にも臨場感あり、他のブログとも差別化されていてとても良いと思います!」

という返信を頂いた。皆さん優しい…。

そういえば、以前ポルシェ ジャパンを訪問した際、ドイツ人の商品担当の方からも(学生時代関西に住んでおられた)、「このブログは関西弁なところが良いですよ!ぜひこのまま続けてください!」と流暢な日本語で言って頂いたので…関西弁でこれからも楽しくいこかなと思っております。

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