ポルシェ初の市販電気自動車、ミッションE。「パナメーラもいいけど、ミッションEもカッコイイな−。ミッションEが発売されたら、このパナメーラへの気持ちが揺らいでしまいそうなくらい未来的でスタイリッシュだなー。」と思って見ていた。
すると先日こんな記事を見つけた。
「ポルシェ初のEV「ミッションE」、厳冬のスカンジナビアで実力の片鱗を見せた!」
気になって早速記事を見たのだが、掲載されてる写真を見てびっくり。
…何これ!ミッションEちゃうやん!( ゚д゚ )!!
これが↓
…なんでこうなるの!?↓
ということで夫に「これ全然ミッションEちゃうやん!どういうこと!?」というと
コンセプトカーってそんなもんやで(-_-)」
とあっさり返された。
コンセプトカーとは、車メーカーが展示目的で製作する自動車のことで、世界のモーターショー等で展示されることが多いそう。「ドリームカー」、「フューチャーカー」と呼ばれることもあり、その名の通り「将来に向けて、私達はこんなコンセプトで車作りをしていきますよー」ということを示し、市場の反応を見たり、ユーザーに啓蒙する役割を持っている。
ネットで色々調べていると、「これは詐欺だ!」とか「がっかりだ!」とか色々な意見や記事があがっていた。すると横から夫がこう言ってきた。
「コンセプトカーやから、実用車とは違うで。めちゃくちゃカッコよくても、法律的にこのライトの位置はNGやとか、車高が低すぎるとか、ホイールやタイヤは脚長でかっこいいけど乗り心地がめちゃ悪くなるとか、そういう問題があるから、実際に市販するとなると話は別なんや。でも1998年に発売されたアウディTTクーペはコンセプトカーにかなり近い市販車が発売されて、めちゃ売れたんや。ちなみに僕も昔買ったけどなw」
と。
そのアウディTTクーペのコンセプトカーがこちら。
出典:https://gqjapan.jp/car/story/20170117/dream-car/gallery/38
そして、実際の市販車がこちら。
出典:favcars.com
確かに同じだ。こんなケースもあるんだなぁ。私はずっとコンセプトカーがそのまま発売されると思ってたのだが、実際は違うようだ。でもどうせなら「これ絶対ありえんやろ!」というデザインのコンセプトカーを出してくれたら分かりやすいのにな。
こんな風に(爆)
ロールスロイス・ネクストN(2016年)出典:https://gqjapan.jp/car/story/20170117/dream-car/
そして続けて夫や、
昔は、コンセプトカーは実際に作ってモーターショーで展示するのが一般的やったけど、最近はプレステのグランツーリズモでコンセプトカーのようなものが発表されてるんやで
と言った。早速サイトを見てみると…ほんとだ!
「みなさんが考える、グランツーリスモをデザインしていただけませんか?」すべては山内一典からのその一言から始まりました。ビデオゲーム『グランツーリスモ』の名前の語源となった、Gran Turismo=GTとは自動車の世界では2ドアのスポーツカー、グランドツーリングカーを指します。
その言葉を受け止めた世界の自動車メーカーから、今、続々と新しい「グランツーリスモ」が届けられています。「ビジョン グランツーリスモ」は自動車メーカーと「グランツーリスモ」とユーザーの皆さんでつくりあげる15周年の祭典として始まりました。届けられたクルマは「グランツーリスモ」シリーズの中に順次登場し、皆さんがそのクルマを運転することで、祭典の輪は広がっていきます。
ほんとだ!アウディ、ホンダ、マクラーレン、スバル、レクサスなど、車メーカーが様々なコンセプトカーのようなものを出してる。そして実際にそれをゲーム上で運転できるというのはとても面白いなー。コンセプトカーをとりまく環境も時代とともに変化している。Eスポーツ(になるのかな?)まわりも今後は要チェックだな。