ポルシェ・タイカン

GENROQ 11月号の「ポルシェ タイカン」特集を読んでみた。

タブレット端末でポルシェ誌を

先日、いつもお世話になっている美容院に行った時、スタッフの方から、

「今月から、タブレット端末で雑誌を読んでいただけるようになったんですよ。紙の雑誌もありますが、タブレットであれば、ご自身が読みたいものを、好きなだけ読んで頂けますので、ぜひ使ってみてください」

と言われた。

へぇ〜それは便利だなぁ〜」と思いながらタブレットを操作し、どのような雑誌があるのか見てみると、クルマ雑誌も何種類か用意されていた。

中には、ポルシェ関連の記事が乗った雑誌も結構あった。

美容院で雑誌を読む場合、通常なら最新号しか見ることができないが、タブレット端末の場合はバックナンバーまで遡って読むことが出来てとても便利だ。

そんな中、GENROQ2019年11月号でタイカン特集がされているのを見つけた。

早速読んでみたところ、なかなか面白く興味深い内容だったので、冒頭のタイカン研究開発者インタビューの部分から少しだけご紹介したいと思う。

タイカン、今後のポルシェについて

タイカンについて

・まもなく、ワゴン型のタイカンクロスツーリスモが登場する。
・タイカンは、0→100kmを20回も繰り返すことができ、20回目のタイムは1回目より1秒遅いだけという恐るべきパフォーマンスを見せる。
・タイカンの生産計画は年間2万台だが、既に世界中で3万1000台の予約が入っている、しかも半数がポルシェユーザーではない。
・タイカンは市販の電気自動車世界初800Vシステム採用だが、919ハイブリッドで有効性を認識し、そのテクノロジーがタイカンに活かされた。
・ワンペダルドライブも検討したが、ポルシェの走りには2ペダルがふさわしい。
PSM完全にOFFが可能。これによりドライバーが全てをコントロールしなければならないが、そんなことが出来るEVはおそらくタイカンだけ。

今後のポルシェについて

・これからのポルシェは、エンジン、PHV、EVの三本柱で展開していく。
・次は、マカンにバッテリーを搭載。当初はEVと内燃機関の両方を用意し、いずれはEVにシフトする。
・EVは重量や充電などの課題はあるが、技術が進化しているので、本格スポーツカーにEVを搭載するタイミングも今後検討していく。
・911については未定だが、EV化があるとしてもおそらく最後。まずはハイブリッドが第一歩になるだろう。
・大事なのは「ポルシェらしいパフォーマンスが出来るか」どうか、それが可能になれば、EV化もあり得る。
・とはいえ、エンジンがなくなるわけではない。

タイカンを体感したい

その他にも、タイカンのシャシー、バッテリー、内装などが細部に渡って特集されていたので、とても読み応えがあった。

空冷から水冷へ、NAからターボへ、様々な進化をとげ、この度完全EV車のタイカンが世の中にお目見えする。どんな走りなのか、どんなフィーリングなのか、試乗できる日がとても楽しみだ。

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