ポルシェ好きの夫がスーパーカーに乗らない理由−マクラーレン650Sを所有して分かったこと

スーパーカーをほしいとは思わない夫。

夫はポルシェが大好きだが、スーパーカーに関してはそれほど欲しいとは思わないそうだ。その理由はなぜなのか、少し聞いてみた。

夫は子どもの頃から車好きなのだが、当時周りの友達がランボルギーニカウンタックやミウラを「すごい!カッコイイ!」と言っているのを聞いて「まぁかっこいいけど、僕はみんなが言うほどじゃないなぁ」と思っていたそう。

ただ、フェラーリの「F355」「360モデナ」「F430」「F40」についてはカッコイイと思っていたらしく、特にF40については、マンガ「こち亀」で、お金持ちの同僚の中川巡査がF40を購入した回を穴があくほど読んでいたと(笑)

とはいっても、ポルシェは「大人になったら絶対買うんだ!」という強い目標になりえたけれど、他のスーパーカーについては「将来買う」というという強い欲求にはならなかった。

スーパーカーが買う目標にならない理由は?

夫がスーパーカーがそんなに欲しいと思わない理由は大きく3つあるらしい。

1)日常使いがしにくい

スーパーカーは、何かと普段使いがしにくい。車高が低く、少しの段差ですりそうになるので、コンビニには行けないし、気軽にご飯を食べに行くことも出来ない。特にガルウィングだと、駐車スペースも相当広くないと無理だし、エンジン音も大きいので街中では結構目立つ。一方ポルシェはサーキットでも、ツーリングしても、普段でも、いつでも楽しめるから良いと言っていた。

2)ロングツーリングに行けない

夫は長期の休みになるたびに、1回1500km程度のロングツーリングに出掛ける。高速道路を長距離走り、現地に着けばそこからさらにワインディングロードを駆け抜ける。そういった使い方は、スーパーカーでは疲れるし、何かと気を遣うから無理だとのこと。

3)改造する行為が嫌い

せっかくのスーパーカーなのに、マフラーを改造して音を大きくしたり、車高を落としたりする人がいるが、それは「メーカーの技術者への敬意が感じられない行為」だからあまり好きではないと。スーパーカーはかなりの値段する車なので、当然良い部品を使っているだろうし、メーカーの技術者や開発者たちが、持てる技術やノウハウを駆使して、開発して、テストして、完成させた車を、音の派手さや外観のためだけに改造するのは好きじゃないそうだ。

常々、

「スーパーカー乗ってすぐ改造する人って、評価軸が外にあるやろ?車そのものの良さを味わいたいというより、カッコイイと思われたいとか目立ちたいっていう方が先に来るやん?その価値観は僕には無いんや(-_-)」

と言っている(爆)

→次ページ 一時期夫がマクラーレン650Sを所有して分かったことは?

Page: 1 2

Share
Published by