先週末に夫が、朝の芦有ドライブウェイの集まりに参加するということで、私も久しぶりに一緒に参加することにした。ちょうどお花見の時期ということもあり、義母がわが家に来てくれることになったので、花見がてら子守をしてもらえることになったのだ。
今回は「前日に子どもが病気になる」といったアクシデントも無く、予定通り参加できる運びとなった訳だが…今度はお天気が思わしくなく。週間天気予報ではずっと「晴れ」だったのに、「私が芦有に行く!」と決めてから、その日の午後の予報が雨に変わった。
…いやほんまに、どれだけ雨女やねん(-_-)
この日は空冷911(964C2)で向かうことになった。朝8時半集合なので比較的早めの出発だったが、朝から娘たちの機嫌もよく、なんとか準備ができ、いざ出発。ボディカバーをはずし、エンジンを少しあたためつつ、空冷911に乗り込んだ。
あと「ポルシェが集結するんだったら、このバックで行くしか無い!」と思い、ポルシェデザインのバックを持参することにした。(せっかく買ったのにまだ3回くらいしか使ってないw)
芦有に続く道は桜が咲いていて、とても綺麗だった。
ただ、芦有ドライブウェイに入ると、さすがに桜はまだ全く咲いていなかった。このあたりになると、桜の開花はまだ先なのだなぁ。そして納車以来、RRの運転技術を高めるべく修練を積んでいる夫の運転は、以前よりさらにうまくなっているように感じた。
車中で「8時半集合やけど、みんな遠くから来るから遅れるやろなぁ」と話しながら、ゆっくり東六甲展望台に到着したところ、すでに凄まじい数のスーパーカーやスポーツカーが…!!
停めるところが無い(*_*)!
今日は「午前中のみ晴れの予報、しかも季節が良いので、普段よりクルマは多そうだ」とは思っていたけれど、まさかここまで多いとは…。いやはや、クルマ好きの朝は本当に早い。
しかも、新旧の名車揃いだ。
GT3RSに(しかもPCCBだった!)…
真っ青なケイマンGT4の姿や…
中には356まで…!
無事にお仲間と合流しつつ、今回の芦有の集いには、以前ポルシェオーナーズファイルでご紹介した、981ボクスターブラックエディションのオーナーの方も来られており「日曜日の朝の芦有に来るのは初めてです!」といつになく興奮したご様子だったw
そうこうしているうちに、以前ブログで紹介させて頂いた、718ボクスターGTS(MT)のオーナーの方が到着された。
いや〜かっこいいなぁ〜ヘッドライトの目の鋭さ、シルエット…本当にかっこいい。
ご挨拶を済ませた後「今日は、奥さんもぜひ運転されてみてください!」と言って頂いたのだが、さすがに人様のMT車をどうにかしてしまっては怖いので、まず夫が運転させてもらうことになった。(夫も以前は助手席乗車のみだったので)
私はというと、助手席に座り、718ボクスターGTSの走りを体感させてもらったのだが、夫は走り出すやいなや「やっぱり981とは全然違う!」と大興奮していた。718ボクスターGTSの試乗レビュー(夫の感想)については、また別途ご紹介したいと思う。
そして、約10分程度、芦有ドライブウェイを運転して展望台に戻ってきたところ、夫からこんな風に言われてしまった。
「Minaちゃんはこれやめといたほうがいいわ。もっとMT車の運転に慣れてからでないと、クラッチ壊してまうわ」
と。そうかぁ〜…まぁ、人様の大切なGTSだから、MT運転に自信が無い状態で乗るのは失礼だし、「助手席に乗るだけでも、981との違いを体感することができた」ので良しとするか。
718は981よりも「カーブを曲がる時がとてもなめらかでスムーズ」で、乗り心地もとても良かった。エンジン音は、もちろん981とは異なるが、低音で空冷に似たエンジン音を高回転まで回すと、とても気持ちが良い音がすることを体感できた。
その後、運転はしないけれども、せっかくなので718の運転席でクラッチだけ踏ませてもらったのだが(笑)、
クラッチは981より軽く、女性でも操作がしやすそうな気がした。
白に赤幌のわが家のボクスターもかっこいいけれど、ボディカラーが黒で赤幌のボクスターもまた、クールだ。
オーナーさんは、「所有するクルマは絶対”黒”」と決めておられるそうで、赤革の内装もオーナーさんのこだわりだとのこと。(ダッシュボードの赤色が、フロントガラスに反射して見えにくくなると言われているが、この日も問題なかったらしい)
納車以降、お忙しくてなかなか乗れてないということだったが、「洗車したり、眺めているだけで、とても幸せな気持ちになるんです」とおっしゃっていた。その言葉を聞いて、私もとても幸せな気持ちになった。
クルマって、いいなぁ。
その後は、互いのクルマを撮影したり、試乗させてもらったり、オーナーさん同士で情報交換したりと、とても楽しく有意義な時間を過ごすことができた。
私は以前は、芦有ドライブウェイに少しびびっていたのだが(高級車ばかり来ているので、自分のクルマを所有した経験の無い素人の私なんかが行っていいのだろうかと思っていた…)本当に皆さん良い方々ばかりで、平和で明るい”空気”が流れていた。
今回初めて芦有の朝の集いに参加された、981ボクスターブラックエディションのオーナーさんも「とても楽しかった!また来たい!」と満面の笑顔でおっしゃっていた。
その後10時を過ぎた頃から、スポーツカーやスーパーカーはちらほら帰りはじめ、それと共に、家族連れのクルマが増えてきた。なるほど…だから、スポーツカーの皆さんは、家族連れが動き出す前の、早朝に活動するのだなw
その後私たち夫婦も、11時ごろに東六甲展望台を後にし、自宅に帰宅した。
(エンジンを冷やし、汚れをはたきでとり、ボディカバーをかける夫)
これだけ満喫して、帰宅してもまだ12時前とは…なんとも健康的な趣味やな(笑)ぜひまた行きたい!今回お世話になった皆さん、有難うございました!