マニュアル車の運転 – アクセルワークとクラッチ操作、両方に意識を向けられるように

BMW320iについて

BMW320iがわが家にやってきて、早いものでもうすぐ5ヶ月。もう5ヶ月も経ったのかぁ…そんなに経った気がしない。そして、320iはマニュアル車なので、つまりは「マニュアル車を普段使いするようになって、5ヶ月が経った」ということだ。

この調子だと、きっと1年なんてあっという間なんだろうなぁ…。そして、あっという間に自動車税を支払う時期が来るのだろう(笑)先日、久しぶりに320iを運転した夫が、

なんか、エンジンの回りがめっちゃ良くなったなぁ。納車直後よりもええ感じになってる気がする。前のオーナーの癖とかが抜けて来たのかなぁ。

と言っていた。毎日のように乗っている私にはその変化があまり分からないが、久しぶりに乗った夫がそう言うということは、乗り味が変わってきたということなんだろう。これからさらに自分に馴染んでいく過程が楽しみになってきた。

マニュアル運転について

以前はマニュアル車の運転に苦手意識を持ち、全く運転できなかったのに、マニュアル車を普段から乗るようにしてみると、自分が思っていた以上にすぐに慣れることが出来た。確か、1週間ほどで「普通に運転すること」自体は出来るようになったと思う。

ただ、そこから「スムーズに上手に運転ができるようになる」までには、道のりは長く、奥が深いことを痛感した。そして少し前に夫から、

マニュアル車は、クラッチ操作に意識がいきがちやけど、アクセルワークも大事やで。基本的には、どの操作も焦らずに丁寧にやることやわ。

とアドバイスされたが、「頭では分かるけれど、なかなかうまくいかない」状態が続いた。

というのが「アクセルを丁寧にすること」を意識すると、クラッチへの意識が薄れ、逆に「クラッチを丁寧にしよう」とすると、アクセルへの意識が薄れ、結局シフトショックが出てスムーズに運転出来なかったのだ(-_-)

たまにうまくいくときはあるが、しばらくはずっと微妙な状態だった。

PDKって本当に賢い、ATってすごい。人間がやるのの何倍もスムーズだもんなぁ」と、改めてオートマチック・トランスミッションの素晴らしさを実感しつつ、先日いつものように運転していたところ、感覚がつかめる瞬間が突如としてやってきた

「なるほど、クラッチもアクセルも丁寧に操作するってこういうことか!」と、左右両方の足に意識がいき操作する感覚がようやく掴めたのだ。やっぱりなんでも練習あるのみだな。

そしてふと、「マニュアル車を運転し続けることは、絶対ボケ防止になる」と思った。例えばピアノも、頭を使うし、両手や、足が別々の動きになるのでボケ防止になると言われているけれど、マニュアル車の運転もそれと同じような感覚かもしれない。

自動運転の技術革新が進むこれからの時代とは完全に逆行するけれども、毎日とは言わずとも、今後もマニュアル車にずっと乗り続けていけたらいいなと思う。

余談

マニュアル車を運転する感覚が掴めたことがあまりに嬉しく、そのことをTwitterに書くためにクルマを駐車場に停めてスマホをいじっていたところ、外で何かが動く気配を感じた。とっさにパッと顔をあげると、目の前を大人のイノシシが2頭、トコトコと通り過ぎていった。

えー!!イノシシとな!!!(゚д゚)!!

すごく優しそうな目をした2頭で、猪突猛進とはかけ離れた軽やかな足取りで、破れた金網の隙間から向こうの木々の方へ消えていった。

もしTwitterをせずにすぐに外に出ていたら、鉢合わせになっていたかもしれない。イノシシって追突されるとかなり危険だもんなぁ。今後は、イノシシと鉢合わせしたときの対策も考えておこうw

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