ポルシェの買い方

ポルシェ911カレラT納車!初日のファーストインプレッションは!?

ポルシェ911カレラT納車

昨日、ついにポルシェ911カレラTが納車となった。

初めて自分のお金で買ったポルシェ。
清水の舞台から飛び降りて骨折しても構わん!という覚悟で買ったポルシェ。
悩みに悩んで仕様を決めたポルシェ。

そのポルシェ、911カレラTが、いよいよ自分のものとなった。

昨日は朝から家族5人でGLBに乗ってディーラーへ。

ディーラーに到着し、保険関係の話、車検証(ITタグがついた電子車検証になっていて驚いた)や仕様書など資料の確認を終え、いよいよ実車のもとへ。

カレラTを見た第一印象は、「想像以上にかっこいい!」だった。

きっと愛車を購入する方のほとんどが、「写真で見るよりもかっこいい!自分の車が世界で一番かっこいい!」と、乗る前からテンション爆上がりになるのだと思うが、その気持ちがとてもよくわかった(笑)

ちなみに今回のカレラTの仕様は以下の通りだ。

・エクステリアカラー:クレヨン
・インテリアカラー: Carrera T インテリアパッケージ(コントラストカラー:スレートグレー)
・シート: アダプティブ スポーツシート(18way電動調節)、メモリーパッケージ付き リアシート
・エクステリア:スポーツデザイン パッケージ Porsche Exclusive Manufaktur サイドウインドウ トリム(ハイグロス ブラック)
・ドライブトレイン/ シャシー:7速マニュアル トランスミッション フロント アクスル リフト システム リア アクスル ステアリング
・ホイール:20/21インチ Carrera Sホイール (ハイグロスチタニウムグレー)
・ライト:LEDヘッドライト、ポルシェ ダイナミック ライト システム プラス(PDLS Plus)を含む
・コンフォート機能及びアシスタンス システム:レーン チェンジ アシスト
・インテリア:ヒーター付きGTスポーツ ステアリングホイール(レザー) ストレージ パッケージ インテリア パッケージ(エクステリア同色塗装) スピードメーターパネル(ホワイト)

PCCBは選ばなかったんですか?」と聞かれることがあるが、今回のカレラTではPCCBはもともと選べなかった。半導体の影響なのかなぁ…。

とはいえ、オプションでつけれてもPCCBは予算的にアウトなので選んでいないと思う(笑)

リアアクスルステアリングについては、オプション代も高いので最初はつけるつもりはなかったが、夫から

「リアアクスルステアリングは、本来はS以上のグレードでしか選べへんオプションやのに、カレラTにはつけられる。ベースの911にリアアクスルステアリングのオプションをつけられるなんて、カレラTでしかできひんのやから、絶対つけといたほうがいい!

と熱弁されたので、つけた(笑)

ちなみにカレラTは、ドアミラーやトリムストリップ、リアリッドグリル、“PORSCHE”ロゴ、“911 Carrera T”ロゴなどが、専用のアゲードグレーになっているのだが、これもまたアクセントになっていてかっこよかった。

カレラT、ファーストインプレッション!

ナビやセンター画面などの説明を受けた後、いよいよディーラーを出発することに。この時点でも、自分のポルシェという感覚が全くない。

レンタカーでポルシェを借りて帰るような、でも「自分のお金で買った思い入れのある車だから、絶対傷つけちゃいけない」という緊張感とが入り混じった…不思議な感覚。

ちなみに、エンジン始動音は、めちゃくちゃ迫力があった。あまりに大きな音だったので、長男が怖がって逃げてしまったほどだ(笑)

その後、ポルシェセンターのスタッフの皆さんにお見送りされながら「ここでエンストしてはいかん…!」と神経を研ぎ澄ませて発進した。

でもさすがは992。クラッチも軽く、クラッチミートもしやすく、アクセルの煽りが少ないと自動で少しふかしてくれるので、かなり操作がしやすい。よほどのことが無い限りエンストはしないのではないかなぁ。

そして走り出しの第一印象は、「乗り心地が良い」だった。カレラTはスポーツシャシーなので「どれだけかたいんだろう…低速でも乗り心地が悪すぎたらどうしよう」と不安だったが、わが家にあるノーマルシャシーの992カブリオレの納車時よりも、明らかにしなやかで乗り心地が良かった。

もちろん、路面の状況が悪いところだと、ゆさぶられることがあるが、マンホールを乗り越えるくらいなら全く問題ないし、かたすぎて不快なことも全くない。ただこの乗り心地の良さに関しては、「シートを18wayのアダプティブスポーツシートにしたから」という理由も大きいかもしれないと夫は言っていた。

兎にも角にも、これなら、街なかでの快適ドライブが楽しめそうだ、と一安心。

あともう一つ感じたのは「エンジン音の静かさ」だ。エンジン始動時とうってかわって、その後は本当に静か。もちろん、一般車に比べるとかなり大きな音がするのだが、わが家のGPF(ガソリン・パティキュレート・フィルター)なしの992カブリオレや、981ボクスターGTSとつい比較してしまうので、それと比べるとかなり静かだ。

途中「スポーツエグゾーストがOFFになっているから静かなのかな」と思い、ONにしてみたが、そこまで大きく音量は変わらない印象だった。とはいえ、まだならし運転期間で、回転数も4000回転を超えないよう意識して走っている(マニュアルにもそう書かれている)おり、全開で走らせていないということも大いにあるとは思う。

その後は、近所のKeeperラボに行ってコーティングをお願いする予定だったので、そのままKeeperへ直行。時間にしてわずか3分ほどの束の間のドライブを楽しんだわけだが、その間、MT操作は終始やりやすく、シフトレバーも短いので(ショートストローク)素早く操作が可能で、よほど雑に運転しない限りは、シフトショックが出ることもない印象。

本当に乗りやすい911だ。

その後、夕方に再びKeeperへ車を取りに行った後、少し芦有に行くことにした。

まだ慣らし運転中なので、そこまでは走れないが、少し速度をあげてみると、やっぱりめちゃくちゃ速い(一方で、軽量化されているというほどの軽さはあまり感じなかった)。そして、オプションでリアアクスルステアリングをつけていることでのハンドリングの凄さを実感。

きり始めはマイルドなのに、そこからさらにぐぐぐっと曲がっていく。変なコース取りをしてもまったくぶれずに切り込んでくれる。めちゃくちゃ気持ちが良い。 ただ「このハンドリングに、伸びやかなエンジン音があればもっと最高なのになぁ…!」と、ついつい981ボクスターGTSのことを思い浮かべるなどしてしまった(笑)

その後芦有の展望台によってみると、夫の知り合いのポルシェオーナーさんたちがいらっしゃったので、色々話をしてると、

この車は、5000km超えたらめちゃくちゃ変わりますから。エンジン音も、フィーリングも、反応も全部ががらっと変わるから、楽しみにされてください!」という情報を頂いた。めちゃくちゃワクワクする!

初日はまだあまり走れなかったが、これからはできるだけ長距離を走り、早くならし運転を終えて、思いっきり走れるようにしたいなと思う。
また夫のファーストインプレッション等も色々レポートできればと思っている。

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