ポルシェ・ボクスター

台風からクルマを守る対策 – わが家の場合はボディカバーで凌いだ。

台風時のクルマ対策

先週の土曜日、前代未聞の大型台風19号が日本列島を直撃した。大きな被害に見舞われた地域も多く、復旧に時間を要すると報道されているが、被災された方々のことを思うと胸が痛む。わが家も、昨年9月に西日本を襲った台風21号で大規模停電を経験したが「決して、自分たちのところは大丈夫だろうなどと思ってはいけない」と、その時思い知らされた。

今回の台風19号に関して、クルマ好きの方々のtwitterを見ていると、多くの方が「愛車を避難させる」対策をされていた。当然わが家も、対策をしなければならなかったわけだが、わが家には現在クルマが5台あり、普段は「自宅の駐車場に2台、自宅から少し離れた青空駐車場に2台、夫の会社近くの屋根付き駐車場に1台」という形で停めている。

今回は、会社近くの屋根付き駐車場にGT3を置き、パナメーラと空冷ポルシェ911(964)は自宅駐車場に、そしてBMW320iとボクスターは青空駐車場に置くことになった。GT3、パナメーラ、空冷、320iについてはまぁ大丈夫にしても、気になるのはボクスターだ。

ボディカバーはかけたが、「今回のような大型台風だと、さすがにボディカバーが飛ばされたりするかもしれない…」と思いつつも、ボクスターにはなんとか頑張って耐え忍んでもらうことにした。(ちなみに、わが家では、ボディカバーは仲林工業さんのものを愛用している)

ボディカバーの奇跡

そして、台風がやってくる当日。ニュースでは「今回の台風19号は、静岡県や東京に直撃するだろう」と言われていたので、関西はそんなに大したことないのかなぁと思っていたが、予想に反してこの地域でも、雨風がかなり強く、そして長く続いた。「兵庫県でこれだけ凄かったら、台風が直撃する地域は大変なことになりそうだなぁ」と話しつつも、夫はやはりボクスターが心配なようで…

大丈夫かな…ボディカバーをかけてるとはいえ、さすがにこの雨風やったらやばいかもしれん…。

などとブツブツ言っていた。その後、数時間に渡り暴風雨が続いたが、夕方になりようやくおさまり雨も止んだので、夫は急いでボクスターの様子を見に行った。そして、数分後、戻ってきた夫は一言、

すごいわ、なんともなかったわ!

と。

まだちょっと風があるから、ボディカバーも膨らんだりしたけど、風通し穴から風がしっかり抜けるから、全くバタバタすることが無い。ボディカバーをめくってボディを触ってみたけど、「ちょっと湿気てるかなぁ」程度で全然濡れてないし、幌も大丈夫や。やっぱり、クルマにしっかりフィットしたボディカバーをつけるってめっちゃ大事なんやと改めて思った。いやはや、仲林工業、あっぱれやわ!

と話していた。

クルマにフィットしていないボディカバーをつけていると、暴風雨でボディカバーがバタバタし、そのたびにボディを傷つけることになりクルマが傷む原因になるが、仲林工業のボディカバーは全くそんなこともなかったそうだ。

こういうことを仲林工業さんに伝えてもきっと「いや、まだまだです、もっともっと良いものを作ります!」と謙虚におっしゃるのだろうなw 今回の台風では、治水の件も含め、日本のプロフェショナルの皆さんの尽力により、私たちの生活が守られていることを再認識した。

世界は誰かの仕事でできている。

プロフェショナルの皆さん、いつも有難うございます。

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