【ポルシェを買うために大切なこと】買うまでのプロセスをイメージする!

ゴールよりもプロセスをイメージする

夫は、オリエンタルラジオの中田敦彦さんの「YouTube大学」をよく見ている。先日も、

便利な時代になったよなぁ…。価値のある動画が無料でたくさん見ることができて、勉強ができて、しかも何回も繰り返し見ることができる。一昔前じゃ考えられへんかったもんなぁ。

などと言っている。

そして先日、YouTube大学で配信された「後回しにしない技術」という動画を見た後、こんなことを言っていた。

「成功するには、自分があたかも成功しているかのように、ゴールをありありとイメージすることが大事」とよく言われているけど、それ以上にプロセスをイメージすることが大事なんやって。
例えば、ミートソーススパゲッティを食べたいと思った時「ミートソーススパゲッティを食べている自分をありありと想像していたら、いつの間にかミートソーススパゲッティを食べることができていた」なんてことは絶対ないやん。
ほんまに食べようと思ったら、ミートソーススパゲッティ作る手順や材料がイメージ出来てないと作れへん。
それと同じで、ゴールをイメージするのも大事やけど、それ以上に「ゴールまでのプロセスを描くこと」が大事で、プロセスが分からんなら、調べるなり聞くなりしようと。
それ聞いて、確かにそうやなぁと思ったわ。思い返せば、僕が昔「ポルシェが欲しい」と思ったときもそうやった。

と。なるほど…続けて夫は、

自分がポルシェに乗っているところも確かに思い描いていたけど、それ以上に「じゃあ将来ポルシェに乗るために、きっと僕は独立してて、次に会社の売上規模はこのくらいになってて、年収はこのくらい。その時、僕はこんな仕事していて、プライベートで家族はこういう状態で、クルマが問題なくおける家に引っ越してて…」みたいなのを思い浮かべてたわ。
もちろん、最初はとんでもなく遠い目標やったし、進んでいくうちに「あれ、このやり方はちょっと想像と違うなぁ」と思うこともあった。でもそれは都度軌道修正していけば良くて、進んでいくうちにゴールへの道筋がはっきり見えるようになったから、ポルシェを買うゴールに到達できたんやろなぁと思うわ。

と言った。

確かにそうだなぁ…。夢や目標を叶えるには、それを思い浮かべているだけではだめで、そこに向けて行動しなければ意味がない。そのためには「まず何をすればよいか」が見えていて、そのイメージに沿って時には軌道修正しながら行動し続けられるかどうかが大切だと改めて思った。

また夫は、

芦有なんかで、若い方から声をかけられて、話をしているうちに「ポルシェがほしいんですけど、どうやったら買えますか?」って聞かれることがあったけど、やっぱり「ポルシェを買うために何をすればよいか、逆算して、そのプロセスがありありと思い浮かんでいないと、買う目標は達成できない」と思うわ。
単にポルシェを買ってドライブしている自分を想像するだけではダメや。もちろん、それも大事なことやけどな。
例えば911を買おうと思ったら「どのくらいの値段がするのか」「維持するためにはどのくらいのお金がかかるのか」「じゃあ、仕事でどの程度稼ぐ必要があるのか」「もし、今の仕事では足りないなら、昇格試験受けるか、副業するか、転職するか」…「よし、じゃあ転職しよう!」とかいう風に、プロセスと行動するべきことが見えてくるわけやん。
たかが欲しい車のために転職するなんて…」という声もあると思うけど、ほんまに欲しいなら、そういう一歩を踏み出していかないと、一生ポルシェを買えるようにはならんと思う。

と言っていた。なるほどなぁ〜。

自分の目標とプロセスはあっているか?

私は、20代の時に起業したが、それが思うようにうまくいかなかった(今も会社はほそぼそとやってはいるが)。そしてよく考えてみると「成功した自分の姿」はありありとイメージできていたし、ワクワクし過ぎて夜も眠れないこともあったけれど、そこへのプロセスが全く見えていなかった。

だから、会社を上場させたり、ゼロから会社を大きくしてきた先輩経営者の皆さんに会いに行って教えを請い、アドバイスを手当り次第実行したが、お金を使い果たし、売上も上がらず、迷走し、掲げた目標は全く達成できなかった。

今思えば、私は「会社を上場させたい」とか「社員何百人の会社を作りたい」など全く思っていなかったのに、起業初期に出会ったすごい先輩経営者の方々のアドバイスを実行していた時点で、プロセスが自分の目標と全くあっていなかったのだろうなぁと思う。(なんで気づかなかったんだろう…w)

ミートソーススパゲッティを作りたいのに、カルボナーラの作り方を必死で実践して「こんなに頑張っているのにミートソーススパゲッティが作れない!」と嘆いていたとでも、言おうか…。

とはいえ、先輩の皆さんからは今でも気にかけて頂いたり、近況を報告するなどさせてもらっていて、あの時の出会いが自分の財産になっているなぁと感じる。また、今度自分がチャレンジする時には、成功率を高められるよう、しっかりとプロセスを思い描き、周りに意見を聞き、焦らず、地道に、着々と進めていける気がする。

ほんとに、人生で無駄なことなんて何一つないのだなぁ。

プログラミング脳を鍛える

少し話がそれてしまったが、夫は「プロセスをイメージする」ことについて、こんなことも言っていた。

子どもらが最近「将来○○になりたい」とかよく言ってるやん。それを聞いて今までは「ええやん!○○やったらなれるわ!」って言ってたけど、「じゃあ、そうなるには、何をすればいい?」と聞いてあげることで、子どもたちがゴールまでのプロセスを描きやすくなるみたいやで。

と。

そのことを考えて…というわけではないと思うが、夫が最近、7歳の長女にプログラミングのゲームを教えるようになり(夫の本業なので)、長女は結構楽しそうにそのゲームに取り組んでいた。

プログラミングというのは「○○をする」というゴールのために、その工程を細分化し、コンピューターに対して一つ一つ指示を出し、バグが出たら修正し…を繰り返していくので、目標達成のプロセスを考える思考回路が鍛えられる効果もあるのかもしれないなぁと思った。

ちなみに、そばでプログラミングのゲームを見ていた私は、全く理解が出来なかった(爆)

「ゴールを思い描くこと」「プロセスをイメージすること」「自分には無理だというメンタルブロックを外すこと」「行動し続けること」「成功者の方々の中に身を置くこと」…

成功するために大切なことを、今までたくさん夫に教わってきたが、私も自分の夢に向かって、プロセスを思い描いて、一歩ずつ歩んでいきたいと改めて思った。

Share
Published by