１０月初旬にわが家にやってきた、私の愛車、スイフトスポーツ。はやいもので、1ヶ月点検の時期を迎えた。
ちなみに点検の予約の電話をするとき、ぼんやりしてして（基本いつもぼんやりしているが）「１年点検をお願いします！」と言ってしまい…先方から「はい、一ヶ月点検…ですね」と言われて恥ずかしかった。
最近以前にもましてこういうことが多い。私の頭の中は本当に大丈夫だろうか…（笑）
点検に際して夫からは、
スイスポは、ならし運転必須ではないようやけど、でも１ヶ月間はならしのつもりで運転するほうがいいと思うわ。１ヶ月点検までに１０００kmくらいは走っておきたいな。そのタイミングでエンジンオイル交換してもらえるとええんちゃう？
と言われていた。
なので、なんとか１０００km走るべく、毎日乗り、時に大阪に行ってみたり高速道路を走るなどしながら、結局走行距離１０５０kmほどで持ち込むことができた。
１ヶ月点検では、
１）室内点検
ブレーキの効き具合、パーキングブレーキレバーの引きしろ、低速・加速の状態
２）エンジンルーム点検
パワーステアリングのオイルの漏れ・量、ブレーキ液のリザーバタンクの液量、バッテリのターミナル部の緩み・腐食、燃料漏れ、エンジンオイルの汚れ・量、ファンベルトの緩み・損傷
３）足廻り点検
ホイールのボルト・ナットの緩み
４）下廻り点検
ブレーキホース、パイプのもれ、損傷、取り付け状態、トランスミッション、トランスファのオイルの漏れ・量、デファレンシャルのオイルの漏れ・量、エンジンオイルの漏れ
などを３０分ほどで見てもらい、オイル交換をしてもらったが、特になんの不具合もなかったそうだ。
実は、点検の前に夜の高速道路を走ることがあり、フロント部分に虫などが結構付着していたので「洗車してもらえる嬉しいなぁ」と淡い期待を抱いていたが、洗車のサービスはなかった。
そらそうだな、ちゃんと自分で洗いに行こう。
スイスポは、運転がしやすく、軽くて、速くて、楽しいとてもいいクルマだ。MTのシフトレバーも操作が気持ちよく、左手をずっとレバーにおいてしまいたくなるフィット感がある。
この１ヶ月、スイスポにはほぼ毎日乗っていたのだが、思わず夫に、
もうポルシェは要らないかもしれん。スイスポが良すぎるわ。ずっと乗っていたくなる。
と言ったこともあるのだが…先日久しぶりにボクスターGTSやカイエンに乗ってみて思った。
「やっぱりポルシェはすごい」
と。（当たり前だ）
ボクスターに乗ったとき、ガッシリ感、剛性感、足回りがしっかり作られている感覚、地面との接地感、ステアリングの重さ、シフトレバーの操作のしやすさと気持ちよさ…
「いや〜ポルシェはすごい。やっぱり高いはずだ。つくりがしっかりしている感覚が随所から伝わってくる」
と感じた。
またカイエンに乗ってみると、まるで絨毯の上を走るようなラグジュアリーでなめらかな乗り心地、静粛性、そして踏めばしっかり速く、本当にノンストレスでよくできたクルマだということを再認識した。
背景が関西スーパーという…
スイスポがわが家にやって来る前、私は毎日ポルシェに乗らせてもらっていて、その走りや乗り心地に正直慣れてしまっていた。
また、剛性感の強い９１１（９９２型）を運転した後に９８１ボクスターに乗った時などは、
「足回りがかなり柔らかい感じがするな〜。ちょっとふわっとする感じがある」
と思ったりしていた。
ところが一転して今は、スイスポに普段乗っているので、たまにポルシェを運転すると、そのポルシェの凄さをより実感できるようになった。
また一方で、スイスポも良い車だということがよく分かる。ポルシェとは全く違った魅力がある。軽快に走ってくれて、軽くて、低速域も楽しいし、相棒感も強い。
こまわりもきくし、どこでも走れるし、どこでも停められる。
気を使わなくて良い上に楽しいから、毎日乗りたくなる。
また最近はスイスポでブリッピングの練習もしているが、少しずつできるようになってきたので、嬉しさのあまり運転しながらにやけてしまうほどだ（笑）
日頃SNSで、クルマのマウントをとるような投稿も結構見かけるけれど、どちらが上、下ということは決してないと思う。
「異なる魅力がある」というだけで、自分が乗っていて楽しくて満たされていればそれが正解。これからも愛車とのカーライフを存分に楽しんでいければいいなぁと思う。
