スズキ

スズキスイフトスポーツ。家族5人、トランクに重たいスーツケースを乗せると走りはどう変わる?

いつもは、子どもたち3人(8歳・5歳・2歳)を乗せて買い物やお迎えに行く使い方が多いスイスポ(MT)。

ただ先日初めて、家族5人で、トランクに大きな重たいスーツケースや荷物をパンパンに積んで走ったところ、やはり普段とは走りが大きく違っていたので、その感想を書いてみたい。

普段のスイスポとの違い

普段、スイスポを運転していて私が好きなところは「軽快さ」「加速の伸びやかさ」「運転の楽しさ」だ。

数字だけ見ると、1400CCの140馬力だが、数字以上にパワーのある車のように感じられるし、信号待ちの多い街中をただ走るだけでも楽しい。どの速度域からでも十分に加速し、高速道路走行時、6速からアクセルを踏んでも、伸びやかに走ってくれるのは本当にすごいなぁといつも思う。

ただ、家族5人で重たい荷物をパンパンに乗せて走った場合は、「軽快さは薄れ」「加速は重く」なり、キビキビとした動きが少なくなった分、運転の楽しさも半減してしまっていた。(そりゃ、あれだけ荷物乗せたらあかんわなw)

発進時はそこまで重さを感じないが、ある程度スピードに乗ってきたところからの加速が鈍くなり、高速道路の合流時も「明らかに後ろが重たい」と感じた。

また、乗り心地に関しても、路面のうねりや凹凸をそのまま拾ってしまい、揺れやゴツゴツ感という印象が強まった。

普段は、高速道路の継ぎ目も「ガタン」と普通に衝撃がある程度だが、それがもっと大きく感じられたり、接地感が弱くなっているような感じもしたり…

普段はもう少し良いペースで高速道路を走れるのだが、この日は、少し緊張しながら走る感じで「ずっと追い越し車線を走り続けるのはちょっとしんどいかなぁ…」という印象を受けた。

スイスポは、車重の軽さ(1t未満)を利用して走ることで楽しさを味わえるクルマなのだということを、改めて実感することができた。

高速道路を走るなら、ドイツ車が好きだ

普段の使いやすさ、コンパクトさ、壊れにくさ、燃費の良さ、安全面の装備…といった点では、日本車はすごく良くできているし、コスパも良いものが多いように感じる。

加えてスイスポは、ハンドリングも良く、接地感もあって、運転していてとても楽しいので大好きだし、今の私には十分な車だと思う。

ただやはり、高速道路を走ると、ドイツ車のガッシリ感や、足回りの頼もしさが恋しくなってしまう。

特に先日は、重たい荷物を積んで走ることで、高速道路での接地感が薄れたり少し心許なく感じてしまう時があり、

フォルクスワーゲンゴルフだったら、スーツケースや荷物を積んだ状態でも、高速道路でもっと安心して走れるもんなぁ(もちろん、値段も違えばホイールベースやタイヤ等のこともあると思うけれど)」

という会話をしたりした。

別に私は、「ドイツ車ブランドが好き」というわけではないが、アウトバーンを高速で長距離走ることを想定して作られているクルマの性能は、やっぱり安心できて、いいなぁと思ってしまう。

今はスイスポが楽しくて十分だけど、子どもたちが大きくなり、自分一人で少し遠出できるような時間ができる頃には、ドイツ車を所有しておけると良いなぁ〜と感じたりする今日このごろである。

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