最近私は、カイエンE-ハイブリッドで移動することが多いが、ほぼ子どもたちのお迎えや近場の買い物に乗る程度なので、バッテリー走行で十分事足りる。気づけばこの2ヶ月間、全くガソリンを入れておらず、ガソリンのメモリは2.5目盛りほどしか減っていない。
このガソリンの減りの分は、夫がたまにカイエンで芦有ドライブウェイを走るからで、
カイエンもたまにはこうしてエンジン回して走ってやらんといかん。今日芦有を走ったら、マフラーからすごい水蒸気が出てたわ。やっぱりたまにしかエンジンがかからんし、かかっても完全にエンジンが温まる前にすぐに止まるから結露でエンジン内やオイルとかに水分が溜まってるんかなー。
などと言っている。
この調子だと、春頃までガソリンをいれなくてもいいかもしれないなぁ…。でもたまには長距離を走るなどして、ガソリンも使っていくほうがいいのかな。
というわけで今日は、カイエンE-ハイブリッドのカタログの燃費やE燃費の値と比べて実際はどうなのかについて書いてみたいと思う。
まず初めに、わが家の充電環境について書いてみる。わが家の駐車場には100Vの家庭用電源があるので、これで充電している。
ただし、カイエンの100V用の電源コードはアースの付いた3ピンのコンセントなので、そのままでは2ピンのコンセントには挿せない。そこで、3ピンから2ピンへ変換するアダプタを用いてコンセントに挿し、アース線は地中に埋めたアース棒に接続させている。
ちなみに、バッテリーがほぼ空の状態から満充電までは100Vだと、18時間前後かかる。ただし、毎日空になるような使い方はしないので、数時間で満充電になる日がほとんどだ。そのため、実際は100Vでも何ら困らない。(なお、200Vだと6時間前後で満充電になる)
次に、カイエンのE走行について。サイトでは、
カイエンE-ハイブリッドのバッテリーでの航続距離は、装着するタイヤによって42km~44kmになり、135km/hまで加速できる
と書かれているが、わが家の場合はバッテリーが満タンの状態でのE走行可能距離は毎回28km〜30kmあたりで表示される。まぁ、毎回ほぼ近所(往復2〜3km)しか走らないので、30kmも走れたら十分だけどなぁ。
カイエンE-ハイブリッドの走行モードには「Eパワー(電気モーターでの走行を優先)」「ハイブリッドオート(燃費を抑えるために最も効率的なエレクトリック走行をする)」「スポーツ」「スポーツプラス」の4つのモードがあるが、エンジン始動時はEパワーモードがデフォルト設定されている。
ちなみに私は、カイエンで遠出をしたり芦有を走ったりはしないので、ほぼいつもEパワーモードで走行している。
夫は仕事に行く際、大阪市内のオフィスまで片道約25〜26キロを走るが、その道のりの7割くらいが阪神高速になる。それだと、片道なら100%電気だけで走行可能だそうだ。
また、秋など気候の良い時は到着しても電気が20%くらい余るらしい。ただ冬になると暖房をいれるので、暖房には電気を大量に使うらしく、最近は会社に到着した頃には充電がほぼ空の状態になっているとのことだ。
それでも、25キロ前後の距離であれば、電気だけで走れるということになる。
当然ながら、ガソリン消費としてはゼロであり、電費としては3.6km/kWh。ちなみに一般的な家庭の電気代は1kwhあたり約27円前後なので、費用としては片道97円くらいで通勤できていることになる。
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