ポルシェ・ボクスター

6年目のポルシェ ボクスターGTSに乗り、今でも納車直後かのように毎回感動する夫

6年目の981ボクスターGTS

11月に2回目の車検を終えたばかりのボクスター。これまでは「ボクスターもいつかは手放す時が来るのかなぁ…」などと言っていた夫だが、乗っていくうちにその楽しさや新たな魅力に気づくようになり、メンテナンスもしっかりして、延長保証も継続して…と、いよいよ夫の中で、長く乗り続ける決心がついてきたのかなと思う。

そんな夫だが、平日の出勤時はあまりポルシェには乗らない。「通勤で走行距離が伸びるのはもったいない」ということで、ノートe-POWER NISMO Sで通勤しているのだ。

でも通勤でほぼ乗らないのに走行距離がこれだけ伸びるって…休日にどれだけ乗っているんだという話やな…。

そして先日、ボクスターの車検が終わったので、夫は久しぶりにボクスターで出勤した。その後帰宅した夫は、

ボクスター最高や、めっちゃええ。帰りの高速道路でスポーツプラスモードにして、6速から、5、4、3速とわざわざ一段づつ落としてからグッと加速してみたやんけど、快音が響き渡ってめっちゃ気持ちが良かった。ほんまこのクルマのスポーツエグゾーストは最高や!
昇天エグゾースト』というオプション名にしてほしいくらいや(笑)
乗り心地もなめらかやし乗りやすいし、マニュアル操作も自分の手足に馴染んでいるし、ほんまに最高やわ!

と、まるでボクスターが納車されたばかりかのように嬉しそうに話していたのだが、私は思わず吹き出してしまった。

なぜなら私はこの夫のセリフを、今までに何十回と聞いてきたからだ。(関西人だから何万回とか言いたいところだけど、さすがにそこまでではないw)

私が「毎回同じこと言ってるで(笑)ほんまに壊れたレコードってみたいに、同じことをさぞ初めて発見したかのように言ってるから笑ってまうわ」と言うと、

いや、そうなんや。自分でも分かってるんやけどなw 分かってるんやけど、アホみたいに毎回感動するんや。992に乗ると「992のがっちり感に比べると、やっぱりボクスターの足回りはちょっと柔らかすぎるかなぁ」と感じたり、GT3に乗ると「ボクスターもよく曲がるけど、ここまでのハンドリングじゃないしなぁ」とか思うんやけど、ひとたびボクスターに乗ると、『やっぱこれや、これは最高や!!』ってなるんや。

と話していた(笑)

好みの問題にはなるけれども、981ボクスターGTSのエンジン音って最高だもんなぁ。先日、ボクスターで先日北陸まで自走で行った時、誰もいない舞鶴自動車道のトンネル内で、シフトダウンからの加速によって響き渡るエンジン音を聞きながら、終始にやにやしながら運転しまっている自分がいた。

ボクスターって、運転していると幸せな気持ちになるし、自然と笑顔になってしまうクルマだなぁと思う。

車検を終えた981ボクスターGTSの様子

先日車検を終えてメンテナンスもしたことで、さらに良い状態になったというボクスター。夫に、感想を聞いてみたところ、こんな風に言っていた。

今回はスパークプラグやバッテリーも変えたからか、エンジンの吹け上がりが今まで以上にスムーズで軽やかな感じがする。本当に気持ちのいいエンジンやわ。
ポルシェの中では特別、レスポンスが鋭いとか、パワーが凄いとかいうわけではないけど、吹け上がりの軽快感と音がええな。スポーツエグゾーストをONにしたら、1500〜3000回転くらいの常用域でも十分な音量と快音を響かせてくれる。
要は、適度にアンダーパワーでかつ快音、そして抜群の乗り心地とハンドリング。だから、街中でも楽しめるのが、981型のGTSの良いところやな。最近は色んなポルシェに乗る機会が多いけど、それでも乗るたびに『ええクルマやな〜』としみじみ思うわ。

乗れば乗るほど魅力に気づくポルシェ。すごいなー、私も年内にあと1度くらいは乗れると良いなぁ!