ポルシェ・カイエン

ポルシェカイエンのスリ傷修理にかかった費用や修理後の写真など

ポルシェカイエンを擦った

先日、カイエンを擦ってしまったという記事を書いたが、その日のうちに板金屋さんで見積もりしてもらい、後日修理に出して戻ってきたので、そのことについて書いてみたい。

カイエンの修理をお願いした板金屋さんは、以前、ペーパードライバーから卒業したてでアウディA3に乗っていた頃、何度もお世話になったお店だ(ほんとに何度も…)。

値段も良心的で、かつ技術も良いので、今回もそちらにお願いすることにした。

見積もりに持っていくと「連休前に直ってるほうがいいですよね、急ぎますね」と言ってくださり、代車を貸して下さった。

そして「修理には3〜4日かかるかなぁ」と思っていたのだが、実際は2日でなおして下さった。

本当に感謝…。

そして、傷がどのように直ったかというと、下記が修理前の写真。

そしてこれが修理後。

すごい…全く分からない。お店の方のお話では「プロの板金屋さんが見るとわかるレベル」だそうだが、私のような素人が見る限りでは、全く分からない。樹脂部分を交換したわけではないのに、ここまで仕上げて下さったなんて本当にすごい。

そして、気になる修理代金だが、「35000円+消費税」だった。その上で、ボディと車内の洗車までしてくれていた。なんと良心的なお店なのだろう…。

一瞬、「何かあればまたここにお願いしたい」と思ったが、いやいや、ここにお願いすることのないように注意して乗らないといけないのだと改めて固く心に誓った。

ボディカラーによって修理代は違う

ちなみに、私がカイエンをこすった数日後、MINIクーパーに乗っている夫の妹も、新車購入1ヶ月目だというのにクルマを少しこすってしまった。とはいえ、ごくごく小さな傷で、塗装が一箇所少しだけ剥がれた程度だったのだが、カイエンを直したお店に妹も持っていったそうだ。

すると、

傷自体は小さいが、ブリティッシュ・レーシング・グリーンという特殊なボディカラーなので、色あわせという意味で直すのが難しく、少し余裕を持って見積もりすると4-5万円程度かかります。ウチでさせていただくのはとても有り難いのですが、この傷の小ささでこの金額を払うのはもったいないし、(初心者マークを貼っていたので)逆に失礼かもしれないですが、これくらいの傷で済んで良かったと思いますよ。更に気をつけようと思われるだろうし、運転になれている人の1ヶ月の傷とは違うから、もう少し様子見たほうがいいと思いますよ。

と言われたそうだ。(なんと親切なお店だ…!)

この件について夫は、

カイエンのボディカラーは、ソリッドなホワイトやったから、傷の範囲は広かったけど、あの価格で直してもらえたんやろな。以前わが家にあった、キャララホワイトのボディカラーの970パナメーラについては、傷を直すために見積もりに持っていったとき、何件か断られて、結局ディーラーで直したやん。
あの時断られた理由も、メタリックのホワイトのボディカラーが特殊だから、うまく合わせられないというものやった。
だから今回の傷も、もし色がクレヨンとかなら、かなり色合わせが難しいらしいから修理代が高いやろうし、なかなか普通のお店じゃ直せないと聞いたことがある。そういう特殊なボディカラーやったら絶対ディーラーにお願いした方がいいやろうから、大変な金額になってたと思うわ。
同じソリッドなボディカラーでも、黒やと傷や洗車キズが目立つしなぁ…そういう意味でも、普段遣いするクルマのボディカラーが普通のホワイトというのは、ええのかもしれんなぁ。

と言っていた。

確かに…。綺麗なボディカラーはスポーツカーによく似合うし、そういうカラーを選びたいと思う一方で、こすったり傷がついたときの修理代を考えると…。私が将来ポルシェを買うとなったときは、もちろん擦ることを考えてボディカラーを選ぶのもどうかと思う部分はあるが、無難に白にしておくのが良さそうだなぁ…と思っている今日このごろである。