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ポルシェが911スピードスター 市販モデルの生産開始を正式に発表!

ついに、911スピードスター生産開始

2018年6月8日に、ドイツのツッフェンハウゼンにて、911スピードスターのコンセプトカーがお目見えした。その後も「いよいよ生産発表か?」とずっと噂されてきてはや数ヶ月。ついに、昨日10月2日、ポルシェが「ポルシェ911スピードスターの生産を正式に発表」した。


スピードスターは、ポルシェ伝統の限定モデルで、通常の911よりも低いフロントウインドウや、手動で開閉するソフトトップ、そして「ダブルバブル」デザイン(ボクスタースパイダーのような)などが特徴。毎回、現行型最後のタイミングで発売される。

今回の911スピードスターは、ヴァイザッハ研究所にて開発され、限定モデルとして2019年前半から生産が開始となるそうだ。

ちなみに今回の911スピードスターの生産台数は、1,948台。ポルシェの名を冠する最初のモデル「356“No.1” ロードスター」が登録された1948年6月8日にという記念すべき日にちなんでのことだ。

ファン待望のNAエンジン

今回の911スピードスターは、以前発表されたコンセプトカーとボディコンポーネントを同じくしているが、モデルカラーは「ガーズレッド(Guards Red)」。6月に発表されたコンセプトカーとは対照的な雰囲気だ。ホイールデザインは、911RSRやGT3 Rなどのレーシングカーのデザインによく似ている。そしてデイタイム・ランニングライトは、レースからインスパイアされたもの。ボンネットの中央に位置する燃料タンクキャップは、ブラッククロムとプラチナ仕様だ。

コンセプトカーのボディは911カレラ4カブリオレに基づいて設計されており、フェンダーとフロントボンネットとリアボンネットは軽量のカーボンファイバー複合材で作られ、シャーシは911 GT3から持ってきている。さらに、GT開発部門は、排気管にチタン製の排気管と、手動操作式の6速ギアボックスを含むドライブトレインを装備した。

また、エンジンは自然吸気(NA)の水平対向6気筒エンジンを搭載し、500馬力を超えるパワーと最大9,000 rpmのエンジンスピードを実現しているとのこと。

気になるのがお値段だが、昨日の時点ではまだ発表されていなかった。きっと高いんだろうな〜(笑)

全世界で1948台しか生産されないので、最寄りのディーラーに果たして何台の枠が割り当てられるか(または割り当てが無い?)は気になるところ。このスタイリッシュなデザインに、NAエンジン搭載ということで、間違いなく予約枠は即埋まり抽選になるんだろう。

夫は既に予約はいれているそうだが、これはさすがに当たらないだろうなぁ〜。とはいえ、一度は実際に生で見てみたいものだ。

*記事全文(英語)はこちら
「The Porsche 911 Speedster will go into production」

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