わが家のカーライフ

思い切って、ポルシェを購入してよかった|2023年の振り返りと2024年の抱負

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ブログを始めたのが2017年6月。2024年になり、今年の6月でブログ歴が丸7年になる。はやいような、まだ7年しか経っていないというような…不思議な感覚だ。

今回の記事では、年始ということで、ブログ開設時からこれまでを振り返りながら、今年1年の私の抱負を書いてみたいと思う。 (誰が興味あんねんw)

ポルシェを自分のお金で買うその日まで

2017年、ブログをスタートした頃は、今よりも車の知識が全く無く…というかほぼなく、PDKという言葉すら知らなかった。もちろん、車の構造のことも全くと言っていいほど分かっていなかった。

今思えば、よくそんな状況で、ポルシェのブログをスタートしたもんだ。

無知って怖い…いや、逆に強いw

また、「後発のブログとはいえ、ある程度読んでもらえるものにしたい」という気持ちはあったが、自動車評論家や有名な個人の車ブロガーの方のブログ、大手自動車メディアなど、良質なコンテンツがたくさんある中で、一主婦が、しかも車のことを全く理解していない人が書くブログなど、誰にも見てもらえるわけがなかった。

記事を3ヶ月は書き続ける」と決めて毎日書いたり、自分なりに記事のタイトルや書き方を工夫してみたが、アクセスは一向に増えなかった。

そして3ヶ月ほど経った頃。

色々なことを試して、たどり着いたのが、「いち主婦が、自分のお金でポルシェを買うまでの、ストーリーをつづるブログにする」とういうものだった。

今は車に詳しくなかったとしても、夫に車に関する知識を教わりながら、目標達成のための日々を綴るブログにすれば、少しでも興味を持ってくれる人が増えるかもしれない、と。

そしてブログのタイトルを「自分のお金でポルシェを買うその日まで」に変えてみたわけだが(現在のポルシェがわが家にやってきた、というタイトルになったのは、2018年の4月〜)、そのことを境にアクセスが増え、応援して下さる方々が増え、夫との二人三脚が始まり、個人の車ブログとしては日本一のアクセスのブログになることができた。

弱者の戦略というか…たまたま運が良かったというのも大いにあるとは思うけれど、「後発ブログでも工夫すれば勝てる」という実体験は、自分の中での大きな収穫となった。

チャンスの女神は前髪しか無い

とはいえ「自分のお金でポルシェを買う」までの道のりは、決して平坦ではなかったし、当然ながら一筋縄ではいかなかった。

夫から「本気でポルシェが欲しいと思ったら、稼ぎ方なんかも真剣に考えるもんやと思うで」などと言われては、「私にはまだまだ本気度が足りないんだなぁ」と内省してみたり、

私だって子ども3人の子育てが一段落したら、もっと仕事のために時間を使うことも出来るのに…!」と、悶々する時期が長く続いたり。

そんな中で、私がおかげさまで、ポルシェを自分のお金で買うという目標を2023年5月に達成することができた理由を自分なりに振り返ってみると、

「まずは小さな目標をクリアしながら自信をつけていくこと」
「来るべきチャンスが来た時には、完璧に準備できていなくても、思い切ってそのチャンスに乗ること」

の2点だったのかなぁと思う。

私の場合は、いきなりポルシェなど全く持って無理だったので、まずは、中古のBMW320i(MT)を230万円で購入した。(それでも、清水の舞台から飛び降りるほど勇気が要った)

その後、出産を機に320iは売却し、その約1年後に新車で220万円のスイフトスポーツを購入した。

この時も、自分の中では「新車を買うなど雲の上の話」だったので、勇気が要った。

そして、スイスポの返済が終わり、なんとなく自分の中では、「次はポルシェを買えるようになりたい」と考えるようになり、「ここから数年かけて、ポルシェの頭金貯金をするぞ!」と決め(↓当時のXの投稿)

https://twitter.com/Mina_Panamera/status/1585192087469031426?ref_src=twsrc%5Etfw

そこからディーラー担当者のHさんに「992型の後期が発表になるタイミングで、声をかけてほしい」と伝えた。すると約1ヶ月後に、「992前期モデルにはなりますし、買えるかどうかはわからないけど、カレラT、並んでみられますか?」とHさんからご連絡をいただいた。

とはいえ当時は、まとまった金額の預金もなかったし、投資信託でコツコツ積立していたものは崩したくなかったし、今の私にはまだはやいと正直感じたのだが…

スイスポの返済が終わったタイミングでやってきたこの話。

なんだか目に見えないものに背中を押されているような気がして、「チャンスの女神は前髪しか無いとよく言うし、実際チャンスはちょっとフライング気味にやってくるし…」と自分自身を納得させ、翌日に「カレラTの予約をしたい」と連絡を入れた。

ただ、枠が当たるかは分からず、ローンの審査が通るかも分からない。

何かでうまくいかなければ、これは「買うな」ということだろうと思い、気長に待っていたところ、運良く生産枠があたり、ローンの審査も通ってしまい、結局投資信託の分を解約して(笑)頭金を支払い、カレラTを購入するに至った。

そして、2023年の5月に、自身のファーストポルシェとなるカレラTが納車された。

カレラTのその先のカーライフへ

小さな子どもが3人いる今の自分のライフスタイルに911なんて、正直早かったかもしれないし、常識的に考えると無謀な選択だったかもしれない。

それでも「買ってよかった」と心の底から思う。

なぜなら、自分で買わなければ見えない世界を見ることができたからだ。

今までも、夫がポルシェを購入する様子をそばでみていたし、納車にも立ち会ってきたが、自分が当事者として買うのとは全くその感じ方が違っていた。

細かいこと(汚れなど)もすごく気になるようになったし、自分の相棒の存在を駐車場で見るだけでテンションが上ったし、いろんな意味で、また一つ新たな世界の扉を開けることができたことについては、素直に良かったなと感じている。

また、運気が上がったようにも思う。特に、仕事の流れが明らかに変わった。

カレラTを購入し、「ローン返済のためにもっと稼がないと」と仕事にも今まで以上に全力で打ち込み、大げさではなく2023年は、自分のワーカホリック人生の中でも最も仕事をした1年だったと思う。

それによって、友人とランチに行く時間は無くなったし、家でゆっくりする時間も減った。子育てと仕事の両立にも、今まで以上に悩み葛藤した。(でもちょっとずつ自分なりのやり方が見えてきた)

とはいえ、そういった色々な出来事を「まぁ、いろんなことがあるわなw」と楽しめるようになってきた。それもこれも、きっかけはカレラT購入だったと思う。

人生はきっと死ぬまで、チャレンジの連続だ。

2024年も大いにチャレンジして、仕事を頑張って、そのときどきの自分のライフスタイルにフィットするカーライフをしっかり楽しんで、(おまけに今年4月から小学校のPTA会長にもなってしまったという…)とにかく走り抜けて、悔いのない1年にしたい。

今年も引き続き、ポルシェがわが家にやってきたをどうぞよろしくお願いいたします!

 

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