ポルシェ・ボクスター

ポルシェ ボクスターGTSのタイヤ交換−ミシュランパイロットスポーツ4Sに替えてみた感想

ボクスターのタイヤ交換

明けましておめでとうございます。2019年も、読者の皆さんにとって、楽しくて役立つブログを、私自身も楽しみながら更新していけたらと思っております。今年も何卒よろしくお願いいたします。

さて先日夫が、ボクスターで鈴鹿サーキットを走行してきたのだが、タイヤの溝が結構減っている状態で参加したので、さすがに走行後のボクスターのタイヤはボロボロになっていた。「これはすぐに変えなければ」と、いつも頼んでいる西宮ベースさんで今回もタイヤ交換をお願いした。

西宮ベースはタイヤ持込交換専門店で、かつ「直送サービス」もあるので、ネットでタイヤを買って送り先をお店にし、手ぶらで車を持ち込めばタイヤ交換してもらえるのでとても便利だ。なので、数年前からわが家のクルマはすべてここでタイヤ交換をお願いしている。

今回夫が買ったタイヤは、ミシュランパイロットスポーツ4S。以前は981ボクスターGTSの20インチのタイヤで、ポルシェ認定タイヤとなると「ピレリP Zero」か「グッドイヤー EAGLE F1 ASYMMETRIC 2」の二択しかなかったそう。ただ夫は個人的にはミシュランが好きなので「ミシュランで出ないかなぁ」と思っていたところ、少し前にミシュランパイロットスポーツ4Sが発売になった。

ただ当初は、ボクスター20インチに合うサイズのものが無く、後日、合うサイズのポルシェ認定のものが日本に入ってきて購入可能になったので、ミシュランパイロットスポーツ4Sに履き替えることにしたそうだ。

それに夫がいつもタイヤ選びの参考にしているTIRERACKのレビューでも、他社のタイヤと比べて圧倒的に評価が高く、タイヤに刻印されているのUTQG表示のTREADWEARの値(摩耗しにくさ。耐摩耗性)が300と超ハイグリップのタイヤにしては驚異的に高いのも決め手になったそう。(ちなみにEAGLE F1 ASYMMETRIC 2 は240だった)

【2018年製】235/35R20 (92Y) XL N0【ミシュラン パイロット スポーツ 4S】【MICHELIN Pilot Sport 4S PS4S】【Porsche承認】【新品】

【2018年製】265/35R20 (99Y) XL N0【ミシュラン パイロット スポーツ 4S】【MICHELIN Pilot Sport 4S PS4S】【Porsche承認】【新品】

ただ、本当ならばリアタイヤはまだ変える必要はないくらい溝もまだあるのだけど、「フロントタイヤだけ変えると前後で違うメーカーのタイヤを履くことになる」し、かといってフロントタイヤをまたグッドイヤーにすると、この先グッドイヤーから抜けられなくなるので、今回思い切って4本ともミシュランに変えることにしたそうだ。(あとグッドイヤーのポルシェ承認タイヤは値段が上がって高くなっているので)

社長が選ぶなら、ミシュラン

夫はタイヤ交換をしてもらっている間、西宮ベースの社長にタイヤについて色々話を聞いてみたそうだ。そして「色んな銘柄のタイヤを見てきた社長が、自分のクルマにつけるなら、どこのタイヤを選びますか?」と聞いてみたところ、「僕ならミシュランを選びますかねぇ」とおっしゃっていたそう。

ミシュランは、すごく丸くて、重量バランスが均一なものが多い、それに軽いのに、他社のようにゴムがボロボロになって剥がれることがあまりない。他メーカーの同じクラスのタイヤだと、性能は良くて軽いけれどゴムがすぐ劣化したり剥がれたりするものが多いが、ミシュランはそうはならずとても丈夫。あと、感覚的に、ミシュランは”ゴム”というより”樹脂”のような、他とは違う素材を使っているように感じる。

とのことだったそうだ。

今回のタイヤ交換の際も、まずホイール自体のバランス調整をして、タイヤを組み付けた後に再度バランスを計測するけど、タイヤ自体のバランスが良いので、そのまま無調整で大丈夫だったそう。

確かに、このブログユーザーの方やTwitterでやり取りしている方の中にも、ミシュランを装着している人は多い気がする。

ミシュランパイロットスポーツ4Sの評価は?

タイヤ交換後、ボクスターを走らせてみて、どのように感じるか夫に聞いてみたところ、やはりとても良いらしく「タイヤでこんなに乗り味が変わるとは。やっぱりタイヤは大事だ」と言っていた。
あと、このタイヤはミシュランのパイロット カップ2と同じようにタイヤのサイドがミシュラン独自のベルベット加工なので、横から見た時の文字が浮かび上がったように見えて好きだそうだ。

1 ザラザラ感がなく、転がり感が半端ない

以前履いていたグッドイヤーのEAGLE F1 ASYMMETRIC 2の新品の頃と比べると、路面のザラザラ感がもっと伝わる感じだったが、今回のタイヤは、それがなく、とてもなめらかだそうだ。また、最初の頃、あまりにザラザラ、コツコツするからホイールバランスをディーラーに見てもらったくらいだったけど、ミシュランは全然そんなことない。とにかく、丸い。転がり感が気持ちよくて、真円度がめちゃくちゃ高いと思うと。「言いすぎかもしれんけど、ザラつき感の無さはパナメーラ並になったんじゃないか?と体感的には感じる。」と言っていた。ちなみに静粛性はEAGLE F1と同じくらいでロードノイズはそれほど変わらないそうだ。

2 ハンドルの正確性が高まった

以前のEAGLE F1もすごく良く出来たタイヤで全然問題なかったけど、ハンドリングはそれのさらに上で、より正確になったという印象だそう。特に切り始めの初期応答と、コーナリング中の正確さが高いと言っていた。

3 直進安定性が高まった

高速道路を走っている時に、まるで前から引っ張ってもらっているように「スーッ」と進むような感覚になったそうだ。EAGLE F1の初期の頃と比べると、これはハッキリ違いが分かると言っていた。

あと、EAGLE F1はウェットグリップ性能が半端なく良かった印象だそうだが、「パイロットスポーツ4Sのウェット性能を試したいから、早く大雨が降らないかなぁ」と言っていた(爆)

クルマにとってタイヤはやはりとても大事なのだ。

【2018年製】235/35R20 (92Y) XL N0【ミシュラン パイロット スポーツ 4S】【MICHELIN Pilot Sport 4S PS4S】【Porsche承認】【新品】
【2018年製】265/35R20 (99Y) XL N0【ミシュラン パイロット スポーツ 4S】【MICHELIN Pilot Sport 4S PS4S】【Porsche承認】【新品】