ポルシェの人気オプション スポーツクロノパッケージはつけるべき?

ポルシェのオプション

スポーツクロノパッケージ

ポルシェを購入する際、多くの人が「どのようなオプションをつけようか」かなり悩まれるのではないかと思う。夫も、よくコンフィグレーターをして「このオプションは必須やなぁ…いやでも全部つけたら高すぎるし何か削るか…」などとぶつぶつ言っている。(買う予定の無いモデルでもコンフィグしているw)

そんな中、多くの人たちが、つけるかつけまいか悩むオプションの一つに「スポーツクロノパッケージ」がある。2020年1月現在のポルシェ ジャパンのサイトによると、オプション価格はノーマル911で388,056円となっていた。(パナメーラは313,705円、カイエンは182,315円とモデルによって価格は異なる)

981ボクスターのストップウォッチ

981ボクスターのストップウォッチ

現在販売されているモデルにスポーツクロノパッケージをつけると、エンジン、シャシー、トランスミッションの性能がアクティブに強化され、さらなるスポーツドライビングが可能になる。具体的には、車両に3つの機能が追加される。

・最も効率のよい発進加速であるレーシングスタートを可能にするローンチコントロールシステム(PDKの場合のみ)
・ドライビングスタイルにあわせて、ノーマル、スポーツ、スポーツプラス、インディビジュアルの4種類の走行モードが選択可能。ステアリングに、モードを切り替えるダイヤルが装着される
・最大限のスロットルレスポンスを約20秒間継続するスポーツレスポンスモードスイッチが装着される

また走りの性能とは関係ないが、スポーツクロノパッケージをつけると、ダッシュボードにストップウォッチが装着される。このストップウォッチを装着したいという理由で、スポーツクロノパッケージを選択する人も多いと聞く。

971パナメーラのストップウォッチ

971パナメーラのストップウォッチ

さらには、Porsche Connectのナビゲーションモジュールとの組み合わせによりとの組み合わせにより、ラップタイムの計測、走行データの確認、および結果の記録や管理を行うことができ、他のドライバーとデータを共有し比較することも可能になる。(*出典:ポルシェ ジャパン「Sport Chrono Package」

ちなみに、スポーツクロノパッケージのオプションは後付けも出来る。昔、購入した970パナメーラエディションは新車だったが、スポーツクロノパッケージが付いていなかったので、ディーラーで後付してもらった。ただし、その場合、ストップウォッチ自体は付けることはできないそうだ。

スポーツクロノパッケージ、どう?

わが家にある水冷ポルシェには、全てスポーツクロノパッケージがついている。ボクスターGTS(981)と911GT3(991.2)は標準装備で、パナメーラ(971)についてはオプションで装着した。

私は、ワインディングを走る時は、必ず「スポーツ」か「スポーツモード」に変えて走る。モードを変えると足回りがぐっと固くなり、PDKの場合は高回転でのスポーツドライビングを体感でき、パナメーラのような巨体でもコーナーをすいすい曲がれるようになりとても楽しい。

971パナメーラのステアリング

ボクスターに関しては、スポーツプラスモードにするとオートブリッピングがONになり(718の場合はスポーツプラス以上でオートブリッピングONになるそう)、シフトダウンの度にこだまするボクスターの「ブォォーン、ブォォーン」という咆哮が気持ちよすぎるので、ワインディングや高速道路では、必ずスポーツプラスモードにして走る。

ポルシェのことをよく知らなかった頃は「スポーツクロノパッケージをつけようがつけまいが、別にどちらでもいい。っていうか高すぎるしつけなくてもいいのではないか」と思っていたが、今では、夫がこれをつけておいてくれてよかったなぁと思うようになった。

このスポーツクロノパッケージにより、私のような素人でも、ポルシェの持つ性能をさらに発揮した走行ができ、ポルシェの走りの凄さをより実感できる。

ポルシェのドライビングスクールに参加した時にも終始スポーツプラスモードにしてプログラムに臨んだが、「こんな速い速度でスラローム走行しても、こんなにぐいぐい曲がるんだ!」などと驚く場面が多々あった。

夫が思うスポーツクロノパッケージ

そして、このスポーツクロノパッケージに関して、夫は「ポルシェを買うなら必ずつける。つけへん選択肢は無い!」とよく言っているのだが、その理由について改めて聞いてみたところ、こんなふうに言っていた。

ポルシェのスポーツクロノパッケージ スポーツプラスボタン

981ボクスターGTSのスポーツプラスボタン

これは人それぞれの価値観なんやけど、僕はポルシェを「高級車」として捉えていなくて、「高性能車」と捉えてる。なので、その性能を100%引き出せるモードがあるのに、それをわざわざ封印して乗りたくないんや。

と。なるほど、高性能車とな。続けて夫は、

車種にもよるけど、スポーツとスポーツプラスはかなり違う。たとえば、ボクスターGTSの場合、「スポーツプラスにすると1割くらい体感的に運動性能が上がった」ような感じがする。それを味わうことなく、乗るのは勿体無い気がするわ。だからスポーツクロノパッケージは絶対付けたい。
ちなみに個人的にはストップウォッチの有無はどっちでも良いわ。

と。「わが家は、山道やサーキット走ったり、高速道路を長距離走ったりと、走ることに重きを置く家庭やから、やっぱりスポーツクロノパッケージは必須なんやなぁ」というと、

そやな。でも、そんなに飛ばすこともしないし、走るのも街中が中心で「高級車」としてポルシェを乗られている方には全然要らない機能やと思う。
あと、ポルシェのオプションはリセールにはあまり考慮されないけど、スポーツクロノパッケージに関してはあるのと無いのとではそこそこ値段が違う。そういう意味ではオプション料金を払って付けておいても、実質的な損失は少ない方やと思う。

とのことだった。PDCC、リアアクスルステアリングなど、他のオプションについてもまた折を見て夫に見解を聞いてみたいと思う。

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  • コメント ( 4 )

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  1. くるまにあ

    というか、本来の性能を封印するようなことするなと。つまり最初から標準装備しとけと思います。

    3種の神器、スポクロ、スポエキ、スポシャシ 

    ポルシェくらいですよねー同じグレードでもOPで性能差まででちゃうのって。

    • MinaMina

      くるまにあさん

      確かに(笑)
      そして三種の神器つけると100万円超えてしまいますもんね(笑)

  2. 鈴木健嗣

    いつも楽しく拝読させていただいております。還暦過ぎて数年経ちますが、86年911カレラ、89年964型911カブリオレと30年以上前に乗っていました。フィスコでA級ライセンス取得したり若さで走りを楽しんでいました。
    ここ20年くらいはメルセデスで、今はSクラスのカブリオレです。乗換え前のG63 AMGに比べると何かものたりません。やはり、現代版の911かなあと思うこの頃です。
    カレラSかカレラ4Sにオプションつけると2300くらいになりそうです。
    ブログがとても良い参考になり感謝しております。エンジン音が空冷時代に比べてピンときませんが、性能は一番ですね。スピンの経験はサーキットだけですが、スリッピーな86年カレラは懐かしく、幻影追いつつ購入検討中です。
    大いに参考にさせていただいております。ありがとうございます。

    • MinaMina

      鈴木さま

      いつもブログをご覧いただき有難うございます。
      なんと!!生粋のポルシェ乗りでいらっしゃるのですね。素敵です!!

      >カレラSかカレラ4Sにオプションつけると2300くらいになりそうです。
      911は高いですね…ブログが参考になるとおっしゃって頂き有難うございます。
      空冷のエンジン音は、空冷にしか出せない貴重な音色となりましたね。

      水冷の中でもNAからターボになり、音色がどんどん変わっているのだなと思います。

      これからもブログを執筆してまいります。
      引き続きご覧いただけたら嬉しいです。有難うございます!