ポルシェ タイカン故障!原因はオンボードチャージャー不良!?

ポルシェタイカン
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先日、愛車のタイカン(タイカン4Sクロスツーリスモ)が故障した。8月のお盆前、夜にいつものように自宅で普通充電をしていたのだが「なぜか朝になっても充電ができていない」という日が2日間続いた。

とはいえ、まだ問題なく動いたので、「どこかで急速充電をしてみて、それでもおかしかったらポルシェセンターに連絡しよう」と思い、3日目の朝、車に乗り込んで電源を入れたところ、画面には、「エレクトリカルシステム故障」の黄色の警告が。

タイカン 故障

すると、DやRに入らず、Nのままうんともすんとも言わない状態になり、まったくもって動かなくなってしまった。

これはまずい」と思い、すぐにポルシェセンターへ連絡し、状況を説明。レッカーでの移動が必要と判断されたが、ちょうどお盆休みの時期だったため、休み明けに引き取りとなった。

故障の原因はオンボードチャージャー

ポルシェタイカン

点検の結果、原因はオンボードチャージャーにあることが判明した。部品の交換が必要だったが、パーツがドイツ本国にも在庫がなく、修理には時間を要するとのこと。

ドイツ本国にも在庫がないって…(;゚Д゚)!

ちなみにオンボードチャージャーとは、車に内蔵された「ACアダプター」のような装置のこと。家庭用コンセントやAC充電器から取り込んだ交流電気(AC)を直流電気(DC)に変換し、バッテリーに充電する役割を持つそうだ。

外部からのAC電源をそのままではバッテリーに充電できないため、車内に変換器を積んでいるという仕組みだということを、今回の故障で初めて知った(笑)

てっきりバッテリーそのものがダメになったのかと思っていたが、実際は変換と制御のシステムの不具合だった。
(正直言うと、保証期間内にバッテリー交換になると良かったなぁとちょっと思ったりした…)

タイカンは、3週間で帰還

これは長期戦になる」と覚悟していたが、実際には入庫から約3週間で修理が完了した。その間は代車を用意してもらえたため、大きな不便はなかった。

でも正直なところ、昨年も充電系統の不具合で修理に出したので、「毎年これが続くのはちょっと嫌だなぁ…」と感じたのも事実。そこで、代車に乗りながら「次は別の車にするのもありか」と思い、カーセンサーを眺めたりもした。

ガソリンエンジン車かぁ…でも、やっぱり電気自動車のあの初動の滑らかさや乗り心地や鬼速い加速に慣れると、電気自動車からは離れられないからなぁ…電気のままならタイカンターボGTもいいなぁ……と妄想を膨らませていた。

ところが、3週間ぶりにタイカンが戻ってきて久々に運転すると…やっぱり最高!

スムーズでシームレス。安定感があり、加速も鋭い。「これだ、これこそがタイカンだ!」と、その魅力を強く実感した。

タイカンターボやタイカンGTも魅力的だ。そりゃ、めちゃくちゃいいと思う。でも、今の自分にとってはこのタイカン4Sがちょうどいい。
ゆったり走れて、十分に速く、何の違和感もないし、家族も5人で乗れる。

3週間離れていたからこそ、その良さを再認識できたし、この車は長く乗り続けたい、と心から思えたのは良かったかな。

ちなみにこのタイカンは中古で購入した2023年型だが、今回の修理費用はすべて無料の範囲内だった。いやはや、保証って有り難い。

もちろん、頻繁に故障されては困る(しかも走りとは関係のない部分で)が、今の自分にとってはやはりこのタイカンが最適解。来年3月の車検の際には、保証を延長し、しばらくは大切に、ガンガン乗り続けようと思う。

Mina

ポルシェブログ「ポルシェがわが家にやってきた」管理人、3児の母。数年前までは、車に全く興味が無かったが、夫がポルシェを買ってきたことをきっかけにポルシェの素...

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