「高級車買うなんて経営なめとる!全部売ってまえ!」という話。

ポルシェ 981ボクスターGTSとパナメーラ
ポルシェのある生活
新卒で入社した会社の独特な社風。

私が新卒で入社した会社には「車は道楽社長が買うもの。車にお金をかけるなんて言語道断!」という社風があった(どんな社風だ)。というのが、創業者である当時の社長が、でっち奉公から始まり様々な苦労を乗り越え、たたきあげで人材系の会社を築きあげた人だったので、

「贅沢禁止、努力は美徳、24時間365日働け」

といった雰囲気が根付いていた。(今でいう、完全にブラック企業だったが、それなりに楽しかったそしてその社長が、クライアントにも「高級車買うなんて経営なめとる!全部売ってまえ!」みたいによく言っていたので、当時新卒でその会社に入社し”ピュア”だった私は、「社長が高級車を良くないこと」だとなんとなく思っていた。

私その会社に入社して以来ずっと、経営者の方に対して研修やコンサルティングの契約を受注する営業をしていた。そんな中、得意先の社長達の多くが、「社用車は古い車で十分だ」「利益が出たら社員さんやお客様に還元するんだ」とおっしゃっていたので、「みんな仏さんみたいな人達だなぁ」と思って話を聞いていた。

実際、事務所に外車や高級車が停めてあるのをあまり見かけなかった。

会社を辞めて初めて知った事実。

そこからしばらくして、私はその会社を退職した。そしてその頃からフェイスブックが流行り始め、過去の取引先の社長の皆さんが友達申請をしてくださるようになり、何となくフィードを見ながら、ある事実に気づいたのだ。

「皆さんが、プライベートで高級車をめっちゃ持ってる」

ということに。メルセデス・ベンツ、BMW、レクサス、ポルシェ、フェラーリ、アウディ…

「新車を買った」「家族でドライブに行く」など、車がちらっとうつっている写真が投稿されていることも多く「そうか、当時、営業マンには見せていなくとも、みんなプライベートでは高級車を持っていたんだな」と思った。

「社用車は古い車で十分だ…(ただしプライベートで乗る車は良いのを買うよ)」
「利益が出たら社員さんやお客様に還元するんだ…(ただし、自分自身にもちゃんと還元するよ)」

ということだったんだな。そら、そうだよな。…と、逆になんとなく安心してしまったことがある。今は、「高級車や目標とする車を所有することが、仕事を頑張るモチベーションになる」ということが理解できるようになってきたけど、もし新卒のあの頃、私がもっと車のことを知っていたなら、当時の社長の皆さんともっと楽しく車談義ができたのになぁと思う今日このごろである。

このブログが気に入ったらフォローしてね!

コメントを閉じる
  1. sutearing-bouya

    こんばんは。
    芦有はまだ走ったことないので、来年は走ってみたいと思ってます^^
    最近、よく白のパナメーラ見ますよ~

  2. panamera-life

    おおー!是非、芦有走ってみてください!
    距離は短いですが、空いてるときは気持ちよく山道を運転できます^_^

  3. カサマチカラ

    お世話になります。
    私はサラリーマンの時に、自動車修理関係の消耗品の販売をしていましたが、
    東北地方に営業に行った時にお客様から「良い車に乗っているのは商売がうまくいっている証拠だ、うちはもうかっている会社と付き合う。しみったれた車に乗って来る様なところから物は買わないよ」と言われた事が有りました。
    立場を置き換えて自分が愛車を修理に出すとしたらそこの経営者がそれなりの車に乗っている工場に出します。
    修理工場の社長がもしもマークⅩに乗っていればクラウンクラスまでなら修理に出してもいいですけどそれ以上の車は出しません。
    社長が代車をとっかえひっかえ乗っている様な工場なら修理には出しません。
    そんな工場がお客の愛車に気を遣うとは思えないからです。
    そして、良い車に乗っている事を妬む様な人とは付き合わない様にすれば良いと思いますし、
    それなりの車に乗っていると人から邪見にはされない気がします。
    私は8年前にカイエンを買うときに「目立ちすぎて良くないかな?」と長女に相談したのですが、
    「オトウ! 普通に乗ればいいんじゃないの?」と背中を押してくれたので購入を決定しました。
    今思い返すと「意識しないで不通に乗る」は正解だったと思います。

    • Mina

      カサマチカラさん
      >東北地方に営業に行った時にお客様から「良い車に乗っているのは商売がうまくいっている証拠だ、うちはもうかっている会社と付き合う。しみったれた車に乗って来る様なところから物は買わないよ」と言われた事が有りました。
      そうなのですね…!自動車修理関係の会社の営業マンということで、お客様もそのようなお話をされたのでしょうか。でも、それは確かに一理ありますよね。

      >立場を置き換えて自分が愛車を修理に出すとしたらそこの経営者がそれなりの車に乗っている工場に出します。
      確かに、そうですね。大切な愛車だからこそ、ではその愛車をみてくれる先が、どのくらいクルマを大切にしていて、それ相応のクルマに乗っているかは、大切な気がします。
      そうでないと、きっとこちらの話が通じない場面も出てきそうです…。
      別にクルマだけで判断するわけではなくても、相応のクルマを買えるということは、相応の経営をされているというわけですもんね。

      >私は8年前にカイエンを買うときに「目立ちすぎて良くないかな?」と長女に相談したのですが、
      >「オトウ! 普通に乗ればいいんじゃないの?」と背中を押してくれたので購入を決定しました。
      お嬢さん、カッコいい!!!男前です 笑!
      でも本当にそうですよね、ポルシェに乗ることで、何か言ってくる人とは付き合わなくていいですし、自分が良いと思うものに普通に乗るというスタンスは、大切だなと思います^^