夫が「日産GT-R ブラックエディション」を試乗−乗った印象や他社のスポーツカーとの違い等

スーパーカー

2018年末のわが家

昨年の年末、私と娘たちは1週間ほど実家に帰っており、夫はその間、一人でクルマに乗って出かけたり、自由にツーリングに行ったりしていた。実はこれは、年末や大型連休中のわが家の恒例の過ごし方だ。私は実家で育児や家事の骨休めができて、夫は独身時代のように一人で自由にツーリングに行けて、子どもたちも祖父母に思う存分遊んでもらって楽しめて、祖父母も愛する孫たちと時間を共に過ごせて嬉しい。

世間一般から見ると、こんな過ごし方は変わっていると思うが、わが家にとっては「みんながそれぞれHAPPYに過ごせる」ということで、今のところこのやり方がベストだ。

そして夫はこの間に、芦有ドライブウェイにて知り合いの方のGT-Rを試乗させてもらう機会まであったそうだ。

ええですなぁ〜。

GT-Rについて

夫に「GT-Rって、ニッサン?」と聞いたところ(お恥ずかしながら、私はポルシェ以外のクルマことはあまり知らない)

「そうや、日産の高級スポーツカーや。だいぶ前に、ドイツのニュルブルクリンクのサーキットで実施されたGT-Rの走行テストで、当時の市販車最速のタイムを出したと報じられてたわ。ポルシェ911ターボより速いタイムやったとかなんとかで…」
GT-Rとポルシェどっちが速い 日独メーカー間で場外バトル

とのこと。へぇーそうなのか。日産の「GT-R」のサイトを見てみると、価格は約1000万円〜。すごいなぁ…さすが高級スポーツカー(;゚Д゚)!サイトでGT-Rのデザインを改めてマジマジと見たのだが、確かに街中でこういった後ろ姿のクルマをたまーに見かけたことがある気がする。

ちなみに、夫が今回試乗させてもらったのは、2018年型の日産GT-R ブラックエディション。GT-R専用VR38DETTエンジンの最高出力は419kW(570PS)、最大トルクは637N-m。

というわけで、例のごとく「試乗した感想」を夫に聞いてみた。

GT-R試乗レビュー

車内の香り

ドアを開けるには、くぼんだ部分を押し込んでレバーをポップアップさせるんやけど、ドアハンドルを掴んで車内に入ったら、どこか懐かしい香りがしたわ。輸入車のどれとも違う、日本車の香りやったわ。

と夫は言っていた。レバーをポップアップさせるって、確か前に乗せてもらったランボルギーニウラカンもそうだったなぁ。(最初全くやり方が分からなくて焦った。ちなみにこれ↓↓)

日本車の香りと言われても、私の中の日本車の香りのイメージは「子どもの頃に乗せてもらった祖父のクルマの、芳香剤やポマードや色んなものが混ざった、強烈な匂い」しかなく…実家のプリウスはあんまり香りがしないし…純粋な国産車の香りを一度ちゃんと嗅いでみたい。

コックピット/運転席

コクピットは、超高性能なクルマというより、どこか落ち着いた雰囲気を感じる印象やわ。左右方向にややタイトやから、適度な包まれ感が心地よくて、フロントの見切りもとても良かった。レカロ製のシートはホールドも良く、長時間の運転でも苦にならへんそうやったわ。

と。

なるほどなぁ…確かに、1000万円以上する高級スポーツカーと聞いてイメージする内装とはちょっと違う感じだけど、落ち着いた印象がある。

スタートボタンを押すと、エンジンは静かに目覚め、特に過剰な演出は無いそう。この時点では「なんだか普通のスポーツカーに乗ったような感じ」と思ったそうだが、一旦クルマを走らせると、それは全くの別物だということがすぐに分かったと言っていた。

トランスミッション

GT-Rのトランスミッションは、ポルシェのPDKなどと同じ形式の「デュアルクラッチトランスミッション」だ。

シフトショックも無くて、気がつけばどんどんギアが上がっていった。パドルを操作して、シフトダウンし、エンジン回転を上げてみたんやけど、シフトの変速スピードはそこまで速くもないし、かといって遅くない。必要にして十分やった。
回転が上がると、ギアや可動部のメカニカルノイズが高まってトルクが湧き出てくるのが分かるんやけど、最近のターボエンジンなだけあって、昔のクルマのような急激なトルク変動は無いわ。下から上まで十分なトルクを常に出してくれている印象やった。

なるほどー。また「パナメーラターボのエンジンと比べると、GT-Rの方が体感的にはよりフラットにトルクを出しているように感じた。パナメーラターボの場合は、回転に応じてトルクが比例する感じがする」と言っていた。

ハンドリング

ハンドリングについてもとても好印象だったそうで、

サーキットを走ってへんから分からんけど、一般道のワインディングを流す程度では、ハンドリングはとても素直で実直やと感じたわ。演出的に応答を高めたようなギミックも無いし、ハンドルを切ったタイミングで、切った分だけ曲がるという感じや。
ただ輸入車全般と比べると、ハンドル、ブレーキ、アクセルが軽いから、車体がもっと軽いクルマに乗っている感じがした。とはいえ、よくある日本車のペラペラ感や不安定さは皆無やったから、そこは安心してええと思うわ。

とのこと。

4駆の走り

GT-Rは4駆だが、4駆らしさは微塵も感じないし、少々オーバースピードだろうが低速だろうが、また、荷重がかかっていようがなかろうが、実に運転しやすく「これは誰でも早く走れるすごいクルマだ」というのが最も強く感じた印象だそう。

GT3ほど「もっと速く、もっと走れる」とクルマがせがむような感じはないわ。またパナメーラターボのように、地面を削り取るかのような豪快さ、重厚感、二面性があるわけでもない。かといって、フェラーリやランボルギーニとは全然違う。またマクラーレンのように恐ろしいほどのハンドリングの正確性があるわけでもない。

と。「え、じゃあ結局何なん?(-_-)」と聞いてみると、

何とも表現が難しいんやけど、激しさや情熱的な面を見せないながらも「涼しい顔してめちゃくちゃ速い」という表現が近いように思うわ。比較論でいうと「GT3の高揚感や、マクラーレンのハンドリングをマイルドにした感じ」。でも「マイルド」っていうのは、決して「遅い」という意味じゃないで。
あと、エンジン音やエグゾーストノートは、このクラスのパワーを持つクルマとしては大人しい部類で、正直、運転に集中しているとあまり耳に入って来ないわ。だから「GT-Rはどんな音やった?」と聞かれると、答えに困る。

とのこと。そうなのかー。やはり夫は普段から「聴かせるエンジン音」のクルマに乗っていることが多いので、比較するとおとなしく感じるのかなぁ。

安定性

今回の試乗はわずかな時間のみで、また高速道路を走ったわけではないので正確なレビューはできないそうだが「安定性は相当高いレベルにあると思う」と言っていた。

直線で少しペースを上げてもスピード感はあまり感じひんわ。「300km/hで会話ができる」という謳い文句の真偽については、試せへんからわからんけど、十分以上の安定感があることは確かや。乗り心地に関しては、走りに夢中であんまり覚えてへんけど、全然良い方やと思う。路面が悪い所では少しピッチングを感じたけど、不快な感じは一切無かった。

とのこと。

日常の使いやすさ

他に印象に残っているのは「運転中の見晴らし、見切りが非常に良い」という点だそう。車高自体はそれほど高いクルマではないが、運転席のアイポイントがかなり高いため、路面を見渡しやすく、非常に運転がしやすい。これはどんなスーパースポーツよりも抜群に優れている点だと思うと言っていた。

日常性や使い勝手などもよく考慮されており、トランクはとても広く設計されている。オーナーさんの話によると「ゴルフバッグ2個は入る」とのこと。夫は、「さすがは”おもてなし”の国のクルマだけのことはある」と言っていた。

また駐車場の車止めなどもほとんど気にせずに停められるらしく、日常の足としても普通に使えそうだとのこと。

スポーツカーで、走りも楽しくて、荷物がたくさん積めて、かつ車高を気にすることもないなんて、すごく良くできているんだなぁ!

総評

というわけで、夫の総評は以下。

今回、2018年型の日産GT-R ブラックエディションを試乗しましたが、想像していた以上に良かったです。もしポルシェ以外で、同じクラスのクルマを選べと言われたら、検討の中には必ず入ると思いました。内装の質感などはもう少し頑張ってもほしいところもありますが、個人的には許容範囲。それよりも走りの性能の高さに惹かれるものがありました。
全天候型の超高性能スポーツカーでありながら、日常使いも全く問題ない。」この相反する点が個人的には好きなのかもしれません。機会があれば、一度、NISMO GT-Rに乗ってみたいと思います。

とのことだ。話を聞いていると、夫の好みに合うクルマであることがひしひしと伝わってきた。

私はGT-Rのことはほぼ何も知らないし、「何も知らない奥さんが、パッと見の第一印象のみで感じるイメージ」でしか無いのだけど、なんとなくGT-Rは「峠道をぶん回す走り屋」という印象を受ける。だから、夫がもし「GT-Rを買う」と言っても、私はあんまり乗らないかなぁ…^^;(GT-Rのことなんも知らんのに、ただのイメージでこんなこと言ってほんとすみません)

というわけで、以上、夫のGT-R試乗レビューでした。

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  • コメント ( 2 )

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  1. 高戸

    はじめまして、いつも貴殿のブログを楽しみにして拝見いたしております。先日、芦有にて、白いマセラティクーペで訪れたのは、私です。ご主人様やご友人方々と歓談させていただきました。ありがとうございました。

    • MinaMina

      有難うございます^_^!
      その節は夫がお世話になり有難うございました。
      夫も「よろしくお伝えください」とのことです。
      また、今後も、芦有にて見かけられましたら、よろしくお願いいたします!