ポルシェパナメーラやカイエンにリアアクスルステアリングのオプションは必須か?

ポルシェパナメーラターボ
ポルシェにまつわる豆知識

ポルシェのリアクスルステアリング

先日、ブログに、このような質問を頂いた。

現在カイエンクーペGTS納車待ちだが、リアアクスルステアリングのオプションが気になっている。取り回しがしやすくなって駐車しやすくなるのは勿論、高速走行時のハンドリングと安定性が増すとのことだが、高額オプションのため、年々巨大化するカイエン・パナメーラには必須のオプションかどうかレビューしてもらいたい。

とのことだった。

リアアクスルステアリングとは、後輪操舵システムのことだ。先代の970パナメーラの時代はオプションで選べなかったが、971パナメーラや現行型カイエンからはオプションで選択することが可能になった。

リアクスルステアリングをつけると、低速コーナーでは、後輪が前輪と反対方向(最大 2.8°)にステアされることで、操車性が向上する。例えば駐車の際する場合も仮想ホイールベースが短縮され、旋回半径が 60cmも小さくなるそうで、低速でも車両を機敏に動かすことができるようになる。

ポルシェパナメーラターボ(971)

一方、時速70km以上でのコーナリングやレーンチェンジでは、後輪は前輪と同方向にステアされ(最大舵角は1.5°ほど小さくなる)安定性が向上する。またあわせて、直進安定性も向上する。
*出典:ポルシェ ジャパン「パッシブからアクティブへ」

わが家では、パナメーラについては「970パナメーラエディション」「971パナメーラターボ」をあわせて5年ほど所有してきた。そして、971パナメーラにはリアクスルステアリングのオプションをつけた。

夫は、971パナメーラ購入時、「リアクスルステアリングのオプションは絶対につける」と言っており、その理由について、

パナメーラは車体が大きいから、リアクスルステアリングをつけることで小回りがきくようになるやろ。あと、パナメーラでワインディングや峠道をスポーティに走ったりしたいから、絶対このオプションはつける。

と言っていた。

そして確かに、970パナメーラから971パナメーラに乗り換えた時、かなり小回りが効くように感じられた。(とはいえ、970パナメーラに乗っていた頃も不満はなかったが)

特に、芦有ドライブウェイのような峠道を走った時に、車体が小さくなったように感じられたことと、駐車のしやすさにとても驚いた。

パナメーラは大型セダンなので運転席の目線が低く、目線の高いカイエンよりは運転に気を遣う。だから、オプションでリアアクスルステアリングをつけていると、運転はかなりしやすくなると思う。

特に、運転にあまり自信が無いという奥様が普段遣いされる場合、自宅やスーパーの駐車場に停めるのがとてもやりやすくなるので良いと思う。

カイエンとリアクスルステアリング

では、カイエンの場合はどうか。カイエンは、オプションでリアクスルステアリングをつけると、最小回転半径が標準の5.7mに対し5.4mに短縮されるそうだ。

ポルシェカイエンE−ハイブリッド

その上で、現行型カイエンE-ハイブリッドを所有してみて、

カイエンに、リアクスルステアリングのオプションはさほど必須ではない

と感じている。

カイエンは思いの外小回りがきくので、日常使いでリアクスルステアリングのオプションをつけていなくても特に困ることはなく、高速道路のレーンチェンジや直進走行も安定している。夫は、

カイエンを試乗させてもらった時に、想像していた以上に小回りがきいたから、リアクスルステアリングのオプションは要らんかなぁと思った。あと、パナメーラの時とは違って「カイエンで峠道を走ったりスポーティに走る」ということはそこまで重視してなかったから、つけなくてもいいと思ったんや。

と言っていた。

ポルシェカイエンE−ハイブリッド

小回りという点に関しては、わが家にある「空冷ポルシェ911(964)」や「日産ノート」の方が、小回りがきかないと感じる場面が多い。実際、964やノートよりもはるかに車体の大きい現行型のパナメーラやカイエン(リアクスルステアリングのオプション無し)のほうが、低速で曲がったり駐車する時には小回りはきく。

ユーザーによって様々な意見はあると思うが、あくまでもわが家の場合は、「パナメーラやカイエンでワインディングなどをスポーティに走ることも考えているのであれば、オプションでリアクスルステアリングをつけておいた方がいい」という結論かなぁと思う。

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