フォルクスワーゲン「POLO」を1日乗ってみた感想

フォルクスワーゲン

代車の先代POLO

先日、フォルクスワーゲンゴルフ7をディーラーの1年点検に出した際、5代目6R型のPOLO(1.4リッター直列4気筒エンジン)の代車を借りることができたので、近所のスーパーを往復してみた。というわけで、POLOの乗り心地や走行性能についての感想を書いてみたいと思う。(ゴルフ1年点検の内容に関する記事はこちら↓↓)

→【参照記事】VWゴルフ7の維持費は?―1年点検の総費用は約3万円

この型のPOLOは発売当初「クラスを超える安全性、先進のエンジンバリエーション等」が評価され、2010年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーと同時に、世界・カー・オブ・ザ・イヤー、日本カー・オブ・ザ・イヤーのインポート・カー・オブ・ザ・イヤー、RJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

ボディサイズは「全長3,995mm × 全幅1,685mm × 全高1,475mm」。ゴルフ7のボディサイズが「全長4,265mm × 全幅1,800mm × 全高1,460mm」なので、ゴルフより一回り小さいわけだ。さらには、全長5m超え、幅2mに迫る勢いのパナメーラと比べると、とてもコンパクトなサイズだということが改めて分かるw

POLOは全世界でも大変人気の車種で、1975年に初代POLOがデビューして以来、世界累計販売台数は1400万台を超える。すごいなぁー。ちなみみに、価格は発売当初約200万円。

POLOの内装やインテリア

というわけで、1項目ずつ感想を書いていきたい。

①内装はシンプル

今回借りたPOLOはマイナーチェンジ前のモデルなので、内装は少し古い感じがした。現在のゴルフ7の内装を見慣れているせいもあるかもしれない。また、グレードの高いモデルではないので、中はとてもシンプルで必要最低限のスイッチやボタンのみが備わっている感じだ。

②ハンドプレーキが手動

気になったのは、パーキングブレーキが電動ではなく、手動式(ハンドブレーキ)だったこと。ただ、新型POLOも手動式ハンドプレーキという仕様だそうなので、これはPOLOの特徴の1つなのかもしれない。電動に慣れているので、ある意味新鮮だったw

③オートホールド機能がない

当時の車だったらオートホールドなんてついていない機能なのだろうけど、信号待ちの時にずっとブレーキを踏み続けておかなければならなかった。…って、本来車は停車時はブレーキ踏まないといかんけどな。今乗っているゴルフ7には「オートホールド機能」がついており、ブレーキを踏んで完全に停止するとブレーキペダルから足を離しても車は停止している。

だから信号待ちの時はペダルから足を離しておけるのでとても楽だ。…とはいえ、数年前まではそんな感覚なかったので…慣れって怖いな。

④ドアに重みがありしっかりしている

POLOと同じ車格の国産車の場合、ドアはもっと軽く、普通にドアをしめるだけで壊れてしまいそうに感じることもあるが、POLOはドアがしっかりしていた。また夫が感心していたのが「後部座席のドアもしっかりしている」ということ。「国産車は費用低減のために、運転席と助手席のドアはしっかりしているのに後部座席のドアはペラペラということが多いけど、その点POLOは手を抜いていない」と言っていた。

⑤車としてしっかりしている

「しっかりしている」とは…なんとも漠然とした表現で申し訳ない。車体には適度に重さがあり、隙間もなく、車としてしっかりと作られている安心感があった。今回は高速道路は走行していないけれど、この車体のしっかり感なら、高速安定性も結構ありそうだなぁと思った。

⑥下のトルクが少し弱く感じる

下のトルクがゴルフ7よりは無いので、発進時にアクセルを踏みたさなければスムーズに加速しなかった。3000〜4000回転くらいまで引っ張る感じかな。「全然パワーが無い!」とは決して感じなかったが、ゴルフ7に慣れているので、アクセルの踏み足し感が少し気になった。ただ夫は「あれくらいのパワーで高回転域まで引っ張って走れる車の方が、運転してて楽しいかも」と言っていた。

⑦運転になんら違和感が無い

⑥でトルクが少し弱いと感じると書いたが、かといって違和感を感じるような走行では全くなく、ハンドリングはしっかりしているし、ブレーキもよくきくし、なんら支障は無い。というか、日常生活で使うなら、十分すぎるくらいの走行性能だと思った。

POLOの総評

今回、少し駐車場が狭めのスーパーを往復してみたが、小回りもきいてすいすい走れるので、普段使いとしてとても便利な車だと感じた。後部座席も十分な広さがあるので、後部座席に乗って長距離移動する場合でもあまり疲れなさそうだ。これで価格が約200万円というのはすごいなぁ。

ただ、ゴルフ7の乗り心地や乗り味に慣れているので、POLOより+100万円高いだけなのに、あれほどの走行性能を発揮できるゴルフ7の素晴らしさをより実感する結果にもなった。

夫の見解は?

では夫の見解はいかに?ということで、詳しく話を聞いたわけではないが、夫は先日SNSにはこんな風に投稿していた。

ゴルフの点検の代車で先代POLOを借りている。やっぱり小さくても凄い。ビックリする。ウチのオカンの同世代の◯ィッツと比べると、月とスッポン、天と地、いや、自動車と自転車。乗り味、エンジンのトルク感、剛性感、接地感、ブレーキのコントロール性、ハンドリングの正確性、言うこと無い。あー、なんて素晴らしい車なんでしょう…国産メーカー、もっと頑張ってほしいなぁ

確かに…同じ車格の国産車と比べると、本当に雲泥の差だと思う…。

以上、POLOの感想でした。

このブログが気に入ったらフォローしてね!

コメントを閉じる
  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。