１５年前のこと。
ボロいホンダに乗ってVWのディーラーへGolf GTIを見に行きました。
試乗車があるか聞いたところ、あるけれど、商談が進んで契約手前にならないと乗ってもらうことはできないと言われました。
しばらく経って、真新しいLotus Eliseで同じディーラーに行き、Golf GTIを見せてほしいとお願いすると、試乗車もあります。ぜひ乗ってみてくださいと言われました。
極端な例ではありますが、馴染みのないディーラーへ行くときはそれなりの格好、車も大事だと思うようになりました。

Golf GTIは購入に至らず、後日別のディーラーでPoloを買いました。

色々な車を試乗して購入車両を決めたくて、この春に比較的多くのディーラーに試乗リクエストを出しました。
ネットで試乗予約を取るところが多いのですが、所有車情報を記入する欄があります。
殆どのディーラーは試乗に応えてくださいました。
試乗に応えてくださったディーラーの営業マンはどこも丁寧に接客してくださいました。
ただ、一社だけ、試乗リクエストに対してぞんざいに扱われたディーラーがありました。
日本一の自動車メーカーの高級車ブランドを扱うディーラーです。
別に欲しい車があったわけではありませんが、乗らずに評価を下すのは食わず嫌いになるので試乗リクエストしたのですが、嫌いなブランドとなりました。
ちなみに全ディーラーともホンダの軽自動車（N-ONE）で伺いました。
一を知って10を語ることはできませんが、実際の経験談としてお役に立てば幸いです。
【参考】試乗予約を出したブランド名
メルセデス・ベンツ
BMW
ポルシェ
BMWミニ
マツダ
レクサス
ボルボ
アストンマーチン
アバルト（フィアット）

昨年、７１８ spyderを購入しましたが、ディーラー訪問前に電話をして訪問時間を予約して、家の近くだったので徒歩でディーラーにお伺いしましたが、普通に対応していただけました。

試乗は希望しませんでしたのでわかりませんが、契約に至るまでの間にこちらの都合でお手数かけることになってしまったときも、他の方に車を回したりせず、きちんと対応していただけました。

なので、こちらが誠意というかきちんと尊敬の気持ちを持って対応すれば、余程身なりが悪くなき限りは対応が変わるなんてことはないと思ってます。

ちなみに私はポルシェは自分でいじりませんが、車いじりが趣味だったので、その時の名残で時計は一切しませんが、それについても、何か対応が変わったりという経験はありません。

海外駐在後、自分の車を買おうと思って奥さんの車（軽自動車）でディーラー回りをしていました。ほとんどのディーラーは丁寧に対応いただきましたが、某ドイツ系メーカーは酷かったです。お出迎えなし、パーキングへの案内なし、おまけに受付のお姉さんからは「セールス呼びましょうか？」
おいおい、「車買う言うとんねん！」
奥さん激怒で速攻対象から外れました。その時は、結局、フランス車になりましたが、後日、その車で行った際は真逆の対応でした。奥さんの評価は、「やっぱりあそこはあかんわ。」
念のためですが、某ドイツ系メーカーはポルシェではありません。ポルシェディーラーは2度目の訪問から皆さん、私の名前を覚えてくれていました。やっぱり、長くお付き合いできるメーカーは違いますね。

いつも楽しくブログを拝見しています。
私は見た目が若く見られるので初見のディーラーはフェラーリに乗って行ってます。車を買うだけとはいえ商談なので第一印象で冷やかしと思われない様にそうしています。話のネタにもなりますしね。
ただコーンズ芝だけは歩いて行ったら受付のおねーちゃんにおもいっきり無視されました　笑
小汚い格好でしたが、アポもとってて目線も合ったのに…
営業マンはそんなことありませんが、確かにそういう方もいますね。
それに比べてポルシェ青山はパナメーラターボをタダで1日貸してくれたり親切でしたね〜

ディーラーのスタッフが客の乗っているクルマで、対応が変わるのは仕方ないと思います。ディーラーのスタッフが購入見込みのある客に対して接客したいと考えるのは当然で、見込みのない客に接客したくないと感じるのは、接客業をする身であれば当然の心理だと思います。ですが、その対応で客が不快に感じるようであれば、それは間違っていると思います。たとえ購入見込みがない客であったとして優劣を付けたとしても、不快に思わせるのは接客業としては間違っているように思います。生意気な発言で大変恐縮ですが、ディーラーのスタッフと客の適度なバランスが保たれていると良い気がします。

ディーラーに何を乗っていくか、ものにしたい女性との初カーデートと同じではないですか（笑）
車、時計だけで女性が惚れてくれればうれしいのですが。
ただ、乗っていく車で印象はかなり違うとは思います。
あまり他人には期待しすぎず、自分さえコントロールできればよいんではないでしょうか。

ディラーに限らず、世間で生活している中ではご主人が言われる通りに普通に失礼に当たらない言動がどこでも取れるかと言うことだと思います。臭ったり相手が不快に思わない最低限の清潔などや言葉使いは当然でしょうね。例えば、車を運転していて最近は少なくなりましたが有人の料金所などでその人の本性が見える時もあります。普段腰も低く丁寧な人が料金所では驚くほど横柄な態度だったりすると「ああ、この人には気をつけなければならないな。」と私は感じます。

はじめまして。
以前からちょいちょい拝見させていただいてました。

お題「ディーラーに行くときに、気をつけていること」に沿って自分なりの意見ですが、Minaさんが書いておられる「持ち物よりも、人となりを。」に尽きるかなぁと思います。
自分は最初ポルシェセンターは自転車でした。使い込んだミニベロです。冷やしではないので別に気おくれする必要はなく、ただ珍しいヤツには見えると思うので、安心してもらうために先に明るく挨拶する..気をつけるとしたらそのくらいです。
ネットには悪い評価も結構書かれてるところですが、別に無視もぞんざいな扱いもなく接客してもらって、程なくそこで911を購入しました。
そういえば担当してくれた方が、態度ではなく車の扱いで少し気になるところがあったので、初対面でしたが年下でしたし軽く注意したのを思い出しました。ちなみに自分は対人コミュニケーションは得意な方ではありません。

お題から少し離れて、皆さんのコメントに関する意見も付け加えると..
例えば、もし相手が無視して見えたとしたら、自分が相手を無視して見えたからかもしれません。相手は自分を見てそうしたということです。
別の視点で、相手の態度がそう見えるのは自分の心情も込みなので客観的な事実ではなく、別の日に同じ態度が違って見えることもあると思います。

最後に、試乗させるかどうかは販売店側の選択肢だと思います。何故なら保険に入ってるとはいえ、試乗車が壊されたら仕事が出来なくなって大損だからです。
身なりとか懐具合ではなくドライバーとして一定の信用を得られたなら、相手も仕事モード突入で気持ちよく試乗させてもらえると思います。
ちなみにこれは、とある販売員から聞いた話をベースにした意見です。
もし試乗させてもらえなかったり態度が悪く感じたなら、相手にその理由を尋ねてみることお勧めします。

いつも楽しくブログ拝見しております。
ケイマンが大好きで、25歳の時にポルシェディーラー心斎橋店に認定中古の981ケイマンの購入検討で伺いましたが、同い年の担当さんで、丁寧に対応してもらえました。その時はご縁がなく他店で購入しましたが、それからも常に連絡をくださり、2年後にその担当さんから買い替えで718ケイマンを購入しました。他店で購入したにも関わらず、ずっと連絡をくださったのはポルシェディーラーだけでしたので、やはり信頼できるメーカーだなと思います。服装はダボッとしたパーカーで行ってましたが、しっかりご案内していただけました(笑) 服装も多少なりとも影響はあるかもですが、1番は本当に購入する気があるのかは見られてる気はしますね。

Minaさん、こんばんは。
今回のブログのタイトル『初めて自動車ディーラーに行く時、乗っていく車は気にする？車によってお店の対応は変わる？』
は永遠のテーマ(？)だと思いますね。

さて今回Minaさんへ紹介したい記事が有ります。
『ENGINE』誌の2012年2月号のポルシェ特集の記事です。（今から10年前なので多分クルマにご興味が無い頃だったと思うので読まれて無いですよね？）

往年の名レーサー「生沢徹(いくざわてつ)」さんのインタビュー記事です。

生沢さんは日本でレースが始まった最初頃の名ドライバーで、中でも1964年の日本グランプリでプリンス自動車のワークスドライバーとして参戦した生沢さんのスカイラインGTが、式場壮吉さんのポルシェ904GTSを、１周だけとはいえ後ろに従えて鈴鹿のグランドスタンド前を走り抜けて「スカイライン伝説」を作りました。この「事件」で生沢さんは一夜にして国民的スポーツ・ヒーローとなりました。

その生沢さんが『初めて自動車ディーラーに行く時、乗っていく車によってお店の対応は変わってしまった』残念な話が載っています。
原文ママ、で紹介します。

『クルマは道具、と割り切っていた生沢さんが911にパッションを抱く屈折したきっかけになったのは、2007年10月にデビューしたレクサスIS-Fだった。
マツダ・アクセラに乗っていた国産車びいきの生沢さんは、そろそろ人生を楽しむクルマに乗りたいと思い、400馬力超の後輪駆動サルーン、IS-Fを買うつもりで、近所のレクサス・ディーラーに「よれよれのユニクロにズタボロのナイキを履いて、アクセラに乗って」奥さまと２人で出向いた。
ところが、よほど見かけがよくなかったか、てんで相手にされず、見積もりもしてくれなければ、納期も明示してくれなかったという。
失望した２人はその足でポルシェのディーラーに行って大歓待され、結局、東京とロンドン、そしてモナコでの足にと、３台の911カレラSをビスポーク・オーダーした。』

1964年の日本グランプリで「スカイライン伝説」の当事者となった生沢さんは、1967年日本人「初」のポルシェ・ワークスドライバーとなった方です。
それを服装と乗ってきたクルマだけで冷遇した近所のレクサスディーラーの営業マンは「切腹モノ」だと思いませんか？？

もしこの「ENGINE」誌がブックオフに有ったら買い！ですよ。

私の場合、ポルシェだけママチャリで行った時に相手してもらえませんでした。
名刺くれない
席へ案内されない
オプションの説明してくれない
試乗させてくれない

その後、このディーラーとは別のディーラーで718を注文しました。
問題のディーラーと経営系列が異なることを確認してから。

ママチャリでも相手の対応が変わらなかったディーラー
BMW
トヨタ
日産
マツダ

購入後の付き合いもあるので、営業担当者と合うかどうかは重要だと思います。