子育てとカーライフは果たして両立できるのか?

ポルシェのある生活

子育てとカーライフ

このブログでは、ちょくちょくわが家の子ども達のことを書いている。「一緒にツーリングに行った時どんな風だった」とか「後部座席を観たら爆睡していた」とか「長女が夫の匂いを嗅いで、空冷の匂いがすると言った」とか…。

とはいえ、特に子育てのことを全面に出しているつもりはないのだが、「幼い2人の子どもを持つ母親が書いているクルマブログ」ということで、やはり「子育てとカーライフの両立」に関するコメントやメッセージを頂くことが結構ある。

そんな中、先日書いた「ポルシェスポーツカートゥギャザーデー2019に参加した」という記事について、ブログにこのようなメッセージを頂いた。

いつもブログ楽しみに拝見しています!
今年のポルシェスポーツカートゥゲザーデーの記事読ませて頂きました。私も土曜日に参加予定だったのですが、大雨とベビーカーが必要な子供がいたので断念したのです。
オフィシャルの情報にも授乳室(FSWには存在しますが、)やファミリーで参加した際の注意点などがなかったため見送ったのですが、Minaさんのブログを拝見して来年は是非参加したいと思えました。家族で参加しての視点、とても貴重です。
このブログに背中を押されて今年カレラを買ったり、イベントに参加してみようと思えたり、新たな世界の入り口を開いて頂いてとても感謝しています。
こんなブログは他にない!これからも楽しみにしています。

わぁ…(TдT)…なんかもう、本当に本当に有難うございます。

ブログのアクセス推移を見ながら、確かに以前に比べればずいぶん増えたとはいえ「まだまだだなぁ…、今のやり方でいいのかなぁ…」と日々色々試したり変化させたりしてやっているので、このようなメッセージを頂くと、本当に嬉しいし励みになる。

と同時に「世の中にはきっと、カーライフを楽しみたいけれども、子どもが小さいのでなかなか難しいと考える方々も多いのだろうな」と思った。

正直、私たちも、子育てしながらカーライフを楽しむことについては、日々試行錯誤中だ。

夫婦2人?それとも子連れ?

私たち夫婦は以前は、富士スピードウェイやサーキットのイベントに参加するために遠出をする時には、子どもたちを両親に預けて、夫婦2人で行くことが多かった。

もちろん、次女がまだ小さかったというのもあるけれど、「夫婦2人の時間なんて普段はまず取れないので、こんな時くらい夫婦水入らずで楽しみたい」という気持ちが大きかった。子どもがいると、にぎやかで楽しい半面、なにかと面倒なことが多く、正直言って、せっかくのイベントも純粋に楽しめないからだw

そして昨年6月。この時も、子どもたちを実家に預け、富士スピードウェイで開催されたポルシェ70周年のイベントに夫婦2人で参加した。またせっかくなのでイベント翌日の月曜日に、箱根ターンパイクを走って帰る予定にしていたのだが…

月曜日の朝、チェックアウトの準備をしていたところ、テレビで緊急地震速報が流れた。そう、最大震度6弱を観測した大阪北部地震が起こったのだ。

あわてて実家の母に電話したところ、母が大切にしていたコーヒーカップや食器類は棚から落ちて全部割れてしまったけれども、子どもたちも両親も無事だということだった。

母が「子どもたちに声聞かせてやって、安心すると思うから」と言って、長女を電話口に出してもらったのだが、私が「怖かった?大丈夫?」と聞いても、長女はショックで言葉が出てこず、電話口でずっと泣いていた。

その様子をうけて、慌てて荷物をスーツケースにつめ、富士から実家へまっすぐ直行したわけだが、帰宅して子どもたち2人の顔を見た時、心底安堵したのを覚えている。

この経験から「これからは、イベントごとに子どもたちも連れて行こう」と決めた。今回は無事だったから良かったけれど、夫婦2人の趣味を優先している間に、万が一のことがあれば、後々絶対後悔するだろうなと。

だからといって「子どもが小さいうちに、夫婦2人でイベントごとに参加する」のを否定しているわけでは決して無くて、それはむしろ素晴らしいことだと思うし、本音を言うと私たちもそうしたい(笑)

ただ、昨年の地震に加えて、子どもたちも少しは大きくなって物分りが良くなってきた?(2歳の次女は軽く反抗期やけどw)ので、私たちは家族4人で行くことにしている。

子連れカーライフの実態

それ以来、富士スピードウェイで開かれた走行会にも、遠出のツーリングにも、岡山国際サーキットにも、そして今回の富士にも、全て5歳と2歳の子どもを連れて参加している。

ただ…子どもたちを連れて行くと、毎回発狂しそうになるくらい大変でもあるw

まず、何をするにも、通常の3倍は時間がかかる。高速道路走行中の車内で、子どもたちは「お母さん、トイレ−。腰がいたいー。お腹すいたー」などとぶーぶー言ってくるので、夫婦で行く時より多く長く、サービスエリアに入って休憩を取る必要がある。

逆に子どもたちが寝ている時に休憩に入ろうとすると、寝起きで機嫌が悪く「眠い〜」「靴下履いてない〜」とかなんだかんだ言って、クルマから外へ出るだけで5分くらいかかる時もある。

私たち夫婦はご飯にお金と時間をかけたくなくて、出来る限りサクッと行きたい派なのだが、子連れとなるとそうもいかず。

2歳の次女が必ず私の膝の上に座ってくるので、それを見た長女がやきもちを焼いて不機嫌になるところから始まり…2人ともたいていお子様セットを頼むくせに、いざご飯がテーブルに並ぶと、必ず「お母さんのが食べたいー。お父さんのがいいー」と言って、無断で横取りしてくるw

私は体をよじりながら、時には慣れない左手を使ってご飯を食べるので、毎回食べたのか食べていないのか分からないまま食事が終了する。そしてその間も、子どもたちは「水をこぼした」だの「水のおかわり」だの「ポテトにケチャップが欲しい」だの色々と言ってくる。

あまりにうっとおしいので、「うるっせぇヽ(`Д´)ノ!!」とか言ってしまいそうになるのだが、公衆の面前なのでつとめて冷静に対処するよう努力している。(いや、もしかしたら無意識で口に出しているかもしれんw)

朝、ホテルから富士スピードウェイへ向かう時も、「この服は嫌だ、昨日の服がいい」とか、晴れているのに「長靴を履きたい」とか、「あ、うんちでる!」とか言ってくるので、ホテルから出るのにも相当時間がかかる。

現地に到着したらしたで、次女は「お母さんだっこー」と言ってくるし、そうかと思えばベビーカーを自分で押すと言って泣いて喚いたりするので、「走らんといて!ここにあるクルマ、全部すごい高いんやから、傷つけたら大変やから!」などと必死で叫びながら娘たちを追いかける。

そして夫が播州弁で、

もう、わや(メチャクチャ)やなぁ…(-_-)

と毎回苦笑いする。なので先日も、ポルシェラウンジに到着した頃には、夫も私も既にへとへとになっていた。

ラウンジについたらついたで、すぐに靴を脱いで走り回ろうとするし、お菓子はぽろぽろ床にこぼすし、レース後の表彰式の最中も、大きな声で「見えなーい」とか言うので、そのたびに注意をするはめに。

一方、レースを観戦するために外に行くと、最初は食い入るように走行するクルマを見てくれるのだが、次第に飽きてくるのか、「向こうの芝生に行って遊びたい」と言って走っていくし、せっかくのパレードランも「えぇ〜また走るの〜?」とか嫌そうに言ってくるし(わが家は午前中にパナメーラ、午後に964と1日に2回パレードランしたので)

こんな経験、なかなか出来ないんやで、お父さんもお母さんも小さい頃には経験できなくて、めっちゃラッキーなことなんやで。

と言い聞かせながら、パレードランに大興奮している私たち夫婦をよそに、後部座席を見ると、ふたりとも爆睡しているという…(笑)

とにかく、終始バタバタしながら、時が過ぎていく感じだ。

…ってなんか愚痴みたいになってしまいましたが、ぶちまけることが出来てスッキリしました。有難うございますm(_ _)m

子どもに温かいポルシェファンの皆さん

ただ、今回の富士スピードウェイのイベントに参加して印象深かったのが、周りの皆さんが子どもに対してとても温かかったということだった。

子どもを連れていると「うるさくして申し訳ないな」「ベビーカー邪魔かな」とか少なからず周りに気を遣ってしまう。

そんな中、ポルシェトラックエクスペリエンス(PTE)では、インストラクターの方が子どもに「お話上手だねー」と笑顔で声をかけて下さったり、スタッフの方が子どもたちとハイタッチして下さったり、何かと気にかけて頂いた。

また、外の芝生へ行くところの階段で、子どもの手を引きながら、片手でベビーカーを降ろしていたところ、見ず知らずの男性の方が「おっちゃんが抱っこして先におろしたるわ!」と言って、次女を抱っこしておろして下さったり、

次女がポルシェのTシャツを着ていたので(ポルシェセンターのグッズコーナーで買った)、「可愛いなー孫にプレゼントしたいんで、写真撮らせてもらっていいですかー」と言って笑って声をかけてくださったり…。

皆さんとても温かくて、「やっぱりポルシェファンの人は良い人ばっかりや!!」と改めて、改めて確信した次第である(笑)

だから、確かに大変だったけど、周りの皆さんの温かさに何度も救われて、結果「子ども連れて来るのも案外悪くないやん」と思えた。

また、子どもたちも意外と楽しかったらしく、長女は知り合いのカレラカップドライバーの方が前を走り去る度毎周ごとに「何番目だ!」と言ってはしゃいでいたり、キッズコーナーで思う存分遊んだり、仲良くなったスタッフの方にハイタッチしに行ったり…

きっと、この世界観が、子どもなりに楽しかったんだろうなぁと思う。実際「今日はどうだった?」と聞くと、ふたりとも「楽しかったー!」と満面の笑みで答えてくれた。

そんなん言いつつ、大人になる頃にはすっかり忘れてるんやろうけどな…(-_-)

でも、理屈ではなく肌感覚で、世の中には自分が知らない世界がたくさんあることや、大人たちの本気や情熱のぶつかりあいや…そういったことを感じてくれているといいなぁと思う。

子育ても、カーライフも。

今から約2年前の、次女が生まれたばかりの頃。長女も新しい幼稚園に入ったところだったので「この1年は、育児優先で行こう」と決めた。仕事もかなり減らして、極力家にいる時間を増やし、毎日14時には幼稚園のお迎えに行くようにした。

そうすることにより見えた世界もあったし、幼稚園のお母さん方とも仲良くなれて、子どもたちと過ごせる時間が増えたのは良かった。でも一方で、

私は”子育てどっぷり”は無理な人だ

ということにも気づいた。

子どもを優先すると決めた期間、自分のことが全て後回しになることにイライラして、子どもたちや夫にそのイライラをぶつけてしまい、私は常に不機嫌だったと思う。

私は母親である前に、1人の人間なので「自分がやりたいこと」も大事にしたい。逆に、自分がやりたいことを大事にするからこそ「日頃、お母さんのやりたいことさせてくれて有難うね」と、子どもたちにも余裕を持って接することができるようになる気がする。(とか言いつつしょちゅうイライラしてるけどw)

だから最近は「お母さん遊ぼ〜!」と子どもたちが寄ってきても、

「お母さんは今、ブログ書きたいから無理!」とか「お母さん今1人で考えたいからそっとしといて!」

といったことを平気で言うw きっと世間で言われている母親像からは程遠いと思うし、母親らしいことをちゃんと出来てないなぁとも思うけれど、でも「お母さんは何があっても2人のことが大好きだよ」ということさえ伝わっていれば、それでいいのかなぁと。

だからこれからも私は「子育てしているからカーライフを諦める」のではなく、泥臭くも、試行錯誤しながらも、どちらも楽しめる道を探っていきたいなぁと思う。

まぁ、それが出来るのは、夫のお陰である部分がかなり大きいので、結局夫に感謝やなw

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  • コメント ( 4 )

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  1. ランスケ

    初めまして。
    いつもブログ更新を楽しみにしています。
    私もFSWのイベントに申込み済みだったのですが生憎の天気と2歳児同伴を考えて泣く泣く断念しました。
    子どもが居ると生活全てが子ども中心になりがちで、仕方がないっ!!と思いつつも不満が溜まります。
    今回の記事で、私は夫の立場ですが気持ちを代弁していただいたようでスッキリしました。笑

    • MinaMina

      ランスケさん
      いつもブログをご覧いただき有難うございます!

      >私もFSWのイベントに申込み済みだったのですが生憎の天気と2歳児同伴を考えて泣く泣く断念しました。
      そうだったのですねー!いやでもそのお気持ち分かります。あの雨に、2歳児、想像するだけで「無理だ…」と思ってしまいますよね。

      >今回の記事で、私は夫の立場ですが気持ちを代弁していただいたようでスッキリしました。笑
      そんな風におっしゃって頂き有難うございます(笑)
      なんだか最近は「逆に0歳のときのほうが楽だったなーあの時はずっと寝てくれてたもんなぁ」とか思ったりしています(笑)
      とはいえ、子どもの手が離れるのはあっという間と皆さんおっしゃるので、こんな日々も楽しめるようになりたいなーと思う今日このごろです。

  2. ゴリ

    ミナさん、こんにちは!
    ご無沙汰しております。

    富士スピードウェイ、家族で楽しめたみたいで良かったです!
    とても羨ましいです!!!

    子供いたら何するのにも、大変ですよねー。。
    私も、常に、こらー!やめんかーい!!!ええ加減にせえー!!!と怒鳴ってしまっています。。
    けど、やっぱり色んな経験や色んな気持ちを家族で共有する事が、絆になると思うし、みんなで参加する事はいい事ですよね!!!

    そして、子供は親の背中を見て育つので、ミナさん夫婦のお子様は、きっとミナさん夫婦のように自立した子になると思います!!!

    ご主人への感謝を忘れない、ミナさんが素敵です。

    私は日々忘れてしまいそうな悪妻なので、私はミナさんの爪の垢を煎じてのもうと思います。

    これからも子育てにブログに頑張ってくださいね。

    • MinaMina

      ゴリさん
      ご無沙汰しております!

      >私も、常に、こらー!やめんかーい!!!ええ加減にせえー!!!と怒鳴ってしまっています。。
      ほんとそうですよね…「あれ、私って元ヤンやったっけ…」と怖くなるくらいすごい言葉を使ってしまうこともあります…

      >そして、子供は親の背中を見て育つので、ミナさん夫婦のお子様は、きっとミナさん夫婦のように自立した子になると思います!!!
      そうなってくれると嬉しいです。自分の足でたって、自分の人生を歩めるようになってほしいですが、
      めちゃくちゃ甘えたなので、どうなることやら〜という感じです(笑)

      私も、夫への感謝の気持ちをつい忘れてしまいそうになりますが、
      こうしてブログを書くと「あ〜こういう風に出来るのも夫のおかげやな〜」と思えるので、
      やっぱり私にとって「書く」って大事だなぁーと改めて思っております。

      引き続きよろしくお願いいたします^^