ポルシェ購入時の必須オプション、または不要なオプションは?−ボクスターGTSを購入した夫の見解

981ボクスターGTS
ポルシェの買い方

ポルシェのオプション多すぎ問題

ポルシェの公式サイトで、911の仕様を見ていた時につくづく思ったのだが、ポルシェは購入する時に選択可能なオプションが本当に多い。そりゃつけたいと思ったものを全部つけられるのがいいけど、そうなるとオプション代だけで軽く400万円は超えてしまうのでそんなわけにもいかないし、またつけたけれど「結局これは要らんかった」というオプションがあってももったいない。

というわけで、夫が2015年に購入した981ボクスターGTSのオプションについて、

①つけておいて正解!と思うもの
②つけてないけど、つけときゃ良かった〜と思うもの
③つけたけど、今思えば要らないと思うもの

についてこの度聞いてみることにした。

ボクスタ-GTSの仕様

2015年の11月に納車された981ボクスターGTS。「2015 ハンドルLHD ミッションMT 内装ブラック(オールレザー)」で、「スポーツクロノパッケージ」「スポーツエグゾーストシステム」「ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)」「ブラック仕上げのポルシェ・ダイナミック・ライトシステム(PDLS)付バイキセノンヘッドライト」が、GTS標準装備となっている。

夫はよく「ポルシェ買うんやったら、どんな車種にもスポーツクロノとスポーツエグゾーストは絶対必須でつける」と言っているのだが、その上で購入の際夫が追加したオプションは以下のとおりだ。(2015年の注文時のオプション名なので、今と若干変わっているかもしれない)

モデル名エンブレム削除 ¥0
ロールオーバー・バーボディ同色 ¥92,000
電動格納式ドアミラー ¥55,000
20インチカレラSホイール ¥0
シートヒーター(温度2段階調節可)左右 ¥76,000
スモーカーパッケージ ¥0
アルカンターラパッケージ削除 ¥0
フロアマット ¥20,000
スポーツシートプラス(2段階、電動) ¥0
3スポークスポーツステアリング ¥0
グレーバンドフロントウィンドウ ¥21,000

1)つけておいて正解!なオプション

夫は、長く乗っても飽きが来ないシンプルなデザインや内装にしたかったらしい。なので、真ん中のメーターが赤くなり、シートは黒レザーに赤ステッチになる…etcという「GTSコミュニケーションパッケージ」はつけなかったそうだ。また、

「一見普通のボクスターのように見えて、よくよく見たらGTSやと分かる”粋なGTS”がええんや」(それは”粋”というのか…変わってるというか…笑)

と言っていて、以前も一緒にツーリングに行った人から、別れ際に「え、これGTSなんですか!?ボクスターSか何かと思っていた!」と驚かれたらしく、そのくらいが丁度いいと言っていた。というわけで、まずは「つけておいて正解だ!」と思っているオプションについて。主には以下の4つだそう。

①電動格納式ドアミラー
②ロールオーバー・バーボディ同色
③アルカンターラパッケージ削除
④モデル名エンブレム削除

①電動格納式ドアミラー

このオプションをつけなければ、毎回手でドアミラーを閉じないといけない。また立駐のパーキングに停める時「ドアミラーを閉じて下さい」と係の人に言われても、毎回外に降りてドアミラーを閉じないといけないのは面倒臭いので、これは絶対電動にしておいてよかったと言っていた。

②ロールオーバー・バーボディ同色

夫のボクスターは、ロールオーバー・バーをボディと同色の白にしてある。通常は黒で(オプションでアルミ仕様も選べる)黒でもカッコ良かったかとは思っているそうだが…ただここをボディ同色に塗っている人は珍しいので、周りから「綺麗ですねー」と言われることも多く、同色にしてよかったかなと言っていた。

③アルカンターラパッケージ削除

夫はせっかくのアルカンターラパッケージをわざわざ削除している。売る時、アルカンターラのほうが多少は高く買い取ってもらえるはずだけど、それを差し引いても革シートの方が好きだそうだ。(なぜアルカンターラパッケージをわざわざ削除しているのかについては別記事で書いているのでこちらをご覧ください↓↓)

→【参照記事】981ボクスターGTSの内装を一眼レフで撮影してみた−革シート、センターコンソール、ダッシュボードetc.

④モデル名エンブレム削除:boxsterGTSのモデル名エンブレムを削除して「PORSCHE」のみにしており、スッキリした印象になるので気に入っているとのこと。ちなみにドイツでは、この「PORSCHE」のみにするのが流行っているそう。

2)つけておけば良かった!オプション

次に、つけようか迷った末に結局つけなかったけれど、後になってみて「つけておいたら良かったなー」と思ったオプションについて。主には3つ。

①シートベンチレーション
②自動防眩ミラー(+レインセンサーワイパー)
③PTV(ポルシェ・トルク・ベクトリング)

①シートベンチレーション

シートヒーターはつけているが、むしろシートベンチレーションをつけておけば良かったと思っているそうだ。夏の暑い日に車に乗り込んだ時やオープンで走る時、シートベンチレーションをつけていると涼しくて快適なドライブが楽しめると思うとのこと。というわけで、その後に購入したパナメーラにはシートベンチレーション機能をつけた。ちなみに、オプション代は152,000円。

②自動防眩ミラー

ルームミラーにセンサーがついていて、後続車のライトがまぶしいとき、自動で見た目を暗くしてくれる機能だが、夫はこの機能が欲しかったのではなく「自動防眩ミラーをオプションで選択すると付属でついてくる、レインセンサーワイパー機能が欲しかった」とのこと。

「レインセンサーワイパー機能」とは、雨を完治したら自動でワイパーが作動してくれる機能で、夫のボクスターにはこれがついておらず…雨がふっても手動で動かさない限りワイパーが作動してくれないから面倒くさいと言っていた。ちなみに、オプション代は80,000円。…っていうか自動ワイパーくらい始めからつけておいてくれたらいいのにーヽ(゚д゚)ノ 。

③PTV(ポルシェ・トルク・ベクトリング)

リアディファレンシャルと連携してリアホイールにブレーキをかけ、回頭性を向上させる機能だそう。これをつけていると、カーブの曲がり方が結構違ってくるから付けておけばよかったと。

上記に加え、夫は特に要らないそうだが「車内で音楽を聞く人は、絶対BOSEをつけておくほうがいい」と言っていた。なぜなら「標準スピーカーの音質は、今まで乗ったどの車よりもダントツで悪いから」と(笑)まるでAMのラジオみたいに安っぽい音がするそうだ。

「僕は普段からBGMはエンジン音を聞きたい人やからええけど、たまに付けた時にびっくりするくらい音が悪い」と言っていた。

3)つけたけど要らないオプション

では最後に、つけたけれど要らないと思うプションについて。それは、

グレーバンドフロントウィンドウ

というもの。フロントガラスの上の帯状にグレーになっていて、直射日光を遮るので眩しさが軽減されたり、若干中が見えにくくなるそうだが、特にあってもなくても変わらないから要らなかったとのこと。

その他、ボクスターGTSはPASMは標準装備だが、もしついていなかったとしてもPASMは絶対にオプションでつけたほうがいいと夫が言っていたので、これについてはまた別途記事で紹介したいと思う。

このブログが気に入ったらフォローしてね!

コメントを閉じる
  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。