自動車評論家の悲しい事故。

先日箱根ターンパイクに行く前に、箱根ターンパイクの天気や状況についてネットで調べていた時、こんな記事を見つけた。

→繰り返される自動車評論家の“暴走”レポ……「ポルシェ事故死」とメーカー依存メディアの問題とは

2016年４月、ポルシェ好きで知られる自動車評論家の森野恭行さんが、箱根ターンパイクで「ポルシェ911GT3」の試乗をしていたところ、カーブを曲がり切れずに反対車線側の木に激突。車は大破し、森野さんは病院に運ばれるも、死亡した。

現場のカーブは緩やかで、事故が起きやすい場所ではなかったそう。目撃者によると「この時期は桜を楽しむためにのんびり走る人も多く、私自身も40キロぐらいで走っていたが、ポルシェが猛スピードで追い越していった。」と。ポルシェ911GT3は最高時速310キロだが、事故当時は200キロ以上出ていたのでは？と言われている。

森野さんは「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の選考委員も務めたことのある“自動車のプロ”であり、過去にはブレーキ力や事故の際の人体への影響を軽減する装置など、ポルシェの安全性を強調する記事を何度も書いている方だった。

安全運転第一だ。

試乗記事を書くために、ポルシェ911GT3の性能を最大限発揮させねばと、高速走行していたのかもしれないけれど、そんなにスピードを出すなら、サーキットで試乗するべきだっただろうし、自分の運転への過信もあったのではないかな…結局は暴走運転で命を落としてしまわれた。

とはいえ、大半のポルシェオーナーの方は、安全運転をされていると思うし、むしろ他の外車の方が無茶な運転をする人が多いように感じる（気がするだけ？）けど、でも私も常に、安全運転第一で、ポルシェを楽しく運転していきたいなと改めて思った。