着物を着て、マニュアル車を運転してみて分かったこと -和服は取締りの対象になるらしい

BMW

着物と、マニュアル車

先日、娘たちの七五三のお祝いをしたが、母親である私も着物を着ることになった。はやいなぁ〜もう次女が3歳か。下の子が生まれて、長かったような、あっという間だったような…。

昔は、7歳までに亡くなってしまう子どもたちが多く、子どもたちが無事に成長することを祈って七五三のような儀式が生まれたそうだが、こうしてお陰様で元気に育ってくれて、改めて感謝だなぁと思った。

七五三のお参りは、自宅からクルマで15分ほどの神社でお願いしようと思っていたので、この機会に着物でマニュアル車を運転してみることにした。こんなチャンスは滅多に無いもんなぁ。

とはいえ、さすがに草履で運転するのは危ないので、運転のときは運動靴に履き替えることにした。

乗る前までは、

着物だと足が思うように開かなさそうだから運転しにくいのかなぁ。まぁそうは言っても、靴を履き替えれば特に問題なく運転できるだろう。

と思っていたが…甘かった(-_-)

まず、着物で運転席に乗り込むのが、思いの外大変だった。足を開いたりあげたりできないので、足から乗ることができないのだ。まずはシートにお尻をついてから片足ずつ乗り込むことにしたが、背中の帯(お太鼓結びだったが)が幅をとるので、シートの手前に座らなければならず…

そうなると、頭がつかえてしまって、その上着物を汚さないように気をつけないといけないので、乗り込むだけで一苦労だった。

そして、乗り込んでみてまた気づいた。

背中の帯が、めっちゃ邪魔や…

背中に帯がある分、腰を深く、背中をシートにつけて座ることができない。かなり前傾姿勢で、シートの半分より前くらいに座ることになるが、そうすると、ステアリングが近すぎて運転ができない。

そこで、シートを通常より後ろの位置に調整してみたが、そうなると今度は、クラッチに足が届かない(私が単に足が短いだけかもしれんw)。「あーでもない、こーでもない」と随分やりながら、クラッチをギリギリ踏み込めて、ステアリングも持てる位置にシート調整をし、いざ出発。

出発してみると、ガクガクすることもなく、普段どおりに運転はできたのだが、速度がのってきた時のクラッチ操作がかなりやりにくかった。ドライビングポジションが良くないので、クラッチを踏むたびに足がぴーんと伸びて、かかとがつかず、足の指だけでクラッチを調整するような感じになってしまう。

この状態で3分ほど運転してみたが「あかん、これは咄嗟の時に反応できなさそうで危ない。」と言うことで、夫に運転を交代してもらうことになった。

路上にクルマをとめ、運転を交代したが、着物姿だったので道行く人の視線を結構感じた。この人達は、まさかこのクルマがMT車なんて思いもしてないだろうなぁ…w そして夫は、

あかんわ〜。今日はよそ行き用の、先が尖った靴をはいてきたから、クラッチを踏むと先が上につかえそうになってやりにくい。めっちゃガクガクしてまうわ。やっぱりドライビングシューズってめっちゃ大事やなぁ…

と、噛みしめるように言っていた(笑)

着物での運転はやめよう

色々と調べてみると、県によっては、和装でクルマの運転をすると、違反で捕まることもあるようだ。

・福井県内で僧侶が僧衣を着てクルマを運転していたところ、交通違反切符を切られた。
・着用していた僧衣はくるぶしまでの長さのもので、両足が密着した状態になっていたこと、両袖の袖丈が30センチほどあり、袖がハンドルやシフトレバーなどに引っかかる恐れがあることが検挙理由
・道路交通法施行細則は、各都道府県ごとによって定められている
*出典:車選び.com「振袖や紋付き袴など、和服で運転って違反になるの?」

私たちが住んでいる兵庫県では、運転者の遵守事項で服装については規定されていないようだが、やはり着物でマニュアル車を運転するのはやめたほうがいいと思った。理由としては、適切なドライビングポジションが取れないから。「足が開けない」ということよりも、背中の帯の問題が大きい。

背中に帯がある分、シートにしっかり座ることができず、それによって適切なドライビングポジションをとることができない。そうなると、咄嗟の時にすぐに対応できないので危険だ。

また、これは着物とは関係ない話が、ドライビングシューズの大切さを改めて痛感した。マニュアル車の運転は、やはり靴によって大きく変わる。クラッチを奥まで問題なく踏み込めて、かかとが丸く、自分の足に近い感覚でクラッチ操作ができることの大切さを再認識した。

やっぱりなんでもやってみないとわからないものだなぁ…もう今後は、着物で運転するのはやめておこうと思った。

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