グランツーリスモのチャンピオンが実車のポルシェ911 GT3を運転するとどう感じる?

Porsche 911 GT3 touring
わが家のカーライフ

2019最後の芦有へ

先日の記事に書いたが、昨年末に、youtubeチャンネル「GTSport放送局」MCの大塚リコさんと、GTプレーヤーの菅原達也さんが、わが家に来てくださった。

その際、せっかくなので、「芦有ドライブウェイに行って、世界的GTプレーヤーの菅原さんにGT3を運転してもらおう」ということで、
私と娘たちとリコさんはパナメーラで、一緒についていくことになった。

菅原さんは、小さい頃からポルシェが大好きで、ずっとGT3に憧れていて、実際のポルシェを運転するのは、今回が生まれて初めてだったそうだ。

なんと!

普段は冷静な菅原さんも、この時ばかりは「まさか初めて運転するポルシェがGT3になるとは…!」と大興奮されていた。

芦有料金所を超えたところで、夫と運転を変わり、菅原さんがGT3を運転することになったが、普段はレース等で散々緊張する場面を経験されているはずなのに、
車を運転するのにこんなに緊張するのは生まれて初めて」とおっしゃっていた笑。

ポルシェの凄さ

菅原さんに、実際にGT3を運転してもらったところ、

速い!とにかく速い!2速で踏んだらあっという間にすごいことになる。「一般道では持て余す」と言われている意味がよくわかった。そしてブレーキがすごい。ポルシェのブレーキは世界一と言われているけれど、本当にその通りだと思った。
車は、止まることが一番大事。車が動かない分には何も起こらないけれど、一旦走り出して止まらないと大事故につながる。
そう考えると、どのような速度域からでもこんなにしっかりブレーキがきくなんて、すごい。
ステアリング操作もさすが。刺さるように曲がる!かといって日常使いできないわけでもない。普通に走ろうと思えば走れる。いやーすごい!

と大絶賛されていた。良かった(笑)!!

一方、助手席で菅原さんの走りを体感していた夫は、

やっぱりチャンピオンの走りは滑らかやわ。この道をいろんな人の助手席で走ってきたけど、その中でもダントツでなめらかで上手い。
力任せに車を曲げることは一切なく、車と呼吸合わせてほんまにスムーズに運転しはるわ

と感心していた。そのあとは、リコさんにGT3の助手席に乗ってもらうことになり、菅原さんにはパナメーラも運転してもらった。

パナメーラ好きな私としては、どんな感想が出てくるか楽しみだったが、菅原さん曰く、

やっぱりGT3と全然違う!なめらかでラグジュアリー!でも、ポルシェはポルシェ。ブレーキも、GT3より少し遊びがあるけれど、奥でぐぐーときく感覚はさすが。
セダンなので、ステアリングも結構遊びがあってだるい感じかと思ってたけど、全くそんなことない。すごい!これは長距離でも疲れない!

と絶賛されていた。

すでに後部座席で子どもたちが寝てしまっていたので、「あんまりゆらしたらお子さんが可愛そうだから、ゆっくり運転しますねー」と。そういったあたりも、まだ若いのにさすがジェントルマンだなと思った。

最後にポルシェを運転した感想を菅原さんに改めて聞いてみると、

やっぱり箱車って、車を無理に曲げるんじゃなくて、車と相談しながら「曲がってくれますかー?」とお願いしながら、クルマの声を聞きながら運転するイメージですよね。その方が結果的にクルマにとっても良くて、速く走れると思います。

と。なるほどなー。

やはり運転がうまい人やプロは、みんな同じことをおっしゃる。ポルシェのドライビングスクールでも、インストラクターの方から同じようなことを言われたのを思い出した。

この日は、リコさんにも、GT3をかなり楽しんでもらえたようでよかった!この時の様子は、また後日「GTSport放送局」の中で放送されるそうだ。

最後に、菅原さんがワールドシリーズで着用したユニフォームに、菅原さんとリコさんにサインをいただいて、この日は終了となった。

若い方々と交流するのは久しぶりだったが、とても楽しく有意義な時間だった。

菅原さん、リコさん、この度は本当に有難うございました。

Mina

ポルシェブログ「ポルシェがわが家にやってきた」管理人、3児の母。数年前までは、車に全く興味が無かったが、夫がポルシェを買ってきたことをきっかけにポルシェの素...

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