“ポルシェオフィスチェアー”なるもの

夫は以前から、家で仕事をするときのために「ポルシェオフィスチェアー」が欲しいと言っていた。ポルシェオフィスチェアとは、2017年7月に発売された「ポルシェ ドライバーズセレクション マスターピース」の中の商品。ポルシェ911のオリジナルスポーツシート「4ウェイプラス」 を使用して作られた仕事用の椅子だ。

手動の高さ調整、電動式バックレスト角度調整、手動ひじ掛け調整が可能で、シートや肘掛け部分にはポルシェオリジナルのブラックレザーが採用され、ヘッドレスト部分にポルシェクレストがエンボス加工されている。

ちなみに「オフィスチェア」と「オフィスチェアRS」の2種類が発売されている。

「いやいや、絶対要らんやろ（-_-）」と反論してみたものの、「家にいながらにしてポルシェのシートに座れるなんて夢の様や！」と、夫は完全に買う気になっていた。ただ、ネットではすでに在庫切れで買うことができず、ディーラー担当のHさんに問い合わせところ、わざわざドイツから取り寄せて下さった。

そして数週間経ち、ようやくディーラーに到着したとのことで、先日自宅までわざわざ届けて下さった。

実際に届いてびっくり。

でかい(；ﾟДﾟ)！！（写真では大きさがうまく伝わらないけど、相当大きい）

届けて下さったHさんに「こんな椅子、買う人がいるんですねぇ…」と言うと「うちのディーラーで言うと、ご主人で3人目です。」とのこと。いやはや、世の中には、夫のようなモノ好きな人が他にもいるのだな。

封を開けてみるとこんな感じ。

日本語で書かれた説明書もついている。電動でシート調整ができるので、コンセントにつないで充電して使用するようだ。

この座面だけパッとみると、ポルシェのシートそのもの。

電動シート調整のボタンも、ポルシェのシートと同じ形や配置だ。

当然、エアバックは装着されていない（笑）

ヘッドレストには「ポルシェクレスト」が刻み込まれていてかっこいい。また、椅子の後ろには実車のポルシェと同じようにジャケットを引っ掛けられるフックがついている。

実際に座ってみると？

ちなみに、身長178cmの夫が座り、座面を一番高い位置に調整してみたところ、このように足がつかないほど高くなった。

逆に一番下まで下げるとこんな感じに。

リクライニングはあまり出来ないけれど、いい具合に前後にしなってくれるので、パソコンをするのも快適そうだ。

夫は、

これはまさにポルシェのシートそのものや。ほぼボクスターのスポーツシートプラスとほぼ同じ。あと日本のオフィスチェアは座面が短いのが多いけど、これは座面が長いから膝も曲げやすくて、足にフィットするから座り心地が良い。クルマのシートだけあって、長時間座っても疲れが少ない。仕事が捗りそうや！

と言っていた。

ちなみに私も座ってみたが、確かに座面が通常サイズより長いことに驚いた。また、一般的なオフィスチェアよりもシートが固めで、頭の部分まで背もたれがあるので、おのずと背筋が伸びて姿勢がよくなる感じがした。確かにこの椅子に座ってパソコンをしても、全然疲れないな。

ただ、とても大きく重さも約30kg以上あるので、2階に持って上がるのは難しく、1階に常時置いておくことになりそうだ。

ちなみに価格は、わが家が買った「オフィスチェアー」で71万1720円とのこと。「オフィスチェアーRS」だとさらに約+10万円くらいするらしい。

た、高い…((；ﾟДﾟ))…っていうかわが家にある家具の中で断トツで一番高い。

でも正直言うと、大きくて場所もとるので「できれば会社に持って行ってもらって、会社で使ってほしい」というのが妻の本音だw