【ポルシェオーナーズファイル #19】718ケイマン 購入・オプション・走行レビュー

ポルシェ・ケイマン

皆さんこんにちは。「ポルシェがわが家にやってきた」管理人のMinaです。「様々なポルシェオーナーの生の声を共有してほしい!」という読者の皆さんのご要望からうまれた企画「ポルシェオーナーズファイル」。第19弾は、「ナイヤ」さんから頂いた、「718ケイマン」購入・オプション・走行レビューです。

〘オーナー情報〙
・今回紹介する愛車:ポルシェ718ケイマン右ハンドル(ベースグレード)
・ペンネーム:ナイヤ
・お住まいの地域:北陸地方 / ワンルームアパート
・家族構成:30代独身
・過去の愛車遍歴:
スズキ初代スイフト(クルマに全く興味がなかった)→スズキ2代目ワゴンR(同じくクルマに全く以下略)→ホンダ2代目インテグラタイプR【DC5型】(スポーツカーの素晴らしさに目覚めるw)
・読者へ一言:
718ケイマンはコンパクトなボディなので、スポーツカーながら日常での取り回しには全く問題ないですし、トノカバーを外せばリアラゲッジスペースに(ミドシップの割には)それなりに荷物積めますから、1台持ちしか無理の人でも問題ないほど実用性があります。
庶民でも頑張れば手が届くポルシェなら、同価格帯にSUVのマカン(直4)がありますが、僕は「ポルシェの真髄は車高の低いスポーツカー」だという思いがあり、ケイマンを購入しました。
また、「最新のポルシェが最良のポルシェ」なので、状態のいい中古車よりも新車で購入しようと思いました。(718になってからだけで2件リコール起きてますし)評論家の清水草一さんは「貧乏人こそフェラーリを買え」と仰ってますが、僕としては「庶民こそ718ケイマンを新車で買え」と言いたいですw

1)購入に至る経緯

ポルシェを選んだ理由は、「新車で買えるカッコいいマニュアル車(MT)」を探していたところ、「ポルシェ718ケイマン」に辿り着いたからです。

まず「新車で買えるカッコいいMT車」というのが大前提で探したところ、ホンダフィット5MTクロススタイル(個人的に718と共に新車で買えるカッコいいMT車)との2択になりました。

2ドアクーペの色気に惚れて718を選びましたが、Sグレード以上は予算オーバーなので718のベーシックモデルにしました。

ボクスターのオープンエアーの爽快感に憧れるも、青空駐車しか無理なので幌を痛めてしまったら元も子もないということと、「ポルシェの中で1番カッコいいデザインだ」と思ったので、クローズドボディのケイマンに決定しました。

2)オプション / 仕様

仕様は、ベースグレードの718ケイマン右ハンドル。オプションは「モデル名ロゴなし」「6段MT」「電動格納式ミラー」「リバーシングカメラ付きパークアシスト(前後障害物センサー)」「フロアマット」「助手席ラゲッジネット」でした。

・「モデル名ロゴなし」は、ボディを拭く時に少しでも凸凹が無い方がラクだと思ったからですw
・「6段MT」は、前車のホンダタイプRで、スポーティーなマニュアルシフトチェンジの楽しさに目覚めたからです。試乗車のPDKはラク過ぎて逆に面白くないと感じましたw
・「電動格納ミラー」は、狭い所に停めざるを得ない&通らざるを得ない時を考えて念のためつけました。
・「リバーシングカメラ付きパークアシスト」も同じ理由です。アパートの駐車場も狭いので。
・「フロアマット」は、付けない人がいるんですかねぇw
・「助手席ラゲッジネット」は、営業マンの方が「¥0なので付けときました」と既にカーコンフィグでチェック入れてから言ってきてくれたのでつけましたw

3)納車までの経緯

・2018年12月16日:地元ディーラーで発注

・2019年4月半ば:突然営業マンから「既にクルマは完成して、現在船で運ばれている状況です(汗)」との電話が入る(なぜ、本国から生産月決定/車両完成の連絡が無かったのかは不明w)

2019年6月2日:納車

4)所有してみて感じるポルシェの性能

新車で買えるポルシェ車の「入門モデル」ですが、シャシーもエンジンも足周りも全て標準の「どノーマル」故に、クルマ全体の剛体感と軽快感、高い走行性能と電子制御の介入のない自然なフィーリングの絶妙なバランスが最高です。

①エンジン / エンジン音

ベーシックの2リッターエンジンの性能は、「スポクロなしのMT」だと、スポーツモードですら発進加速がダルく、油断するとすぐストールしますw発進さえしてしまえばパワー、トルク、レスポンスどれも全く問題ない素晴らしいエンジンです。

発進加速のダルさが許せない人であれば、Sグレード以上の2.5リッターエンジンを選ぶのが良いと思います。

エンジン音は、個人的にはダメですね…。僕はNA時代のVTECの様な高音が好みなのです。ただ、スバリストの友人は718のこのエンジン音が大好きと言ってるので、好き嫌いの評価が激しく分かれると思います。

次のページ→ケイマンのMTの評価、乗り心地、ハンドリング、ブレーキ、メンテナンス等は?…

Mina

ポルシェブログ「ポルシェがわが家にやってきた」管理人、3児の母。数年前までは、車に全く興味が無かったが、夫がポルシェを買ってきたことをきっかけにポルシェの素...

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  • コメント ( 2 )

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  1. PorscheDreamer

    オーナーズファイル#8を書かせていただいた者です。比較的近い仕様で大変来海深く読ませていただきました。読者の参考になればと思いコメントさせていただきます。

    私の718ケイマンとの主な違いは,タイヤ/ホイールのみ(私のサマータイヤは19インチ・アドバン,ナイヤさんのは18インチ・ピレリ)でしょうか。
    トランスミッション,乗り心地/乗り味,ハンドリング/ブレーキについてはほぼ同じ印象のようです。燃費は私はノーマル主体,ナイヤさんはスポーツモード主体ということですね。

    ただ
    > ベーシックの2リッターエンジンの性能は、「スポクロなしのMT」だと、スポーツモードですら発進加速がダルく、
    > 油断するとすぐストールしますw発進さえしてしまえばパワー、トルク、レスポンスどれも全く問題ない素晴らしいエンジンです。

    の「発進」の部分だけは若干印象が異なります。718ケイマンのMTはたしかにギア比が高めです。PDKは7速,MTは6速ということもあるのか,例えば1速はMTの方がギア比が高いため,クラッチミートに繊細さを要求するのはたしかです。当然アイドリングスタートの場合は決して速くはありません。ただ,発進加速がダルいとは思いませんでした。素早い発進をするのにおいしいミートポイントは2500~3000rpmくらいで,そのまま回転を落とさないようにクラッチミート/スロットル操作してそのままフルスロットルにつなげると,びっくりするくらいの加速感が得られ,うまく発進できた満足感も得られたという印象です。このくらいだとクラッチはびくともしません。もちろんケイマンSや911にはかなわないわけですが,素のケイマンでも少しでも路面状態が悪いと4000rpmあたりでホイールスピンすることもありましたからタイヤの性能は使い切っていると思います。

    なお,オプションについてはGTステアリングとノーマルステアリングの違いは外径もありますが,スポーク部分の側面がノーマルはクローム仕上げ,GTはマットブラックというところが大きな違いだと思います。

    • MinaMina

      PorscheDreamerさん

      いつも有難うございます!
      そして、こちらに貴重な情報をコメント頂き有難うございます!

      また後日、コメント共有の記事にて、
      改めて共有させて頂きます!

      何卒よろしくお願いいたします。